中国 武漢

重慶から中国南方航空で1時間半かけて武漢に飛ぶ。武漢に着いたのは23時。空港からタクシーで予約していたホリデイイン武漢に向かった。料金はメーターで105元。中国のタクシーは安くて便利。

今日の宿のホリデイイン武漢は、観光地の晴川閣に近く、部屋は清潔で広々としてオススメ。

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g297437-d305965-Reviews-Holiday_Inn_Wuhan_Riverside-Wuhan_Hubei.html

ホテルの外観

武漢

武漢は、中国中部の長江と漢江が交わる地点にある都市。春秋戦国時代には楚に属しており、三国時代には赤壁の戦いの舞台となった。武漢には江南の三大名楼の1つとなっている黄鶴楼、晴川閣、帰元禅寺など歴史的な観光スポットとなっている。2020年現在は新型コロナの発祥地として悪い意味で有名となってしまったが、元々は歴史溢れる素晴らしい街なので、コロナが落ち着いたらお勧めしたい場所。

ホテルを9時にチェックアウトし、ホテルの隣にある晴川閣に向かう。

晴川閣

長江のほとりに建つ晴川閣。黄楼閣とは長江を挟んで向かい合う位置にある。もともと、晴川閣は明の時代の楼閣だが、現在のものは1983年に再建されたもの。楼閣の一番上からの眺めは絶景で、雄大な長江を間近に見ることができる。

晴川閣の入り口の門。

晴川閣の仏閣

晴川閣の敷地内を散策する。

禹稷行宮は南宋の時代に建てられたとされている。以後、武漢において夏朝の創始者である伝説的な禹帝を祀る施設とされてきた。

夏朝の創始者である禹帝の像が祀られている。

入場料がかからないこともあり、地元の人々の憩いの場所になっている。

長江脇の建物の2階に上ると、長江を行き来する船や、武漢長江大橋、テレビ塔などが見える。

武漢長江大橋

武漢長江大橋は武昌と漢陽を結ぶ鉄道・道路両用の橋。橋の全長は1670m、橋梁部分の長さは1156mで、橋桁まで北岸303m、南岸211mある。

晴川閣の次は、地下鉄で帰元禅寺に向かう。

帰元禅寺

帰元禅寺は武漢市漢陽区にある歴史ある寺で、創建は清朝の1658年。敷地面積は約47000m2と広大で、韋駄殿、大雄宝殿など200余りの建物が境内に建っている。特に羅漢堂では、表情の異なる金色の羅漢500体が祀られている。各建物の前では、人々が熱心に祈りを捧げている。

帰元禅寺の入り口の門。チケットを買ってここから広大な敷地に入る。

敷地内に入るとまず、大きな楼閣が見えてくる。

建物内部には仏像が祀ってあった。

敷地内には数多くの寺があり、地元民がお祈りを捧げていた。

獅子舞のような像と仏閣。

双面観音 かなり大きく敷地内のどこからでも見える。

カラフルで派手な外観の寺院

中には黄金の仏像が。

八角塔が敷地の近くに建っていた。

帰元禅寺から武漢最大の見どころ黄鶴楼にタクシーへ移動。武漢は地下鉄が発達しているものの、観光地が微妙に駅から遠い。

黄鶴楼

黄鶴楼は武漢を代表する観光スポットかつ、江南の三大名楼のひとつで、長江大橋手前、武漢市街を眺望する位置に立っており、遠目からも美しさが際立つ楼閣。最初にこの高台に楼を築いたのは三国時代呉の孫権だが、時代を経て何度も再建された。

入り口から最初に目に入ったのが、勝像宝塔で、1343年に造られた歴史ある塔だそう。

巨大な黄鶴楼の建物が見えてきた。

黄鶴楼の中に入り、階段で展望台を目指す。高さは51m。各階には、絵画や美術品飾られている。

ミニチュア模型と、その後ろには詩が刻まれている。

昔の様子を表した壁画

階段を登り切り、頂上に到着。展望台からは武漢の景色を一望することができる。

線路と貨物列車。中国の貨物列車は編成がかなり長い。

派手な天井の鐘

鵝池 広大な敷地内は一部公園のようになっている。

正面から見た黄鶴楼

武漢の見どころを一通り見終わった後、武漢駅に向かい、重慶に戻る。重慶には動車組という時速250キロの新幹線で7時間の旅程。

乗車前にハンバーガーで腹ごしらえ。

ホームには緑の車両の長距離寝台特急も入線してきた。

自分が乗る新幹線が入線してきた。これから重慶まで7時間の長旅となる。

次は重慶と宿泊したインターコンチネンタルホテルを再び紹介していく。

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