ナミビア ウィントフック

ケープタウンを朝7時の早朝の南アフリカ航空で出発し、ナミビアの首都ウィントフックに向かう。離陸してから暫くすると、コールドミールではあるが機内食のハムとフルーツが出てきた。

ウィントフック空港に到着。空港から市内までは40キロとかなり離れており、公共交通機関はなく、タクシーのみ。料金は500ランド=3500円だった。空港からウィントフックまでは草原の一本道をひたすら飛ばしていく、途中イボイノシシなどの野生動物にも遭遇。

ナミビアの首都ウィントフックは、植民地時代の1892年にドイツ領西アフリカの首都となったことから、今日でもドイツ系住民が多く、ドイツ風の街並みが残されているドイツ語の通りの名前が多いことからも、ドイツとのつながりを感じさせる。街にはドイツ風の教会や、ナミビア国立博物館、隕石が展示されているショッピングセンターもある。街並みは綺麗で開放的であり楽しく歩いて回ることができる。

ウィントフック市内に到着、市内は整然としてごちゃごちゃしたアフリカ感がない。カラフルな建物が多く、去年行ったカリブ海の島々の街の雰囲気に似ている。

クリストゥスキルヒェ

ウィントフック中心部の丘に建つクリストゥスキルヒェは、ナミビアがドイツの植民地だった1907~10年ごろに建設された、ドイツ様式の福音派教会。クリストゥスキルヒェは、ドイツ語で「キリスト教会」という意味。ウィントフックの街で一番の見どころで、メルヘンチックなその外観を見にウィントフックを訪れた観光客は必ず訪れる。

クリストゥスキルヒェの隣にある巨大なナミビア国立博物館に向かう。

National Museum of Namibia ナミビア国立博物館

街の中心にある巨大な博物館。北朝鮮のお金で建てた建物で、エレベータで登るとナミビアの独立戦争の歴史が学べる展示物が沢山ある。入館料は無料なので気軽に訪問してみるといい。外観も内部も共産主義っぽい感じで、内部には全体主義のプロパガンダっぽいものが展示されている。

入り口にはナミビア独立戦争の英雄で、初代大統領のサム・ヌジョマの銅像が。

館内にもサム・ヌジョマ大統領の像がある。独立戦争の英雄がそのまま大統領になるアフリカでよくあるパターン。

館内は1966年から90年にもわたる南アフリカからのナミビア独立戦争に関しての展示で埋め尽くされている。

色々情報量が多い壁画。

ここにもサム・ヌジョマ大統領。

戦車のレプリカ

南アフリカ軍との戦闘の壁画。

博物館の頂上には展望台があり、ウィントフックの街並みを一望できる。さすが一国の首都だけあって、中心部にはビルが立ち並んでいる。

隣にはクリストゥスキルヒェが建つ。

ウィントフックの街並みは整然としていて、スラムのような場所がない。きわめて人工的な感じがする。

展望台から降り、ウィントフックの街歩きを続ける。この町はメイン通り沿いにほどんどの見どころが集まっていて観光がしやすく、メイン通り以外歩く必要がないので、治安面でも好ましい。ちなみに、ウィントフックは見た目は整然として治安がよさそうだが、強盗が多発しており、日中メイン通りを歩く分には問題ないが、裏通りは入らないほうがいい。

休憩にソフトクリームを買った。ウィントフックは草原で気温は20度くらいとそれほど暑くなく快適。ソフトクリームが冷たく少し寒くなった。。。

メイン通りを歩いていくと時計台があり、右に曲がると大きなショッピングセンターがある。フードコートやスーパーマーケットもあるので食事や買い物を済ませるのにとても便利。

メイン通りを右に曲がり、ショッピングセンターに向かって歩く。ここは、メイン通りではないが、きちんと整備され人通りも多いので治安面でも安全。

通りに隕石が展示してある。これは正真正銘本物の隕石でかなり価値があるものだとは思うが、こう野ざらしにしていいものだろうか。。。

この隕石は触ることができ、鉄のように冷たい。

ショッピングセンターが見えてきたので、中に入って散策する。建物はカラフルで明るい雰囲気。

フードコートがあったのでここで昼食にする。バニラシェイクがあったので、食前に注文。バナナとクリームが乗っており、日本とものとそん色ないくらい美味い。

メインはリブステーキ。脂身がないアメリカ風のステーキ。味付けがいい感じにされていて、かなり美味しかった。値段は1000円ほど。

スーパーで買い物をしてホテルに戻る。メイン通りとショッピングセンターを結ぶこの通りは街中で一番賑わっている。

今日のホテルは、プロテア ホテル フュルステンホフ。中級ホテルで設備はまあまあ、アフリカではあまり安いホテルに泊まると治安の危険があるので、ある程度高いところに泊ったほうがいい。

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g293821-d602423-Reviews-Protea_Hotel_Windhoek_Furstenhof-Windhoek_Khomas_Region.html

2人ベッドとシングルベッドのベッドルームが2つある。一人旅だと持て余してしまう。。。

スーパーで買ってきたソーダとレモン味のお酒で晩酌。

朝食もついていてお得。

ホテルをチェックアウトした後は、タクシーで空港まで向かい、次の目的地ビクトリアフォールズへ。

ナミビア航空の機体。CRJの小型機でジンバブエのビクトリアフォールズ空港へ飛ぶ。

離陸してしばらくすると、機内食が出てきた。ハンバーグと粟のメニュー。アフリカの航空会社らしいユニークさ。味は結構いける。

アフリカの地ビールとワインを貰った。アルコールが出てくるのは嬉しい。

19時にジンバブエのビクトリアフォールズ空港に到着。

次は世界三大瀑布のビクトリアフォールズを紹介していく。

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