ロシア モスクワ旅行記②

今日はホテルを出て、昨日行けなかった観光地を回っていく。

モスクワ地下鉄

モスクワ地下鉄の魅力は、ソ連時代に建設された豪華な内装。駅のホームには当時の建築家や芸術家が、社会主義リアリズムを表現したシャンデリア等の装飾を施している。特に環状5号線には、宮殿のように美しい駅が多くみられる。
また、モスクワ地下鉄は、とても地下深くに造られており、核シェルターの役割も果たしている。料金は一回35P

モスクワ地下鉄

ノヴォデヴィチ修道院

モスクワ中心部からメトロで30分くらい離れた、女子修道院。
赤い外壁と黄金の王冠のような屋根がとても印象的。黄金の玉ネギが真ん中にあり、銀色の玉ネギがいくつか周りを取り囲んでいる。
中のスモレンスキー聖堂は、一面イコンに覆われて見応えがある。
敷地内の美しい湖はチャイコフスキーの「白鳥の湖」のモデルとなったところ 。
さわやかで、天気のいい日だったので気持ちよかった。
アクセス:地下鉄スポルチーブナヤ駅

修道院の周囲はぐるりと城壁に囲まれている。 2つある門の上には教会が作られている。写真は2つある門のうちの1つのポクロフスカヤ教会

ノヴォデヴィチ修道院
ポクロフスカヤ教会

門の中に入ると、ノヴォデヴィチ修道院が見えてきた。

ノヴォデヴィチ修道院

黄金のドームを銀のドームが囲んでいる。

ノヴォデヴィチ修道院

外務省

アルバート通りにそびえ立つ 外務省の建物。ソ連時代のスターリン建築のひとつ。

外務省
スターリン建築

ボリジョイ劇場

赤の広場の近くにあるロシアを代表する高級劇場。
火災で再建されたとの事でまだ新しい感じ 。
夏はシーズンオフであまり上演されていない。
料金は数万円するほどでロシアで一番高く、高級志向。
お庭には噴水や整備された庭があり観光客や市民の憩いの場になっている。
アクセス:地下鉄チアトラーリナヤ駅

ボリジョイ劇場

モスクワ大学

モスクワ大学はロシアトップの大学で、ノーベル賞受賞者を沢山輩出し、ロシアの文化科学の中心となる大学。
高さ236メートルの威風堂々としたモスクワ大学の本館は、モスクワにあるスターリン様式の7つの建物のうち、最も巨大な建物。
中心部から少し離れた高台の雀が丘にある。
アクセス:地下鉄1号線Университет駅

モスクワ大学

コローメンスコエの主の昇天教会

世界遺産に登録されている、コローメンスコエの主の昇天教会は、モスクワ中心部から南東へ15kmほどの郊外にある。
教会のあるコローメンスコエ地区は、イワン4世からピョートル1世の帝政ロシア時代まで皇帝の別荘地だった。
教会は地区内で最も古い建物で、1532年ヴァシリー3世がイワン4世(雷帝)の誕生を祝って建てられた。
ロシア正教会といえば玉ねぎ頭の屋根を持った教会が多いが、この教会は違い、真っ白な壁に八角形の屋根が特徴。

コローメンスコエの主の昇天教会
コローメンスコエの主の昇天教会

この辺りは高台で涼しい風が吹き、モスクワ市内も一望できる。

コローメンスコエの主の昇天教会
コローメンスコエの主の昇天教会

シメオン教会

青のドームと白い壁が特徴的なロシア正教の教会。それほど有名と言ったわけでなく、街角にひっそりと建っている。

シメオン教会

夜になり、旅の最後にクレムリンと赤の広場に向かう。
暗闇にライトアップされてオレンジ色の建物が浮かびあがる。
昼間と別の姿を見ることができるので、夜のクレムリンも必見。

クレムリン 夜

暗闇にライトアップされて、浮かび上がるポグロフスキー聖堂

ポグロフスキー聖堂

夜の赤の広場も賑わいを見せる。

赤の広場 夜

翌朝アエロエクスプレスで、ドモジェドボ空港に向かい、エディハド航空アブダビ経由で帰国。5日間のモスクワ旅行が無事に終わった。

【まとめ】

モスクワは大都市で見どころが多い割には、ビザが必要な事もあり、ヨーロッパ旅行の中では比較的マイナーな観光地な位置づけとなっている。
また、ロシアという謎めいたイメージが旅行者を遠ざけているかもしれない。
モスクワでは、クレムリンと赤の広場など、旧東側諸国と文化の中心を見ることができ、西欧とは変わったもう一つのヨーロッパを感じることができるので、ビザを取る手間をかけででも、行く価値は十分にある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA