カザフスタン アルマトイ

11月24日、タジキスタンの首都ドウシャンべを出発して14時にカザフスタンのアルマトイに到着。

アルマトイ

アルマトイは、中央アジアのカザフスタン南部に位置する中央アジア屈指の大都市。 アルマトイは、「リンゴの里」という意味で、昔はリンゴの木が数多くあったことからその名がつけられている アスタナに遷都する前は、かつてはここがカザフスタンの首都だった。市内には、「28人のパンフィロフ戦士公園」や「ゼンコフ正教会」等の見どころがあり、人も多く活気がある街で歩いていて楽しい。

★アルマトイ空港から市内へのアクセス

アルマトイ空港から市内へはバスが走っており、安価に移動できる。
92番バスが、中心部のサヤハット・バスターミナル(Sayakhat Bus Terminal)まで50分程度で走っており、150 テンゲ(60円)で行くことができる。
タクシーで行く場合の料金は、2500テンゲ前後だが、ぼられることも多い。

空港からのバスに乗って市内に到着し、まず目指したのは、アルマトイのメインスポットである、28人のパンフィロフ戦士公園。

28人のパンフィロフ戦士公園

「28人のパンフィロフ戦士公園」は、第二次世界大戦中に、ドイツ軍がパンフィロフ将軍率いる28人で形成されたソビエト連邦軍の防衛線を突破した際、ソ連軍の隊員たちがドイツ軍の18台の戦車を破壊したという、隊員がアルマトイ出身だったためこのような公園が作られた。
園内には、戦死者のための像やパンフィロフ将軍と一緒に第二次世界大戦で戦った戦士たちの像などが立てられていて、広場の中央では戦争で亡くなった人のために「永遠の火」が灯されている。

28人のパンフィロフ戦士公園
28人のパンフィロフ戦士公園
28人のパンフィロフ戦士公園

ゼンコフ正教会

28人のパンフィロフ戦士公園内にある「ゼンコフ正教会」は、1906年に建てられた木造の教会で、教会を建築したカザフスタンの建築家のゼンコフにちなんで名づけられた。ゼンコフ正教会は、黄色を基調としたカラフルな外観と豪華な内装でアルマトイ一番の観光スポットとして、観光客が訪れる。

ゼンコフ正教会
ゼンコフ正教会
ゼンコフ正教会

公園を出て、空港からのバスの終点のバスターミナル付近に戻ると、さっきは気づかなかったが、黄金のドームのアルマトイセントラルモスクがあった。カザフスタンはロシア正教徒も多いが、イスラム教徒も数多くいて、両者はうまく共存している。

アルマトイセントラルモスク
アルマトイセントラルモスク

街角にあった銅像。

アルマトイ市内はロシア的な町の造りになっており、路面電車が走っている。

カザフスタンのマクドナルドには、 McDonerという看板が出ていて ドネルケバブが売っている。ケバブ好きの自分にとっては日本でもやってほしい。

アルマトイの歩行者天国、通り沿いには多くの高級品店が並び、オイルマネーで豊かなカザフスタンの成長を感じることができる。

アルマトイには、共産圏時代の建物が数多く残っている。
この大きい建物は政府庁舎。

アルマトイ観光を終えた後は、バスで空港に戻り、0時のエアアジア便で香港へ向かう。今回の中央アジアの旅ではエアアスタナには5回も乗ることになった。
離陸して暫く経つと羊肉とパスタの機内食が出てきた。中央アジアらしい羊肉を使った機内食で味も美味しく大満足。

エアアスタナ機内食

翌朝8時半に香港に到着し、日本への乗り継ぎ町の時間に香港市内に出て観光をする。香港は先月行ったばかりなので、1カ月ぶりの再訪になる。
香港は雪が降る中央アジアと違って25度位で暖かい。

香港の街で、日本食が食べたかったのでカツカレーを食べた後、空港に戻り関空行きの便に乗り、6日半の中央アジア旅行を無事終えることができた。中央アジアは英語が通じにくくロシア語でのコミュニケーションが必要になるが、最低限のロシア語が分かれば何とかなるので、是非ともトライしてほしい。

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