ヨーロッパ17か国周遊記(スロバキア・ブラチスラバ編)

今日はウイーンから日帰りでスロバキアの首都ブラチスラバに向かう。早朝7時にチューリヒからウイーン西駅に到着。ブラチスラバへはウイーンから電車で1時間で行ける街で、ヨーロッパの首都間では一番近い。電車を乗り替えてブラチスラバへ。ブラチスラバ中央駅には10時位に到着し、それから市内を散策する。

ブラチスラバ中央駅から旧市街までは1キロあり歩くと15分位かかるが、1番のトラムでも行ける。駅の近くの屋台でミラノ風カツレツサンドイッチが1.5ユーロで売っていた。スロバキアはかなり物価が安い印象。
旧市街に着くとまずミハエル門が見える。どちらかというと門よりは塔といった感じ。 これは昔ブラチスラバを守っていた要塞だった。 ミハエル門はお土産屋さんが立ち並ぶ旧市街の入り口にあり、下をくぐると旧市街が広がる。塔の中は中世の武器博物館になっており、各国の剣・槍・大砲等の武器が展示されている。

ミハエル門

真っ白なロココ調の建物 大統領官邸が目に入る。 これは元々マリア・テレジアの側近の宮殿でった。観光客は外観のみで中には入れない。

大統領官邸

これはブラチスラバのシンボル的な存在、ドナウ川にかかるブラチスラバ橋の上に鎮座するUFOのような形の展望台。通称UFOタワー

旧ソ連時代の1960年代に建設され、前衛的なデザインの割には半世紀以上の歴史を持つ。 料金は大人6.5ユーロ。塔に登るとブラチスラバの景色が一望できる。ちなみに塔の中の男子トイレは開放的過ぎる(行った人はわかると思うが。。。)

UFOタワー

ブラチスラバ城から眺めたUFOタワー

イエズス会教会。1638年にキリスト教プロテスタント派の教会として設立され、現在はローマ・カトリック教会の一派のイエズス会教会として使用されている。もともとプロテスタントの教会として作られそれを転用したところから、カトリック教会で見られるような派手な内装や聖職者席、尖塔などがない珍しい作りになっている。

イエズス会教会

旧スロバキア国立劇場 1920年に建設されたスロバキア最大の劇場で、オペラ座、バレエ、劇の3つのシアターがある。2007年に新国立劇場がオープンしたため、「旧」という名前が付いているが、現在でもオペラやコンサート、バレエなど様々な催しを毎日開催している。

スロバキア国立劇場

ブラチスラバで最も人気な観光名所がこのブラチスラバ城。

旧市街の西の端にある小高い丘の上にある。旧市街から坂道を30分程度と結構時間がかかる。オレンジ色の屋根が特徴的なお城。9世紀に同じ場所に要塞が築かれ、改修を繰り返し18世紀ごろまでの間に現在の姿に大きく近づき、19世紀初頭に兵士のミスで大爆発を起こし、城が吹っ飛んでしまい、その後の大改装で今日の姿になった。

入場料は4.30ユーロと安い。 ブラチスラバ城の内部は歴史博物館として公開されていて、チェコスロバキアの歴史について一通り学ぶことができる。また、城内に入場料を払って入場しなくても敷地内は自由に入場可能で、そこからは旧市街やドナウ川等の展望を楽しむことができる。

ブラチスラバ城

城の全景

ブラチスラバ旧市街観光はブラチスラバ城への移動距離があるものの、さほど大きい町ではないので大体3~4時間あれば回ることができた。15時位にブラチスラバ中央駅に戻り、ウイーンに戻る。ウイーンには16時に到着。日が落ちるまではまだ時間がありそうなので、ウイーン市内を観光するが、これはまた続編でアップすることにする。

ブラチスラバは有名観光地ウイーンから1時間と近い距離にあり、東側諸国特有の旧ソ連チックなウイーンとは全く違った感じがする街で、ウイーンで1日時間が余ったり、違った街の気分を味わいたい人はサイドトリップ感覚で足を延ばしてみるといいでしょう。

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