成田→サンフランシスコ→ヒューストンの乗り継いで、日本を出てから24時間後の早朝5時、コロンビアの首都ボコタに到着。ここから中米を北上していく形で旅を始める。
ボコタ
ボゴタはコロンビアの首都で、南米アンデス山脈の盆地、標高2640メートルに位置する人口770万人の南米屈指の大都市。
コロンビアと聞くと麻薬カルテルや左翼ゲリラのイメージで治安が非常に悪いイメージが一般的。 。。
しかしながら近年では経済の発展とともに治安が急速に改善してきており、ボゴタ中心地は警察官や軍人の警備により、治安は比較的安定しており、治安に不安を感じることは全くなかった。
ボゴタの観光スポットはラ・カンデリアと呼ばれる旧市街内に集中しており、旧市街内はスペイン植民地時代の建築物が多く、歩いていて楽しい。
★ボゴタ空港から市内への行き方
①トランスミレニオ
ボコタにはトランスミレニオという、BRTが整備されており安価で快適に移動することができる。
エル・ドラード国際空港から旧市街へ行く場合は、一度バスの乗り換えが必要で、空港を出て緑色の無料送迎バスに乗り込む。
空港から７番出口付近から出ると、近くにこのバス乗り場がある。
所要10分程で、トランスミレニオの駅に到着。ここでチケットを購入。
ここから、Universidades駅（旧市街の最寄り）行きのトランスミレニオに乗り、
所要30分程で、Universidades駅に到着。ここから旧市街までは、徒歩で15分程の距離。料金は100円ほど。
Universidades駅から、徒歩で市内の中心広場であるボリバル広場に向かう。
街には南米の雰囲気があふれている。道が正しいか自信がなかったので、通り沿いの店員の女性に、スペイン語でボリバル広場ってこっちで合ってる？って聞くと「 Derecho！！（真っすぐ）」と陽気に返してくれた。
言われたとおりに真っすぐ進んでいく。今日のボゴタはあいにくの雨。。。
ボリバル広場に到着！
ボリバル広場
ボゴタの中心である広場。広場にはカテドラル、国会議事堂が面している。
広場の名の由来になったシモン・ボリバルは、南米5カ国をスペインから独立させた人物であり、南米の英雄として有名。ちなみにボリビアの国名は彼の名前からとられている。
カテドラル
ボリバル広場に面して建つ、ボゴタで最も大きい教会。
南米の中心広場には必ずカトリックの大聖堂があり、街の中心となっている。
ボリバル広場に面して建つ国会議事堂。1926年に完成したネオクラシック様式の建物で、周囲は厳重に警備され威厳ある雰囲気を出している。
雨の朝九時のせいか中心広場には人がまばら。
コロンビアの最高裁判所。こちらも国会議事堂に並び、厳格な雰囲気。
ボリバル広場を後にして、ボゴタの街を散策する。白い塔が目立つ教会が見えてきた。
サン・フランシスコ教会
中心部に位置する16 世に建てられた教会で、黄金の祭壇画や彫刻や彫像などを観ることが出来る。ボゴタ市内で最も古い教会の一つ。
ボコタ市街は石造りの巨大な建造物が多い。
裏通りは、威圧的な巨大な石造りの建造物が並ぶ表通りは打って変わって、庶民的な落ち着いた雰囲気が漂う。
レモン色の外観の教会。
ボコタは中心部にも坂が多く、アップダウンが激しい。
聖母カルメン教会
珍しい赤白のストライプ柄で装飾された教会。
コロンビアはカトリックの国で、町の至るところに教会がある。
朝食を食べていなかったので、街の売店でパンを買う。ハムとチーズが挟まったサンドイッチで50円位。ボリュームたっぷりで満足。
エンパナーダも買ってみた。エンパナーダは南米でよく売られている具を詰めた揚げパン。最も多いのはひき肉が入っているもの。揚げたてで中のお肉もジューシー。
ボリバル広場から離れると、高層ビルが並ぶ大都会としての側面が見える。
ボコタ観光もそこそこに空港に戻り、次の目的地ドミニカ共和国 サントドミンゴに向かう。14時30分発の真っ赤な機体が特徴的なアビアンカ航空に搭乗。
余談だが、サントドミンゴへ1時間半位の短距離フライトにも関わらず、運賃が8万円もした。。。ローシーズンなら、日本とアメリカを往復できてしまう。
この路線に限らず、中米はLCCが存在せず、TACA航空とコパ航空の寡占なので運賃が結構高い。今回の中米内の移動でも25万位かかることに。。。
途上国の旅でLCCが運行している先進国より高くつくのは、途上国の旅あるある
機内から見たボコタ市内。
アビアンカ航空の機内食。牛肉がメイン料理。サラダが結構本格的。
コロンビアビールも出てきて満足。
1時間半のフライトのち、ドミニカ共和国のサントドミンゴへ到着。