ヨーロッパ17か国周遊記(ドイツ・ケルン編)

8月28日、8月1日に旅を始めてからもうすぐ1か月になる。今日はベルリンからケルンに向かい、ケルン大聖堂を観光後、アムステルダムに向かう。

ホテルで朝食ビュッフェを取った後、Uバーンでベルリン中央駅に向かい、8時50分発のICE652便でケルンに向かう。

ICEについて

ドイツが誇る高速鉄道ICEは最高 320キロを誇り、ドイツ国内の至る所に路線が張り巡らされていて旅行には大変便利である。座席は全席指定でないので、ユーレイルパスでを持っていれば来た電車にそのまま飛び乗ってOK. ただ、ICEの最高時速は320キロであるものの、日本の新幹線のように全区間が高速鉄道専用線ではなく、在来線のホームに発着し、途中で高速線に乗って高速運転する感じ。

ドイツ国内の高速鉄道専用線は、320キロ運転区間、250キロ運転区間、200キロ運転区間、それ以下のように分かれていて、距離が近くても高速運転区間を走らないと意外と時間がかかるときがあり、200キロ以下で運転する区間も結構多いので、ICEはあまり高速運転しておらず、性能の割には到達時間がかかる。それでもインターシティよりは早いので利用価値は大いにある。

ICEに限らずドイツ国鉄は早割運賃を販売しているので、旅程が決まったら早いうちに購入するのをお勧めする。運賃は正規運賃でも日本の新幹線に比べると7割くらいと安い。欧州は移動の自由という考えがあり、公共交通機関の運賃は物価に対して比較的安い。

さて、8時50分に出発した電車はしばらくして高速新線に乗り、250キロ運転を始め、10時30分にハノーファー中央駅に到着。そこからは190キロ運転となり13時9分にケルン中央駅に到着。

ケルンに着いて、もちろん向かったのはケルン大聖堂。ケルン大聖堂はケルン中央駅から歩いてすぐの場所にあり、アクセスがかなり良い。

ケルン大聖堂は1248年より建設を開始し、1880年に完成し、完成までに600年以上かかっている。正式名称は「ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂(Dom St.Peter und Maria)」という。

このケルン大聖堂。今までに訪れた教会より段違いに大きい。それもそのはず、
塔を含めた高さが約157m、横幅約145mとゴシック建築の聖堂としては世界最大の大きさを誇っている。

内部はアーチ状の天井が特徴的で、荘厳な雰囲気。 鮮やかなステンドグラスも必見。天井は43メートルもあり、とにかく広い。

南側の塔は上ることができ、533段の階段を上りきると100メートルの高さの展望台に到達する。100m近い高さまで登ることができ、展望台からは、ケルンの市街地と市内を流れるライン川を見ることができる。

ケルン大聖堂を見終わった後、14時46分のアムステルダム行きICEに乗り、17時25分に着く予定だったが、信号トラブルで1時間半ほど停車した。車内アナウンスがあり、食堂車に来ればボトル入りの飲み物をくれるらしく、コーラのボトルを貰った。遅延してもこういうサービスもあるのね。電車は19時前にアムステルダム中央駅に到着し、トラムでHEMホテルアムステルダムに行く。ここは1泊4300円。設備は少し古いが問題なく泊まれる。

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g188590-d262787-Reviews-Best_Western_Amsterdam-Amsterdam_North_Holland_Province.html

旅を中盤を過ぎ、地中海側のローマから始めた旅も北海沿いまで来た。最終目的のロンドンが見えてくる。

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