南米・カリブ周遊記(ボリビア・ウユニ塩湖編)

3月9日、今日はクスコからボリビアのウユニ塩湖を目指す。
10時20分のアマソナス航空便で、クスコを発ち、12時20分にラパスに到着。1時間の短い乗り継ぎのち、14時15分にウユニ空港に着いた。

飛行機から見たチチカカ湖

ウユニ塩湖

 鏡張りで有名な「ウユニ塩湖」は、一生に一度は行きたい絶景スポットとして大人気の場所。まるで天空にいるかのような絶景が広がっている。
 ウユニ塩湖は数百万年前にアンデス山脈が隆起した際、海底が海水ごと持ち上げられた場所。この湖に流れ込む川がないため、乾季に海水が干上がるとたちまち辺り一面真っ白な塩に覆われる。
 また塩湖全体の高低差がわずか50cm以内という世界で最も平らな場所であるウユニ塩湖では雨季に降った雨は流れることはなく、塩湖全体に雨水が張った状態に。これが湖面に空全体が映る、いわゆる鏡張りの現象となる。
 一般的に目にするウユニ塩湖の鏡張りは雨期のシーズンである12~3月頃。運が良いと外れた11月や4月でも見れる場合もあります。自分が現地で聞いたのは、4月14日までは鏡張りが見えたそう。
 鏡張りを確実に見たい人には湖に水が溜まる雨期後半の2月3月がオススメ。

★ウユニ空港からウユニ市内までのアクセス

ウユニ空港は市街地から4キロと程遠くない場所にあり、
規模は本当に小さく飲食店はレストランが1つあるのみ。
①バス
飛行機の発着時刻に合わせて市内中心部のアマソナス航空のオフィス前まで運行している。
料金:7ボリ(100円)
所与時間:10分
②タクシー
市内中心部まで:20ボリ(300円)

★アマソナス航空のリコンファーム

アマソナス航空はリコンファームが必須の航空会社で、リコンファームしないと最悪フライトがキャンセルされてしまう。
ウユニ出発前日までにアマソナス航空のオフィスでリコンファームしておく必要がある。空港からのバスはアマソナス空港のオフィス前に到着するので、その時にリコンファームしておくと一番いい。
また、帰りの空港行きバスの時間を確認しておこう。
空港行きのミニバスも大体フライトの2時間前にアマソナスのオフィス前から出発
自分の場合は8時5分のフライトで6時15分の出発だった。

ウユニ市内に着くと、まず中心部駅近くの穂高ツアーに行きウユニ塩湖ツアーの申し込みをした。
http://www.uyunihodakabolivia.com/en_index.php穂高ツアー のHP)
日本から予約していかなくても、前日に普通に予約できた。

ツアーは同行者を集めれば集めるほど一人当たりの金額が安くなるので、街中でもツアー同行者を探している日本人に声をかけられることもあるし、穂高ツアーの前で物欲しそうにウロウロしてると、ほぼ確実に穂高ツアーの前でたむろしている日本人がツアーに誘ってくれる。

ウユニの街は小さく10分あれば端から端まで行けてしまう。街は小さいが、ホテル、旅行会社、レストラン、お土産店など必要なものはすべて揃っていて不便はない。時計台が街の中心部にあるので、待ち合わせに便利。

穂高ツアーの前に向かうと、早速ツアー同行者を募集していた日本人に声をかけられ、明日早朝3時開始のツアーに参加することになった。
早朝3時、穂高ツアーの前に向かい、トヨタの4WDに乗り込んで、塩湖を目指すこと1時間、やっと塩湖に到着。
塩湖で水が張っている場所を探してひたすら走るのだが、時期やドライバーの腕によっては中々見つからず、鏡張りが見られずに帰ることもしばしばあるそう。
昨日はツアー会社によっては、水を張っている場所を見つけられずあきらめて帰ったところもあったらしい。

真夜中4時、広大なウユニ塩湖の周りには明かり1つ無いので、星くずをばら撒いたような星空が綺麗に見え、流れ星がも5分に1回くらい見えた。
ウユニ塩湖は鏡張りが有名だが、個人的には星空の方が印象に残っている。

5時になると、東の空が明るみ始め、星空が消えるのと同時に雲や山が湖に映り始める。

本格的に日が昇ってきた

別のツアー会社の車も湖に反射している。

青空が出てきた。

山々と雲が湖に反射する。

空と湖が一体化している

地平線の先が見えない。

朝7時半にツアー一行はウユニ塩湖を出発し、ウユニの街に戻った。ガイドにチップとツアーの支払いをした。一人当たり1000円位で結構安い。

ツアーは一般的に夜明け前に出発して星空&朝日&鏡張りの3点セットを見ることが殆ど。朝は風があまりなく鏡張りが見えやすいことも理由のひとつ。

【まとめ】

ウユニ塩湖は日本からのアクセスが大変で、中々アクセスしずらい場所ではあるが、鏡張りや星空はまさに絶景で、地球の裏側まで来る価値はある。
また、ウユニの街には日本人が非常に沢山いて、地元民より多いくらいなので、困ったときには助け合うことができ、ウユニの街に入ってしまえばそれほど大変ではない。
アマソナス航空で、クスコ→ラパス→ウユニと半日で乗り継いで行けるので、短い日数でマチュピチュと合わせて観光することも可能になっている。

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