10月26日、今日はヘルシンキを出発し、 フェリーでエストニアのタリンに向かう。ホテルから外を見ると、夜のうちに雪が降っており辺りは雪景色に。
ホテルから徒歩で30分かけてフェリー乗り場へ行く。 タリン行きのフェリーの運航会社タリンクシリヤラインは、中心部から約2.5kmはなれたWest Terminalから出航する。ヘルシンキ中央駅からはトラムの9番でLänsiterminaaliまで行ける
タリンクシリヤラインのサイトはこちら⇒
https://www.tallinksilja.com/ja/japanese
前日にリンダラインという高速船を予約しに行ったのだが、明日は天気が悪いので欠航と言われ、フェリーなら通常運行なのでフェリーに乗るように勧められ、明日のチケットを購入した。どうやら、冬の季節は海が荒れ欠航が増えるらしい。
フェリーの時刻は朝10時30分発なので、9時にはターミナルに着いて、チェックインをする。タリンまでは2時間の船旅になり、到着予定は12時30分。フェリーの中は広く、ビュッフェ形式の昼食会場もある。船内を散策しているとあっという間に2時間が経ち、定刻通りの12時30分タリンに入港した。タリンの港から中心部までは徒歩15分程度。港近くのホテルにチェックインし、雪が降っていて寒いので、近くのスーパーでお酒、パン、コロッケ等を買って、部屋で食べた後今日はゆっくり休むことに。にしても、10月末に積もるほど雪が降るのね。。。
今日泊まったホテルは、Marine Keskus。内装が木目調で家庭的な感じがする。価格も2000円位とリーズナブル。
http://marine-keskus.hotelintallinn.com/ja/
10月27日、今日は雪もやみ快晴で観光日和。早速タリンの街歩きをする。ホテルを出て街の中心部に向かう。昨日の雪が残っている。
ホテルから歩くこと15分、旧市街への入り口となっている「ヴィル門」に到着。旧市街の観光はここから始まる。ヴィル門は14世紀に建てられた2つの石の塔で、その周辺には、土産屋や花屋が立ち並び賑わいを見せている。
ヴィル門
タリン旧市街の入り口にある、自由広場。桜の木が植わっており春になると桜が綺麗らしい。一角には日本大使館がある。
自由広場に面して建つ、聖ヨハネ教会。黄色い外観が特徴。
聖ヨハネ教会
この玉ねぎドームが特徴的なロシア正教会は「アレクサンドル・ネフスキー大聖堂」。タリンにある教会の中でも最も大きく、タリンのランドマーク的存在、19世紀末に建築されたこの教会は、ソ連支配の象徴だったため、取り壊しが検討されていたが、結局残すことにしたそう。人生で初めて見るロシア正教会。
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
「ラエコヤ広場」は、タリン旧市庁舎前にある大きな広場で、タリンの街の中心に位置している。オンシーズンの晴れた日にはオープンテラスのレストランで食事が楽しめるそうだが、今日は雪景色で流石にオープンテラスで食事をしている人はいない。
ラエコヤ広場
「ラエコヤ広場」 に面して建つ市庁舎。夏になると市庁舎は外部に開放され、来場者は64メートルの塔を登ることができる。
聖母マリア大聖堂。タリンで一番古いこの大聖堂は、13世紀に建設された。
建てられたときは木造だったが、その後石造で当時のオリジナルのまま再建され、さらに18世紀後半に69mある先のとがった塔が付け加えられた。 内部の壁にはお墓代わりの彫刻がほどこされていたり、100以上のエストニアの家紋があり、床には墓石を見ることができる。
聖母マリア大聖堂
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の近くに立っているのは、聖ニコラス教会。13世紀のドイツ人商人による建築で、世界遺産タリンの旧市街の中でも、最も古い教会のひとつ。船乗りの守護聖人である聖ニコラスに捧げた教会。
聖ニコラス教会
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の向かい側にある、淡いピンク色の建物は
トーンペア城。 19世紀にデンマークの軍隊によって建てられたお城で、現在はエストニアの国会議事堂 として使われています。 現役の国会議事堂なので、原則中に入ることはできないが、不定期に行われている40分の国会議事堂のガイドツアーに参加すれば、中を見学することができる。
トーンペア城
タリンには石造りの塔が多数ある。
城壁入口で3ユーロ払って城壁の上に上がった。。
木造屋根の通路を散策でき、塔の上に階段で上がることもできる。雪景色のタリンが綺麗。
タリン市内はそれほど広くなく、一日あれば一通り見て回ることができる。治安もよく、派手さはないものの、落ち着いた街並みを楽しむことができるので、是非ともお勧めしたい。