東欧・バルカン半島縦断旅行記(クロアチア・ドブロブニク編②)

モスタルを12時に出発したバスは途中ボスニアヘルツェゴビナの出国審査を終え、クロアチアに入り、16時に夕日が沈むアドリア海沿いに出た。

16時30分にはドブロブニクのバスターミナルに到着し、

バスターミナルにいたタクシーの運転手にドブロブニクの夕日スポットに連れて行ってくれるように頼む。昨日行ったロープウェーの頂点とは別の場所の展望スポットがあるらしい。

タクシーで山道を走りながら運転手から、「嫁と子供は自分が稼いでくるお金しか興味がなく、今日いくら稼いできたの?と毎日聞かれうんざりする。俺への労いの言葉は無いのか」との愚痴を聞かされる。どこの世界も同じような愚痴があるものだなあ。

タクシーを走られること20分。ドブロブニクの展望スポットに到着。ロープウェーの展望台は旧市街の真上に位置しているが、この展望台は旧市街の南寄りの方面から斜めに眺めることがきる。

17時30分ごろ日没が始まり、アドリア海とドブロブニク旧市街を夕日が紅く染めていく。夕日に染まるドブロブニクは言葉に代えがたいほどの美しさ。

アドリア海に沈む夕日。

タクシーで麓に戻ってきた。山を下っている間に日はすっかり沈んでいた。辺りは急に闇に覆われ、それに代わるように街灯が街を照らしていく。

ドブロブニク旧市街の中心部を通るプラツァ通り。ピレ門からルジャ広場までの約300Mを結ぶメインストリート通りで、この通り沿いに観光名所やお土産物店、レストランなどが軒先を並べている。

ルジャ広場

ドブロブニク旧市街、プラツァ通りを真っすぐ歩いて突き当たる広場。ルジャ広場にはオノフリオの小噴水、鐘楼の時計、広場中心にはオルランドの柱があり、広場の東に立つ鐘楼の壁面の時計は、毎時30分ごとに鐘を鳴らす。 広場の周囲にはスポンザ宮殿、聖ヴラホ教会などが囲まれていて、ドブロブニク旧市街の中心となっている。

聖ヴラホ 教会

4世紀にに殉教した司教で、10世紀頃からドブロブニクの守護聖人でった聖ブラホを祀る教会がここ。教会内部には大理石の祭壇が備わっている。

夕食に小魚のフライを食べていると、猫が魚を催促しにきた。

夕食後、ホテルにチェックインし、翌朝の朝日を見るために早めに休むことにする。

これは翌朝撮ったもホテルの室内、かなり家庭的で落ち着く。

フルーツのサービスもあった。

ホテルのベランダ

翌朝6時に起きて朝日に染まるドブロブニクを眺める。

朝日に染まる 「ミンチェタ要塞」。旧市街の一番高い建物で、登ることができ、高いところにあるので、海や街並みを見下ろせる。

ミンチェタ要塞

朝日を眺めた後、ホテルで二度寝し起きたら15時になっていた。昼のドブロブニクの旧市街をぶらぶらしてみる。

昨日行った ルジャ広場

プラツァ通り

ドブロブニクは小さい街ですぐ回ることができる。何といってもオススメしたいのは、スルジ山の上からドブロブニク全景を眺めること。城壁に囲まれたオレンジ屋根が連なるドブロブニクの旧市街は絶景。少しお金と時間はかかりますが、ぜひぜひ見ておきましょう。

明日はドブロブニクを出て、モンテネグロのコトルに向かう。

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