ヨーロッパ17か国周遊記(イスタンブール編②)

地下宮殿の入り口が分からず散々迷い、ようやく中に入れた。地下宮殿はライトアップされ、神秘的な雰囲気。だだ、これは本当に宮殿として使われているいたのではなく、この正体は巨大な東ローマ帝国のユスティニアヌス大帝が建設させた貯水槽。貯水槽は 1列12本28列、28×12=合計336本の柱があり、 長さ138m×幅65m×高さ9mの空間。

地下宮殿

そとは雨が降って暑くジメジメしていたが、宮殿のなかはヒンヤリして気持ちがいい。イスタンブールの喧騒から離れ、静かな時間を過ごせた。

地下宮殿から戻ると、 イスタンブールに住んでいるという中年の日本人女性に声をかけられ話をしていると、絨毯店の勧誘をしてきた。この手の勧誘はトラブルが非常に多いので、遠慮しておいた。後でネットで調べて見ると、日本人女性に勧誘され、絨毯を高値で売り付けられる同様のトラブルが多発していた。日本人がこの手のやり口に加担するのはちょっとどうかと思う。。。

夕食はスルタンアフメット広場で 、ラム(羊肉) ケバブを買って食べる。ケバブは野菜も取れるし、手短に食べれるので旅行の時は結構重宝している。食後にトルコアイスも買って食べる。もちもち感がたまらない。そういえば、2008年位に日本でトルコアイスブームが起こったのを思い出した。ひと夏位でブームは下火になったけど。

夜になったので、トルコ国鉄シルケジ駅に行きホテル最寄りの駅に行く。ホテルは1泊3000円位だが、必要最低限のものが揃っており十分満足。オーナーの親父が親日的で色々世話を焼いてくれる。今日は早朝便で到着し、一日観光して疲れていたのでぐっすり眠れた。

イスタンブール2日目、8時ごろ起きて今日はどこに行こうか考える。旧市街の観光地は行きつくしたので、今日は新市街に行くことにする。取り敢えずバスで新市街の中心のタクシム広場に向かう。

タクシム広場

タクシム広場の店で軽食を取った後、ドルマバフチェ宮殿 に向かう。

ドルマバフチェ宮殿 は 1843年に建てられ、トプカプ宮殿に代わって王宮として使われていた。ヨーロッパから伝来したバロック様式とイスラム様式が合わさった豪華な宮殿で、 洋・イスラム折衷の宮殿。まあ、見たところほぼ西洋チックな感じのお城で所々イスラムテイストが混ざっている感じ。中に入ると広大な西洋風の庭があり、建物にたどり着くまで時間がかかる。建物の中より周りの庭が豪華で印象に残った。この日は昼過ぎまで雨模様。

ドルマバフチェ宮殿

庭には孔雀がいた。野生??

ドルマバフチェ宮殿 の観光を終えると、天気が良くなって晴れ間が広がった

次は旧市街のエミニョニュに向かい、 スレイマニエ ジャーミイ に向かう。
スレイマニエ ジャーミイ はアヤソフィアとブルーモスクに比べれば知名度は一段落ちるが、それでも規模が大きく、個人的にはブルーモスクにそれほど引けを取らない。外観と中はブルーモスクに似ている感じで、ブルーモスクを見た人は時間があれば訪れたほうがいいスポットだろう。

スレイマニエ ジャーミイ

スレイマニエ・ジャーミイを見終わった後、外に出てみると夕焼けが綺麗。ボスフォラス海峡に夕日が沈みイスタンブールが夕赤く染まっている。
イスタンブールのオレンジ色の屋根の街並みと夕日のオレンジ色が組み合わさって幻想的な雰囲気になっている。日が沈んだ後、ライトアップされた夜のイスタンブールを回り、夕食をどこで取るか探す。
スルタンアフメット地区と、ボスフォラス海峡の中間地点にトルコ料理のレストランがあったので、そこでケフタというトルコ風ハンバーグを食べる。食後はやっぱりトルコアイス。昨日同様に屋台で食べる。

今日はイスタンブール最後の夜。スルタンアフメット地区で、散策したりアイスを食べたりして過ごす。明日は11時の便でローマに飛ぶ予定。いよいよヨーロッパ上陸。

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