インドネシア ジョグジャカルタ

2016年の9月に4日間でジャカルタとジョグジャカルタを旅行した記録。今回は日本航空を使い、伊丹空港から成田空港を経由してジャカルタに飛ぶ。珍しく日本航空が64000円と最安値だったので、日本航空を使った。ほんとはガルーダインドネシアで行きたかったんだけど。。。

ジョグジャカルタは、ジャワ島中部にある古都。ジョグジャカルタには、世界遺産のボロブドゥール遺跡やプランバナン寺院があり、インドネシアでもバリ島に次ぐ人気の観光地。物価が安いためリーズナブルにステイできてしまうことも旅行者にとっては嬉しい。

離陸して1時間、パスタの夕食が出てきた。ビールはエビスビール。JALの機内食は安定的に旨い。

離陸後6時間、ジャカルタに近づいてきた。

ジャカルタで入国審査を済ませ、国内線に移動しライオンエアでジョグジャカルタに移動。ジョグジャカルタ空港に到着後、ジョグジャカルタ市内へ鉄道で移動。

電車がやってきたので、ジョグジャカルタの中央駅に向かう。

ジョグジャカルタ駅から歩いて、マリオボロ地区のインナ・グランデホテルに向かう。

https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g294230-d450832-Reviews-Grand_Inna_Malioboro-Yogyakarta_Region_Java.html

インナ・グランデホテルは高級ホテルにしては、価格が4700円と安く朝食もついている。

腹が減ったので、近くの屋台にナシゴレンを食べに行った。見た目によらず、激辛だった。。。

翌朝ホテルからの眺め。ジョグジャカルタの街はオレンジ色の屋根が並んでいて美しい。

朝食はインドネシア料理のビュッフェ。インドネシア風焼きそばがあって大満足。

朝食をとった後は、バスに乗って、バスに乗ってボロブドゥールに向かうバスが出るバスターミナルへ。

ジョグジャカルタ市内からボロブドゥール遺跡までは20km以上離れていて、ボロブドゥール遺跡への長距離バスは、ジョグジャカルタ市街地の北西はずれに位置するジョンボール(JOMBOR)バスターミナルから出ている。

バスターミナルからミニバスに乗ること1時間半、ボロブドゥールに到着。ボロブドゥールのバスターミナルからボロブドゥールへは1キロほど歩く。

ボロブドゥールに到着。入場料25ドルを払い入場する。

ボロブドゥール

インドネシアのジャワ島にある世界遺産ボロブドゥール寺院遺跡群は、密林の中にひっそりと佇む世界最大の仏教遺跡です。約1000年もの長い間、密林に覆い隠されていた世界最大の仏教寺院であるボロブドゥール。約200万個の岩ブロックを1つ1つ積み上げ、一辺が約120mの基壇の上に5層の方壇、さらにその上に3層の円壇、頂上には大ストゥーパが配置され、まるでピラミッドのような構造を持つボロブドゥール寺院は、カンボジアのアンコールワットよりも約300年も早い、8世紀後半頃から建立された。    仏教の世界観を表した壮大なスケールの遺跡で、繊細な壁画がびっしりと刻まれた回廊や、ストゥーパ(仏塔)が並ぶ円壇など、素晴らしい仏教芸術に触れることができる。

寺院の下層から上層へいくにつれ「欲界→色界→無色界」という仏教の三界が表現されており、順に見ながら最上層へ上っていくと悟りが開けると言われている。

ボロブドゥール

汗だくになりががら、ピラミッドのような仏塔を一歩一歩登っていく。円壇上にはボロブドゥール寺院のシンボルとも言えるストゥーパ(仏塔)が、3層にわたって林立している。釣り鐘形の小ストゥーパが並ぶ光景は、まさに圧巻の一言。

