ヨーロッパ17か国周遊記(ミュンヘン編)

今日は元々チューリヒを観光するつもりだったが、昨日午後に済ましてしまったので、日帰りでミュンヘンに向かうことにした。
電車で片道5時間かかるが、現地滞在6時間を確保できるので、それなりの観光ができると思い、朝6時半の電車で出発。途中ドイツ国境でパスポートチェックがあったので、パスポートは持参しないといけない。ミュンヘンには11時半に到着。ミュンヘン中央駅から歩くこと20分、市庁舎があるマリエン広場に到着。ちなみに、ミュンヘン中央駅からはSバーン1-4、6-7ライン、マリエンプラッツ(Marienplatz)駅下車、徒歩2分位。

フラウエン教会(聖母教会)は、マリエン広場から程近い市の中央部にあり、ミュンヘンのランドマークの一つです。2つの玉ねぎ型のドームが特徴で、建物はレンガでできた後期ゴシック建築。三身廊を持つ大聖堂は、長さ109m、幅131mの大きな建物で、22,000人を収容することができる。2つの塔は、それぞれ約99mと約100m。
この場所にあった13世紀建築の教会が古くなったことから、建て替えとしてフラウエン教会が建築され、約20年をかけて1488年に完成した。ドームの完成は資金不足ゆえに1525年になった。特徴ある玉ねぎ型のドームは、それ以降の時代に玉ねぎドームブームを巻き起こし?バイエルン地方の多くの教会に採用された。

フラウエン教会(聖母教会)

マリエン広場の一角には、 フラウエン教会 と並ぶミュンヘンのランドマーク的存在の新市庁舎がある。1867年から1909年にかけて建設されたネオゴシック様式の壮麗な建物で、特筆すべきは新市庁舎の塔についている「仕掛け時計」
観光客たちはこの仕掛け時計の人形たちが踊る様子を見るために、ショーの時間にはマリエン広場に集まってくる。 この仕掛け時計はグロッケンシュピール (と呼ばれていて、毎日11時と12時(3月から10月の夏季は17:00も)に音楽に合わせて、32の人形たちが踊り出す。

新市庁舎

次にオリンピック公園に向かってみる。
オリンピック公園へは、地下鉄Uバーン:3番路線(U3)に乗って Olympiazentrum駅で降り徒歩10分。
オリンピック公園はオリンピアシュタディオンを中心とする公園で、ミュンヘンの中心部から離れたところにある。
オリンピアパークにある塔、Olympiaturm(オリンピックタワー)に上ってみた。。オリンピックタワーの高さは291.28m。192mのところに展望台がある。料金は大人7ユーロと結構安い。

タワーの頂上に登ると、オリンピック公園が一望できる。近くにはBMWの本社が見える。 BMWはBayerische Motoren Werke (バイエルン発動機製造株式会社)の略で文字通り本社はバイエルン州にある。ちなみにダイムラーベンツの本社は
シュトゥットガルト にある。 後程BMW博物館を訪れ2時間ほど見て回った。

オリンピック公園が一望できる。旧市街中心部は遠くて小さく見える程度。

次にBMW博物館に向かってみる。BMW博物館は本社に隣接しており、本社ビルの4本の筒は自動車のシリンダーを表していて、博物館はその手前のお茶碗のような建物。
博物館は、バイクや、航空機エンジン等貴重な展示も見る事ができる。BMW車の歴代モデルのコーナーでは、BMW車がどのように変化を遂げてきたかが分かる。自分はそこまで車好きでなかったが、結構楽しめた。
博物館から連絡橋でつながれた向かい側には、 BMW Weltという建物がある。ここはBMWの最先端のショールームでショップやレストランも充実。

BMW博物館

BMW博物館を見て回った後、 ヴィッテルスバッハ家の夏の離宮「ニンフェンブルグ宮殿」に向かう。この美しい白亜の宮殿は、バイエルン選帝侯フェルディナント・マリアと妻が、息子の誕生を祝って建造した。

ニンフェンブルグ宮殿

ニンフェンブルグ宮殿を出た後、地下鉄でミュンヘン中央駅に戻り、チューリヒに戻る。17時30分の電車で出発し、まだ5時間かけてチューリヒへ。チューリヒには23時に到着し、弾丸ミュンヘン旅行を終えた。この日は電車に乗っている時間が10時間、観光した時間が6時間と、移動時間の方が長かった。

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