ブルネイ バンダルスリブガワン

2014年5月、土日+有休2日の計4日間でブルネイの首都バンダルスリブガワンに旅行した記録。関空からエアアジア便で、クアラルンプールを経由しブルネイのバンダルスリブガワンへ。

バンダルスリブガワン

ブルネイは、 東南アジアにあるボルネオ島の北部に位置し、 面積は三重県と同じぐらいでかなり小さな国だが、石油や天然ガスなどの豊富な資源に恵まれ、税金が無く、医療費や教育費が無料という夢のような国。
観光スポットは首都バンダルスリブガワンにあり、オイルマネーで建設された豪華なモスクや、昔ながらの水上集落があり、 新旧それぞれの文化を楽しめる。
ブルネイは東南アジアの中でも少し知名度は低い国だが、治安は非常によく清潔で静かであり、東南アジアのごちゃごちゃした喧騒とは程遠い、東南アジアらしくない独特の雰囲気を楽しめる。東南アジアの喧騒に疲れた人はここで一休みしたらどうだろう。

クアラルンプールを経由して、朝9時にブルネイの首都バンダルスリブガワン空港に到着。

ブルネイ国際空港から市街地まではバスなどの交通機関はなく、タクシーもほとんどいない。送迎付きのホテルを予約することを強くお勧めする。空港にホテルの送迎が来ていたので、ホテルまで直行する。

車窓からの眺め

ホテルに着いて、早速市内散策に出かける。

スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク
Sultan Omar Ali Saifuddien Mosque

ブルネイのランドマークと言えば、白を基調とした造りに モスクのドーム部分が黄金に包まれているスルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク。バンダルスリブガワン中心部にあり、人工のラグーンに浮かぶ黄金のモスクとしてブルネイの象徴となっている。
1958年に作られたモスクで、名前は前国王からきているそう。

スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク

ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスク

ブルネイにある2大モスクのうち、もう一つがこの、ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスクでブルネイ最大のモスク。
こちらのモスクは現国王の即位25周年に合わせて1994年に作られたモスクで、先に紹介したニューモスクとも呼ばれてい。 礼拝堂内は礼拝の時間を除き見学可能で、受付名簿に名前を記入して入場する。
このモスクは、バンダルスリブガワン中心部から、かなり離れたところにあり、徒歩だと1時間かかるので、タクシーを使うことをお勧めする。ちなみに自分は暑い中徒歩で往復した。

ジャメ・アスル・ハッサナル・ボルキア・モスク

カンポン・アイール

カンポン・アイールは約30000人が暮らしているといわれる世界最大級の水上集落。ブルネイはオイルマネーを背景にした豊かな国だが、石油が出る前の伝統的な生活スタイルも残っている。意外なことに、水上集落には電気水道等のライフラインは整っており、中は割と豪華な作り。居住者以外も水上タクシーに乗って訪問することができる伝統的な人気観光スポットとなっている。

カンポン・アイール

中心部には人影が少なくゴーストタウンのよう。店は一応開いている。

一通り、バンダルスリブガワンの見どころを見て回ると、近くのショッピングモールに行き、チキンライスの昼ご飯。味がきちんと鳥やご飯にしみ込んで美味しい。

夜になり、涼しくなったバンダルスリブガワン中心部を散歩してみる。ブルネイは治安が良く夜も問題なく歩ける。

スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク

中心部のスルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスクがライトアップされて黄金色に浮かび上がる。

スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク
スルターン・オマール・アリ・サイフディーン・モスク

ホテルでゆっくり休んだ後、翌日はショッピングモールで時間を潰す。
今日の昼食はフライドポーク定食。サクサクした食感が良くて、一緒に頼んだバニラシェイクも美味しかった。

16時の便でクアラルンプールに飛んで、1泊2日のブルネイ観光が終了。
ブルネイは観光する場所が少なく首都だけなら一日あれば十分回れる。オイルマネーで豊かな上品な感じがして、あまり東南アジア感がしない街だった。やっぱり東南アジアはごちゃごちゃした喧騒がいいのかも?

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