ボロブドゥール
ボロブドゥール

ボロブドゥールの壁面を飾るレリーフパネルは、ブッタの生涯などのさまざまな物語を描いたものが1460枚、装飾用のレリーフパネルが1122枚ある。東面の門から入り、それぞれの階の回廊を左手の方に向かって歩けば、物語に沿って見ることができる。

ボロブドゥール

地面に接した最下層の壁面にも、160枚のレリーフパネルがありますが、改修時の補強の石組みによって覆われてしまい、現在では見られない。そこには「マハ・カルマ・ウィバンガ」という物語を元に、煩悩に捕らわれている人間の生が描かれている。

ボロブドゥール

麓から登ること20分。ボロブドゥールの頂上に到着。

ボロブドゥール

ストゥーパの眼下には深い森が広がり、遠くにはムラピ山を望むことができる。

ボロブドゥール

ここから眺める景色は絶景。

ボロブドゥール

ボロブドゥールの敷地内には美しい庭園がある。

ボロブドゥール

考古学博物館のすぐ近くにあるサムドララクサ博物館に入ってみる。展示ホールの中心には、ボロブドゥール寺院に刻まれたレリーフをもとに作られた、アフリカやヨーロッパとのスパイス交易のために使われていた巨大な船サムドララクサ号が展示されている。

ボロブドゥール寺院の全体像を写真に収めるのは難しいが、北西の角からだと上手く撮影できる。退場する前に、ぜひ一枚撮ってみるのをお勧めする。

ボロブドゥール

ボロブドゥール観光を終えた後は、再びバスでジョグジャカルタに戻る、途中バスが故障して立ち往生し、代わりのバスが来るまで待つというアクシデントもあったが、2時間半かかて何とかジョグジャカルタに戻ることができた。

ジョグジャカルタの街を少し散策してみる。ジャカルタほどの喧騒はないが、人が多くそこそこに賑やかな街。

イスラム国家らしい立派なモスクがある。

ジョグジャカルタからバスでプランバナン寺院へ向かう。プランバナン寺院はジョクジャカルタ空港の近くで市内からバスで30分ほど。

プランバナン寺院群

世界遺産「プランバナン寺院群」は、プランバナン歴史公園内に建つプランバナン寺院と、セウ寺院と、歴史公園近郊にあるカラサン寺院、サンビサリ寺院など、合わせて240の仏教寺院・ヒンドゥー教寺院からなる複合寺院。今日訪れたのは代表的なプランバナン寺院。9世紀のマタラム王国時代に建立されたプランバナン寺院は、中央にそびえる高さ47メートルの尖塔を持つ「シバ聖堂」と、その左右にブラフマー神とヴィシュヌ神を祭った、高さ23メートルの堂が特徴的。

インドより仏教・ヒンドゥー教がジャワ島へ伝えられると、古くから伝わる文化や芸術と融合していき、建築様式は「ヒンドゥー・ジャワ建築」と呼ばれ、遺跡内にはシバ神の像や、彼の乗り物であるナンディンと呼ばれる牛などが置かれている。

ロロ・ジョングラン寺院の正面から。

プランバナン寺院群

寺院の中は狭いが入ることはできる。

プランバナン寺院群

シヴァ神殿の右下の観光客と比べるとその巨大さが分かる。神殿の高さは50m近い。

プランバナン寺院群
プランバナン寺院群

近くから見ると神殿の巨大さに圧倒される。

プランバナン寺院群

遺跡公園最北部にあるセウ寺院。ロロ・ジョングラン寺院からは1キロ離れており、20分程度で到着。正面となる東側が入場口。

プランバナン寺院群

プランバナン寺院から空港へはバスで10分と非常にアクセスが便利。空港で晩御飯の鶏肉とチャーハンを食べる。空港という場所柄のせいか、マイルドな味付けで美味しい。

ライオンエアに乗って、ジャカルタに出発。インドネシアはLCC大国でシティリンクや、ライオンエア、エアアジアなど複数のLCCが飛んでおり、運賃は3000円くらいで済んだ。

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