南アフリカ ケープタウン

2016年のお盆休みに、南アフリカ、ビクトリアの滝、ナミビア、ボツワナ、レソト、スワジランドに行った旅行記。まずは最初の目的地の南アフリカ共和国のケープタウンへを目指す。

金曜定時後に阪急と南海電車を乗り継いで関空へ直行。そこから23時半のエミレーツ航空でドバイへ。離陸して1時間するとハンバーグが出てきた。

翌朝5時、ドバイ国際空港に到着。チェックイン時にミールクーポンを貰ったので、ターミナルCのケバブ屋で朝ごはん。

ドバイで乗り継ぎ後、最初の目的地のケープタウンに向けて出発。機窓からはブルジュ アル アラブやパームジュメイラが見える。

アラビア半島を過ぎて、アフリカ大陸に差しかかったところで昼食が出てきた。今回のメニューはビーフシチューにマッシュポテトを添えたもの。ビーフが美味しくマッシュポテトもボリュームたっぷりで美味しい。エミレーツは何十回も乗っているが未だに機内食で外れを引いたことがない。

ドバイを出発してから10時間、テーブルマウンテンが見えてきた。もうすぐケープタウンに到着。

ケープタウンは赤道からはるか南、アフリカ大陸の南端に位置する南アフリカ共和国第二の都市で、街の背後にそびえるテーブルマウンテンと南大西洋が美しい街。南アフリカは治安が非常に悪いイメージがあるが、それは最大都市ヨハネスブルクの話で、ケープタウンに関しては、白人富裕層が多いせいか治安はさほど悪くなく気を付けていれば普通に観光できる。

ケープタウン空港に到着後、空港の真ん前にあるROADLODGEホテルに宿泊。空港から徒歩5分の立地は本当に便利。

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g5509852-d1168946-Reviews-Road_Lodge_Cape_Town_International_Airport-Matroosfontein_Western_Cape.html

翌朝ホテルを出て、空港前のバス停からケープタウン市内へ向かう。公共交通機関ではMyCiTiのエアポートバスが安全で便利。

5:00 ~ 21:30(土日は6:00~)の間、30分間隔でダウンタウンのシビックセンターまで運行しており、バスターミナルになっているシビックセンターからは、他のバスに乗り換えてウオーターフロントなどに向かうことができる。

空港からシビックセンターまで所用30分。料金は片道R100(700円)。

シビックセンターに到着後、ケープタウンの街を散策してみる。最初に向かったのはケープタウン市庁舎。かなり立派なコロニアル建築で、重厚感があってかっこいい。建物はとても迫力があるが、周囲はあまり治安のよいエリアではないのでピリピリしていた。

ケープタウン市内には歴史的な建築物が数多くあり、まるでヨーロッパにいる感じがする。

英国式の教会。南アフリカはイギリスの植民地だった関係で、プロテスタントの英国式教会を多く見かける。

街は思ったよりは治安が悪くなく、白人も多いのでヨーロッパ感覚で普通に歩ける。これがヨハネスブルクの中心街だと一発で強盗に合うらしいが、ケープタウンはそうでもない。ただ、売店の親切なインド系のおっちゃんが、ケープタウンは治安が良くないから気を付けるように言ってくれた。実のところはどうなんだろう。。。

テーブルマウンテンに行くバスはないか調べてみたが、どうやら公共バスはテーブルマウンテンに向かわないらしく、HOPON・HOPOFFバスのルートの中に、テーブルマウンテンの麓のロープウェイ乗り場を通るらしい。早速HOPON・HOPOFFバスのチケットを買い、(1500円くらいした)テーブルマウンテンの麓のロープウェイ乗り場に向かう。

バスに乗ること30分。ロープウェイ乗り場についたが、雲が立ち込めていて、今日は運航中止とのこと。。。

テーブルマウンテンからはかろうじてケープタウンの街並みが雲の間から見える。

気を取り直して、テーブルマウンテンからダウンタウンに戻る。ダウンタウンへは海沿いの道をひたすら走る。

海沿いには砂浜が広がり、その付近には別荘や高級ホテルが立ち並んでいる。この国は富裕層と貧困層の格差が激しいといわれ、リッチなところはとことんリッチな国である。

海岸を走ること30分、ダウンタウンの手前にあるウオーターフロントでバスを下車。

ウオーターフロント

ビクトリア&アルフレッド湾とケープタウンの旧港を中心とする再開発地域。海沿いに19世紀の英国植民地時代の建物が再現されて、ショッピングセンターやレストラン、ホテルなどが集まった観光スポットとなっている。特にショッピングセンターでは、地元のオーガニック食品や、海産物を取り扱っておりお土産を買うのに最適な場所。ここは観光客が多く、厳重に警備がされていて夜でも観光客で賑わっており、治安が若干悪いケープタウンの中にあって、安全なオアシスのような場所。ケープタウンの治安に不安がある人は、ウオーターフロントに宿を取り、観光の起点にするとおススメ。また、ほとんどのツアーがウオーターフロント発着になっており、利便性も良い。

ウオーターフロント

観覧車も回っている。

ウオーターフロント

こちらは南アフリカでノーベル平和賞を受賞した4人の銅像。受賞者の中でも、アパルトヘイト政策による27年の獄中生活を経て南アフリカを民主化へと導いた故ネルソン・マンデラ元大統領は有名で、ヨハネスブルクにも大きな銅像があった。今日はマンデラ大統領の頭にカモメが止まっている様子。。。

ウオーターフロント

港には富裕層のヨットやクルーザーが多く停泊している。

ウオーターフロント
ウオーターフロント

観光客が乗れるクルーザーもある。

ウオーターフロント

午後になったので、ダウンタウンに戻り、地元人でにぎわっているフードコートでお昼ご飯。この大きさのピザで約400円ほど、先ほどのウオーターフロントは完全に観光客向けのスポットで物価は欧米並みだが、ダウンタウンは物価が安く、安い地元グルメを求めたい人はこちらで食事を取ってもいいかもしれない。

小腹がすいたのでフライドポテトも買った。少し食べすぎたか。。。

ダウンタウンは英国植民地時代の建物に加え、アパルトヘイト時代のアフリカ文化から生まれたデザインの建物を見かける。

ダウンタウンの様子。ウオーターフロントに比べるとアフリカ感が強い。夜は治安が悪化するらしいので(特に駅や市庁舎近く)出歩かないほうがいい。

午前中は雨だったが、午後は曇りとなり、夕方には晴れ間が出てきた。ケープタウンのダウンタウンは夕方から治安が急速に悪化するので、16時前には空港行のバスに乗り、空港近くのホテルに向かう。バスの車窓から見える雲が綺麗。

空港近くのホテルに到着。明日は早朝7時にケープタウンを出発し、隣国のナミビアの首都ウィントフックに飛ぶ。

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