南米・カリブ周遊記(ウルグアイ・コロニア・デル・サクラメント編)

2月26日、今日はブエノスアイレスからウルグアイのコロニア・デル・サクラメントへ船で日帰り観光。
ブエノスアイレスから、ラ・プラタ川 の対岸にあるコロニア・デル・サクラメントまでは45キロの距離で高速フェリーで約1時間で行けてしまう。

コロニア・デル・サクラメント

ウルグアイの「コロニア・デル・サクラメント」は、1680年に建設された古都で、スペイン・ポルトガルの2国から植民地支配を受けた歴史を持つ街。この街の支配権を巡って何度も抗争を繰り広げたスペイン・ポルトガル 両国の古い街並みが今日まで大切に保存されており、世界遺産にも登録されている。

★ブエノスアイレスからコロニア・デル・サクラメントへのアクセス

ブエノスアイレスからウルグアイのコロニア・デル・サクラメントへは、Buquebus、Seacat、Colonia Expressの3社が高速フェリーを運航しており、
中心部から徒歩圏のプエルトマデロ港から出港し、1時間で到着する。
Buquebus のチケットは窓口でドル払いで往復99ドルだった。
ネットで事前購入すると安くなるようだ。
https://www.buquebus.com/ (buquebusのHP)
ブエノスアイレスのフェリーターミナルで、アルゼンチンの出国手続とウルグアイの入国手続の両方を済ませてからフェリーに乗船。
出港は朝8時

フェリー内は快適で、渡るのは海ではなくラプラタ川の巨大な河口なので、それほど揺れることはない。

朝9時、コロニアル・デル・サクラメントに到着。

コロニア・デル・サクラメントに到着したら、港の向かいにあるツーリストインフォメーションセンターで地図を貰い、旧市街へと向かってみよう。10分ほどで、旧市街へと入る門が見えてくる。

大きな岩壁に囲まれた旧市街へと通ずるゲートはコロニア・デル・サクラメント旧市街の第一の目玉となっている。

歴史的背景からポルトガル様式とスペイン様式が混在した街並みが残るコロニア・デル・サクラメント。

ポルトガル様式の石畳は、道の真ん中が凹んでいて、雨水などが道の真ん中を通って排水されるようになっている。一方、スペイン様式の石畳は、道の真ん中が盛り上がっていて、雨水が道の両端を流れていく作りになっている。
写真は「ため息通り」と呼ばれる通りで、石畳は真ん中が凹んでいるポルトガル様式。

旧市街の中心マヨール広場の一角には、19世紀中頃に建てられた真っ白な灯台が建っている。

灯台の上からは、コロニア・デル・サクラメントの旧市街とラ・プラタ川を一望することができる。
旧市街は緑が多く、自然の中に溶け込んでいる感じ。マトリス教会が向こうに見える。

ラプラタ川はいかにも南米らしい茶色の巨大な川。巨大すぎて対岸が見えない。

マトリス教会

マヨール広場の北に建つポルトガル建築のマトリス教会は、真っ白な二本の鐘楼が印象的。旧市街の灯台の展望台からも他に高い建物が無いので非常に目立って見える。

2月は南米では初夏にあたり、気温は25度くらいで涼しく街歩きもしやすい。ラプラタ川沿いを吹く風が気持ちいい。

コロニア・デル・サクラメントはとても小さい街で、3時間あれば十分見て回ることができた。15時のフェリーでブエノスアイレスに1時間かけて戻り日帰り旅行が無事終わった。

【 まとめ 】

ブエノスアイレスからたった1時間の場所にあるウルグアイの世界遺産の田舎町
コロニア・デル・サクラメント 。
コロニアル調のカラフルな建物や石造りの古い建物、石畳の道・・・
コロニア・デル・サクラメントの長閑な田舎町は、熱気あふれるブエノスアイレスとは、全く別世界で南米にいることを忘れ、ゆっくりすることができる。

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