2014年5月に4日間で、チュニジアとアルジェリアを弾丸旅行した時の旅行記。
金曜夜に、カタール航空関空発で、ドーハを経由してチュニスに向かう予定だったが、オーバーブックしており、団体を優先したいからエミレーツ航空に振り替えてほしいとのことだった。到着時刻は全く同じだったので、ボランティア精神を発揮してエミレーツ航空に振り替えることに。
エミレーツ航空の機内食。ビーフステーキは品切れでフィッシュ。
早朝、ドバイ国際空港に到着。空港外の噴水を見て乗り継ぎ時間を潰す。
チュニス
チュジニアの首都チュニスは北アフリカ有数の大都市で、フランス植民地時代の面影が残るヨーロッパ的な新市街と、イスラム文化の伝統を色濃く残す旧市街との対照が魅力的。
世界遺産に登録されている旧市街メディナは、細い路地が迷路のように入り組み、地元民が金細工や水タバコ、香辛料などを売る店が軒を連ね、活気ににあふれている。 また、チュジニアはイスラム圏の中では戒律が緩く開放的な雰囲気で、旅行しやすい。ただ、くれぐれも公共の前の飲酒やモスクの中での服装に注意しよう。
ドバイで乗り継ぎ13時50分にチュニジアのチュニス・カルタゴ国際空港に到着。
★チュニス空港から市内へのアクセス
チュニス空港と市街地は8キロしか離れておらず、かなり近い。
アクセスはバスかタクシーになる。
①路線バス
35番と635番がチュニス中心部のチュニス・マリン駅まで運行している。
時間は20分、料金は0.5ディナール（20円）
②タクシー
料金は10ディナール前後（160円）
バスでチュニス市街地についてすぐ、巨大な時計塔が目に入る。
イスラム国家は街の中心にこういう時計塔が多い。
まずは、旧市街のメディナへ向かう。旧市街の入り口の門が見えてきた。
フランス門 (バブ バハル)
メディナ（旧市街）入口にある門。フランス門付近のメディナの建物は欧州建築とアラブ建築が融合がしており興味深い。
メディナの入り口で、大勢の人でにぎわっており、昔は城壁がここから伸びていたそうだが、今は門だけ。
門の裏はメディナ（旧市街）の始まりなのでこちらは人で大混雑。
それでは、チュニスのメディナに足を踏み入れてみる。
メディナ（旧市街）に入ると、細い路地が入り組んでいて地元民のローカルなお店が並ぶ。向こうにモスクの尖塔が見えてきた。
ザイトゥーナ モスク
チュニスの旧市街内にある古いモスクで、モスクを周辺の市場の雑踏に比べてとても中は静か。
2階に上がれば中庭を見渡すことができる。非イスラム教徒が見れる範囲は限られているので注意。
モスクの内部は、宗教的な感じがして静まり返っている。
旧市街のジャマア エッツィトゥナ通りをどんどん行くと
シディ・ユセフ・モスクが見えてきた。
シディ ユセフ モスク
シディ ユセフ モスクは、チュニスがオスマントルコに支配されていた17世紀に、スペインのアンダルシア人の建築家によって建てられたトルコ様式のモスク。
八角形のミナレットが特徴的。
旧市街を抜けると、カスバ広場が見えてきた。
フランス門から旧市街のジャマア エッツィトゥナ通りを歩き、
この広いカスバ広場に来て旧市街の散策は終了。
カスバ広場
この周辺はチュニジアの官公庁が多く建っており、警備が厳重で屋台等は出ていなくて殺風景な感じ。人々の憩いの場というよりは、国家権力を示す広場といった感じ。
反対側にはメディナのモスクが見える。
中央の記念碑のようなモニュメントにはチュニジア国旗が沢山はためいている。
この威厳ある建物は大統領府。
チュジニアの財務省。
カスバ広場にはモスクも面している。
カスバ広場を見終え、メディナを抜け、新市街の方へ戻ってきた。
このビルはチュジニア一の高級ホテルのホテル・アフリカ。
セントビンセントデポール大聖堂（チュニス大聖堂）
新市街のハビブ・ブルギバ通りで人きわ目を引く建物はチュニス大聖堂。19世紀に当時支配していたフランスにより建設された大きな教会。
近くにフランス大使館があるせいか常に警察官が見張っており、そのせいか周囲は安全 。
チュニスの中央駅にあたるバルセロナ駅。チュニジア各地に向けて長距離電車が出発している。アフリカの鉄道はローカル色が濃く旅情あふれる。
さて、晩御飯にありつくためにカイロ通りまで来た。
カイロ通り
新市街のカイロ通りは、食堂がならぶチュニスのグルメ街。外国人向けの高級店や、庶民向けのリーズナブルなお店も多いので是非とも訪れたいところ。
ケフタという中東風ハンバーグを注文。150円位ととても安く、羊肉にスパイスが効いていてとても旨い！
今日の宿はホテル・ティバ。新市街に位置し、部屋は清潔で快適。お値段は5600円とコスパ良し。
https://www.booking.com/hotel/tn/tiba.ja.html
近くの売店で買ったジュース。青りんご味だった。
今日は時差ボケもあり、ホテルで熟睡。快適なホテルなこともあってよく眠れた。明日は郊外のカルタゴ遺跡に向かう。