ヨーロッパ17か国周遊記(ロンドン編①)

ついにこの旅の最終目的地ロンドンに到着。帰りのフライトは約10日後の9月16日にロンドンから出るので、それまでロンドンやその周囲を観光していく。

今日はロンドンから日帰りで行ける観光地、ストーンヘンジに向かう。

【 ストーンヘンジへの行き方 】

ロンドンのWaterloo駅からストーンヘンジの最寄り駅、 ソールズベリー 駅まで向かう。イギリスの電車には、オフピーク運賃というものがあり、平日の通勤ラッシュ時間帯を避ければ2割程度安い運賃で乗ることができる。

電車に乗れば、約1時間半でソールズベリー駅に到着する。駅を出て左側に向かうと、ストーンヘンジ遺跡行きのバスが待っており、ここでストーンヘンジのチケットを購入する。チケットはバス代のみが11ポンド、入場券がセットで18ポンドで買える。せっかくなので入場券セットのチケットを買おう。駅から15分程バスで走ると、ストーンヘンジビジターセンターに着く。さらに、そこからストーンヘンジまで2kmほど離れているため、別のバスに再度乗ってストーンヘンジ遺跡を目指す。

ロンドンを出て2時間半、ようやくストーンヘンジに到着。

ストーンヘンジ

世界遺産にも登録された、このストーンヘンジは、 新石器時代後期から青銅器時代にかけて3回に分けて建造されたそう。 直径100mもの円形状に立つ高さ5mの30個の立石と、中央に配置された高さ6mを超える巨大な門の石5本を中心とした遺跡。長い時を経て崩落した石も多く、現在はその原型をとどめてはいないが、研究が進み、ストーンヘンジの成り立ちは徐々に解明されつつあり、石の表面には凸凹が掘られ、倒れないようにする高度な技術が用いられていたことが分かっている。

芝生の上にストーンヘンジがそびえたっていて、のんびりした雰囲気。

帰りにソールズベリーの街に立ち寄り、ソールズベリ大聖堂 を見に行った。 ソールズベリ大聖堂 はソールズベリー駅から徒歩 10分

このソールズベリ大聖堂は、13世紀に建設され、古めかしい石造りの聖堂は初期イングランド建築の最高傑作としても知られており、マグナカルタが保存されていることでも有名。時間があればストーンヘンジとセットでの観光をオススメ。

ソールズベリ大聖堂

ソールズベリーからロンドンに帰ってきたが、電車の接続が良かったこともありまだ13時過ぎだった。午後いっぱい観光できるので大英博物館に向かう。

【 大英博物館へのアクセス 】以下4つの地下鉄駅から徒歩でアクセス可能。

  • Tottenham Court Road駅
  • Holborn駅
  • Russell Square駅
  • Goodge Street駅

博物館の入場料は無料で、任意の額を寄付金箱に入れるシステム。イギリスでは芸術は皆のもので、誰もが楽しむ権利があるという考えのもと、無料になっている。

大英博物館

このモアイ像は、1868年にイギリス海軍がイースター島に遠征した際に、現地から勝手に持ち帰ったもの、モアイ像は11から17世紀に、原住民たちによって信仰の対象として一枚岩から作られた。 持ち帰った軍が、ビクトリア女王に献上し、翌年ビクトリア女王が大英博物館に寄付して現在に至る。2018年ごろから、イースター島にモアイを返還するようにイースター島の原住民やチリ政府から要求がされており、その行く先によっては大英博物館から、イースター島に展示場所が変わるかもしれない。

ロゼッタストーン。大英博物館1番の見どころで、 エジプト考古学史上最も重要な発見物とされる。

ロゼッタストーン

ロゼッタストーンは、1799年にフランスのナポレオンがエジプト遠征を行った際、エジプトの港湾都市ロゼッタで発見された石板で、BC196年、プトレマイオス5世によってメンフィスで出された勅令が刻まれた石碑の一部。
その後、1801年にイギリス軍がエジプトに上陸し、フランス軍が降伏したことにより、イギリスに所有権が移転し、大英博物館に展示されるに至った。 ロゼッタストーンの碑文は古代エジプト語の神聖文字・ヒエログリフと民衆文字・デモティック、ギリシア文字の三種類の文字で記述されており、19世紀初めに翻訳され、エジプトのヒエログリフが解明された

大英博物館は他にも展示物が沢山あり、一日中時間を潰すことも可能。ただ、フランスのルーブル美術館ほどでもない気がする。入場料無料でそこまで込んでいないので、旅行中時間が余ったら何回も行くのもいいかもしれない。

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