エジプト ピラミッド

エリトリアからの便が早朝6時40分にカイロに到着。この日は夕方の飛行機で帰国するため、それまでピラミッドとエジプト考古学博物館を観光することにする。

カイロ空港からピラミッドに行くには、一旦バスでカイロ市内に出てバスでもいいが、ここはタクシーで行き時間をお金で買うことにした。カイロ空港からピラミッドへはリングロードという、カイロの外環道を通って行けるので、カイロ市内の渋滞に巻き込まれることもない。40分位で快適にピラミッドまで行くことができた。料金は1800円程度。

スフィンクスの前で降ろしてもらい、そこからピラミッド巡りを始める。ちなみに、タクシーが止まったのはスフィンクスの視線の先にあるピザハット。ピラミッドは案外カイロの中心から近いため、俗物的なものも多い。

とりあえず第一の目的スフィンクスに向かって歩く。

スフィンクス

ライオンの体に人間の頭をもつスフィンクスは、ギザのピラミッドだけではなく、古代エジプトの神殿などでよく見られる。数あるスフィンクス像の中でも、ギザのスフィンクスは長さ57m、高さ20mもあり世界最大。とはいえ、まわりのピラミッドが大きいせいか。想像していたよりも大きくない。。。

スフィンクス

スフィンクスを見終わったあとは、ピラミッドに向けて歩き出す。朝8時に入場したので、人が少なく究極にウザいと有名なラクダ乗りの勧誘もなく快適。

スフィンクス

向こうにはカイロ市街が広がっている。

ピラミッド

エジプトといえば最初に連想されるイメージとして、上がってくるピラミッド。実際に世界遺産にもなっており、多くの旅行客が訪れる場所になる。

スフィンクスの後ろがカフラー王、右がクフ王、小さい左ものがメンカウラー王のピラミッド。

ピラミッド

古代のエジプト史上最大のピラミッドであるクフ王のピラミッドは、高さ138.8メートルで、完成当初の外観は今とは全く違い、全部の面が花崗岩の化粧石で隅々まで覆われ、非常にきらびやかで美しかったそう。ピラミッド内部の観覧もできるようになっており、1日300人限定となっていて、狙うなら朝一番がオススメ。

ピラミッド

近くで見ると違った迫力がある。

ピラミッド

三大ピラミッドの中央にあるカフラー王のピラミッド。上部だけがそのまま残っているのが特徴。

高さ自体は136Mと、一番高いものの、岩盤がクフ王に比べてやや高くなっているため、実際の高さはクフ王のピラミッドが最も高いことになる。参道の入り口にスフィンクスが鎮座しており、ピラミッドと一体化したように見えるスフィンクスはカフラー王のピラミッドのみ。

ピラミッド
ピラミッド
ピラミッド

ピラミッドの西はずっと砂漠が広がっている。

ピラミッド見学を早朝に終え、時間にも余裕があったので、乗り合いバスと地下鉄を乗り継ぎ、カイロ市内に行きエジプト考古学博物館 に向かった。

エジプト考古学博物館

エジプト・カイロ観光の目玉の一つ、エジプト考古学博物館。紀元前2000年にも遡る、重要な文化財が20万点も保管されている歴史ロマンの宝庫。ツタンカーメンの黄金のマスクを始めとして、古代エジプトの文化遺産が陳列されており、だ謎に包まれた古代エジプトの魅力に圧倒される。

エジプト考古学博物館

博物館に入ると、そこら中にゴロゴロと古代エジプトの展示品が所狭しと展示されている。

エジプト考古学博物館

ルクソール神殿の礎を建設した、第18王朝の王アメンホテプ3世とその妻ティイ像

エジプト考古学博物館
エジプト考古学博物館

博物館最大の目玉、誰もが知っているツタンカーメンの黄金のマスクと棺

※当時は撮影可能だったが、2020年現在は撮影不可となっている。

黄金のマスクは3,000年が経過したとは思えないほどの輝きを放っており、ラピスラズリなどの装飾も見事。永遠に生き続けることを願った王の望みは、今も輝き続ける黄金で叶えられているようだ。

王の棺

帰りは、バスで空港まで時間に余裕をもって向かい、カタール航空ドーハ経由で関空に戻った。

これで、2016年新年を跨いだ、エジプト・エリトリア旅行が無事に終わった。次は同じ1月に、近場の台湾縦断旅行をする。

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