中東周遊記(ヨルダン・アンマン編)

1月23日、13時にキプロスからロイヤルヨルダン航空で、ヨルダンの首都アンマンに向かう。ロイヤルヨルダン航空はワンワールドなので、JALのマイルが溜まる。
15時15分に、アンマンのクイーンアリア国際空港に到着。

ヨルダン アンマン

ヨルダンはアラビア半島の北側にある国で、周囲をイラク、シリア、パレスチナといった、紛争地域に囲まれてはいるが、ヨルダン国内の治安はきわめて安定しており、中東の安全地帯として機能している。

首都アンマンは、ヨルダン観光の拠点となる場所で、ペトラ遺跡や死海の玄関口となっている街。
また、アンマンにも城砦やローマ劇場などの遺跡があり、物価も安く安食堂や安宿が数多くあり、人も穏やかで親切なので 長期滞在している人が多く、中東のバンコクのような都市。

★アンマン空港から市内へのアクセス

・エアポートバス:空港から中心部の外れにある、ムジャンマ・シャマーリー行き
 (北バスターミナル) の黄色いエアポートバスが出ている。
 そこからタクシーや1番市内バスなどで市内中心部に移動することができる。
 ムジャンマ・シャマーリーから市内中心部まではタクシーだと3JDくらい  
 料金:3.65JD。(400円)
 所要時間:バスターミナルまでは1時間 。
 
クーポンタクシー:定額でぼられることはない。
 料金:18JD(2200円)

空港で両替を済ませた後、エアポートバスに乗ってアンマン市内に向かう。終点の北バスターミナル からは3キロほど距離があるが、市内のホテルまで歩いて行くことにした。エクスペディアの地図が間違っており、別のホテルの場所が掲載されていた。
別のホテルのカウンターの従業員が親切にも、泊まるホテルに電話をかけてくれて、道順を聞き出して紙に書きだして丁寧に教えてくれた。
ヨルダン人めっちゃ親切!!
ヨルダン人は親切でホスピタリティに溢れていると言われているが、これは本当らしい。
迷ったが、何とかホテルにたどりつくことができた。

今回のアンマンの宿はRiviera Hotel。1泊2200円とかなり安い。
部屋は広く清潔コスパ良し。

https://riviera-hotel.amman-hotels-jo.com/en/
(ホテルのHP)

アンマンの旧市街は安宿、大衆食堂、屋台が出ていて、居心地が良く、長期滞在に非常に向いている。実際アンマンに長期滞在してのんびりしてる人は非常に多い。

翌朝、アンマン市内の観光をする。

ローマの円形劇場Roman Amphitheater

アンマン市内中心部にある古代ローマ劇場。
ローマ帝国が西暦138年~161年にかけて建設し、当時6000人も収容できたそう。
西はイベリア半島から、東は中東まで、広大なローマ帝国の主要都市に建造されたローマ劇場。その中で最大規模かつ最も保存状態が良く、歴史的価値は高い。
遺跡の前は広場になっており、地元の人の憩いの場になっていた。
入場料:2ディナール。

ローマの円形劇場の隣に、小高い丘がありその頂上に城砦があるので、丘を登ってみる。丘を登ること10分、頂上の要塞が見えてきた。
アンマン城は標高850mと町の中で最も高い丘であるジャバル・エル・カラに建てられている。

城塞 (シタデル)

ローマ劇場の隣の丘の頂上にある要塞。丘の上にあるため、見晴らしがとてもよく、先程寄ったローマ劇場や、アンマン市街全域を見渡すことができる。
アンマン城跡には、ヘラクレス神殿跡などの遺構群があり、歩いて見て回った。
入場料:3ディナール

城塞に入り、まず目に入ったのは城塞の最大の見どころであるヘラクレス神殿跡。

ヘラクレス神殿跡

多くの遺跡が残るアンマン城のハイライトは、ローマ帝国統治時代に建設されたヘラクレス神殿跡
アンマン旧市街地の中心部の丘に街を見下ろすように立っており、歴史を経て支配者がローマ帝国からイスラム共和制に変わった今もなお、アンマンの街を見守り続けている。

城塞の上からは、白を基調とした建物が多いアンマンの街並みが一望できる。
古い中東の伝統的な建物が多く、中東に来たんだなと感じられる。
砂ぼこりと排気ガスでモヤがかかっていた。

丘の上からはローマ劇場の全景が見え、
遠くから眺めてもかなり大きく堂々としている。


ローマ劇場の反対側には、巨大なヨルダン国旗がはためいており、
アンマンのランドマーク的なものになっている。
ポールの長さは126.8mで、国旗の大きさは縦30m×横60m

城塞を降り、キング アブドッラー1世モスクに向けて歩くこと2キロ。
大きなモスクが見えてきた。

キング アブドッラー1世モスクKing Abdullah Mosque

アンマン市街にあるヨルダン最大のモスクで、 1989年に国王アブドゥッラー1世を記念して建造された。
青のモザイクタイルで装飾された巨大なドームを持っており、「ブルーモスク」とも呼ばれ、約3000人を収容可能。
ここは異教徒の観光客も入れるアンマン唯一のモスクで、 市内で一際目立っている。
入場料:2ディナール

中はステンドグラスや、巨大なシャンデリアがあり明るい雰囲気。
柱は1本もなく広い空間が確保できている。

その後歩いて7thサークル のJETTバスオフィスに行き、そこで明日のペトラ遺跡行き往復チケットを購入。明日朝6時半と早朝の出発らしい。
というわけで、明日はペトラ遺跡に日帰り観光する。

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