11月6日、今日は早朝6時のクロアチア航空に乗り、ドブロブニクに到着。ドブロブニクへは7時に着き、市内行きのバスへ乗る。バスの車窓からドブロブニク旧市街が見えてきた。
ドブロブニク
8時のボスニアヘルツェゴビナのモスタル行きに乗り換えようとするが、タッチの差で乗り遅れてしまった。。。
時刻表には次は13時のバスだと書いてあり、バスターミナルの係員に確認したが冬季スケジュールで運行していないとのこと。よく見るとクロアチア語で下の部分に冬季は運行しないとの但し書きが書かれていた。次は15時のバスとのことだったので、それまでドブロブニクを見て回ることに。。。
ドブロブニクのバスターミナルからドブロブニク旧市街へはバスで10分、徒歩だと30分程。まずはドブロブニク旧市街の港の近くを歩いて回る。釣り人が何人か居て小魚やイカを釣っていた。海にも魚がいっぱいで、のどかな漁港みたいな感じ。
次にドブロブニク旧市街を上から眺めている。ドブロブニクは街中より上から全体を眺めた方が圧倒的に良さが分かる。
ドブロブニク旧市街全体を上から眺めるには、ドブロブニクの町の背後にある標高412メートルの「スルジ山」に登ればいい。
山頂へはロープウェーやタクシーで訪れることができるが、ケーブルカーが一般的。（後日タクシーでも登るのだが。。。 ）
■スルジ山ケーブルカー
ドブロブニクの旧市街からロープウェイの乗り場へのアクセスは、「ピレ門」から徒歩10分ほど。まあ、旧市街から山側に10分歩けば、山腹のケーブルで大体位置が分かるので迷うことはない。
ロープウェーの料金：往復150kn
ロープウェイは地上から山頂までの778mの距離を結んでいる。麓から頂上までのロープウェイでの所要時間は4分ほど。徒歩で歩くとかなりきつそうなので注意。
ロープウェーが出発すると、段々ドブロブニク旧市街の全景が見えてくる。
頂上に到着。
山頂からはオレンジ色に輝くドブロブニクの旧市街と、澄み渡る青のアドリア海、そして点々と浮かぶ島々が一望できる。その美しさは一生忘れられない風景になった。
背後の山は岩山になっており、向こうはボスニアヘルツェゴビナになっている。
頂上には19世紀にナポレオンから贈呈された白い十字架がある。この十字架は1991年～1995年のクロアチア独立戦争時破壊されてしまったが、現在は再建されている。
ドブロブニク城壁
麓に降りた後、ドブロブニクの城壁を散策する。
城壁の長さは約2キロ。徒歩で30分～1時間程で一周できる。
入場料：大人150クーナ
入り口は何箇所かあるが、分かりやすいのは、ピレ門をくぐって左手、オノフリオの噴水の正面にある入り口。チケットはピレ門を入って右側にある、ツーリストインフォで購入できる。
城壁からはドブロブニクの赤い屋根が見え、ジブリの世界のよう。
アドリア海も綺麗。
ドブロブニクはアドリア海沿い特有の温暖な気候で、南国っぽい木が生えている。11月初旬だが気温は25℃と暖かく、2週間前に訪れたフィンランドやバルト三国に比べると、雪もなく過ごしやすい。季節は冬に向け進んでいるが、気候は逆行しているという不思議な状況で、冬から逃げているようだ。
城壁を1時間かけて回り、昼食にハンバーガーを食べた後、バスターミナルに向かい、モスタルまでのチケットを購入する。価格は1,5oo円位と安い。バスの発車時刻は15時過ぎで4時間半かけてモスタルに向かう。
モスタル⇔ドブロブニクの最新時刻表は以下のサイトで確認できる。
※冬は減便になるので注意