ヨーロッパ17か国周遊記(ジュネーブ編)

8月17日、この旅を開始してから約半月経った。暑いイタリアを抜け、涼しいスイスに入り、気分もいい。この旅ではこれ以降暑さを感じることはなく、20度位の冷涼な夏を過ごすことになる。

今日は朝8時にホテルを出て、約270キロ西のジュネーブに日帰り旅行。スイス国鉄に乗る。チューリヒからジュネーブ間の幹線は機関車が客車をけん引するタイプで、イタリアのように高速鉄道ではないが、最速130キロ位で走ってくれる。電車に乗ること3時間、11時過ぎにジュネーブに到着。ジュネーブはフランス国境に近くフランス語圏で、街中ではフランス語が聞こえてくる。

まずは国連ジュネーブ事務局へ向かう。ここは国際連盟時代の本部で、国際連合になってからは、ニューヨークに次ぐ規模の事務所になっている。193国の加盟国の旗がはためいている。

国連ジュネーブ事務局

街中には花時計が

ジュネーブ大学のキャンパス内には、1917年に建てられた宗教改革記念碑がある。改革派のジャン・カルヴァンの生誕400年を記念して建てられた。
ジャン・カルヴァンは、宗教改革記念碑のあるジュネーブ大学の創立者でもある。

宗教改革記念碑には、「ジャン・カルヴァン」と「ギヨーム・ファレル」、「テオドール・ド・ベーズ」、「ジョン・ノックス」の4人の宗教革命家の像が刻まれている。

宗教改革記念碑

旧市街のサン・ピエール大聖堂。宗教改革家カルヴァンが説教を行ったことで知られていて、 聖堂内にはカルヴァンが使用した椅子が飾られている。

サン・ピエール大聖堂

市内のアリアナ公園を抜けて、レマン湖畔へ
レマン湖はフランスとの国境になるスイス最大の湖。ローヌ河が流れ込んでできた湖で、西端となるジュネーヴから再びローヌ河としてまたフランスへと流れていく。
ジュネーブには125年前から名物となっている噴水があり、フランス語で ジェッドー と呼ばれるこの巨大な噴水は、毎秒500リットルの水が140mを超える高さまで上がっているそう。

4時間程度でジュネーブの観光を終え、15時にジュネーブに戻る。電車の車窓からレマン湖がずっと見えていて飽きない

チューリヒには18時頃に到着。チューリヒ市内を軽く散策し、ホテルに行って就寝した。

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