ヨーロッパ17か国周遊記(ドイツ・ポツダム編)

ベルリンを午前に見終わった後、午後はポツダムに向かう。

ここでポツダムへの行き方を紹介しておこう。

ポツダムへの行き方

① Sバーン7号線ルート

Sバーン7号線に乗り、ポツダム中央駅行きの電車に乗れば、45分程でポツダムに行ける。Sバーンはドイツ国鉄が運営しているので、ユーレイルパスが使える。Sバーン7号線はベルリンの至る所を通っているのでどこからでも乗れるが、ベルリン中央駅を通っているので、分からなければ中央駅に行こう。

②ドイツ国鉄のREGIOルート

ドイツ国鉄の郊外鉄道REGIOの1号線がベルリン中央駅とポツダムを結んでおり、30分ほどでポツダム中央駅に行ける。始発駅と終着駅はベルリンやポツダムではなく、他の街からくる電車がベルリン中央駅とポツダムを経由していく。
①のSバーン7号線に比べて所要時間は15分程短いが、運行間隔が1時間に2本ほどと少なく、先に来たSバーン7号線に乗る方が早いときもある。DBによる運行なのでもちろんユーレイルパスで乗れる。

ベルリン中央駅に行き、13時30分、Sバーン7号線に乗りポツダムへ。ポツダムには14時15分ごろに到着。目指すはポツダム一番のスポット世界遺産サンスーシ宮殿。

ただ、ポツダム中央駅からサンスーシー宮殿までは結構距離がある。
ポツダム中央駅からサンスーシー宮殿までは徒歩で約20分。 夏のベルリンは涼しいので歩いてもいいのだが、キツければ695番バスが ポツダム中央駅前から出ているのでそれに乗るといい。

ポツダム中央駅から歩くこと20分。サンスーシ宮殿に到着。サンスーシとはフランス語で『憂いなし』という意味で、当時建造を命じたフリードリヒ2世は憂いまみれだったから、こんな名前を付けたんだろうか。まあ気持ちはわかる。
サンスーシ宮殿は、広大な庭園内にスポットが5か所点在しており、庭園内をかなり歩くことになるので所要時間は最低3時間ほど見ておかないといけない。

サンスーシ宮殿

ここがサンスーシ宮殿で一番の撮影スポット。宮殿へと続く階段の横にあるツタが生えた段々が印象的。サンスーシ宮殿の内部には、ロココ様式の12の部屋があり、「大理石の間」「謁見の間」、「楕円の間」等を見て回り、まあまあの広さで見て回るのに40分かかった。

次に向かったのは、バロック様式の新宮殿で、1769年に建設された。堂々とした重厚感のある建物の内部は、貝殻や化石が壁に埋め込まれており豪華さ満点。

サンスーシ庭園の南側にある一風変わった外見の中国茶館。中国茶館の内部には、中国陶磁器など茶器や壷など、美術品が陳列されている。

敷地内にはオランダ風の風車があり、ユニークなものでいっぱい。

ポツダムを見終わったのは17時を過ぎており、広い庭園を歩き回り駆け、足でも観光に3時間以上かかった。庭園内のかなりの距離を歩き体力を消費するので注意。帰りはSバーン7号線でベルリンに戻った。

ポツダムはベルリン中心部からわずか25km程しか離れておらず、30分程でアクセスでき、緑と湖に囲まれた美しい風景を眺めることができるオススメの日帰りスポット。最初から旅程に入れるのもよし、ベルリンで半日時間が余ったら行くのもよし。ただ、サンスーシ宮殿内の庭園で相当歩くのでそこだけは注意。ポツダム駅からサンスーシ宮殿まで徒歩で行くと計7キロ位は歩くのではなかろうか。

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