2014年1月の3連休に有給+1日での4日間でのウズベキスタン旅行記。
今回、関空からソウルまではピーチで行き、ソウルからタシュケント往復を大韓航空で別々に手配する、方法を行い普通に買うのに比べて3万円位安くできた。
行きの仁川空港で時間があったので、カツカレーを食べる(9500W)
韓国のカツカレーも結構いける!
![](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC06076-1024x768.jpg)
仁川からのフライトのち、19時にタシュケント空港に着きタクシーでホテルに向かう。
今回泊まったのは、 タシケント レールウェイ ホテル
その名のとおりタシケント駅の隣で、駅とつながっているホテル。早朝列車でサマルカンドに移動する予定だったのでここのホテルを選んだ。
早朝の電車で移動するにはとても便利。
1泊70ドルとまあまあの値段の割には、内装は少し古い。
まあ駅の隣で便利だからいいけど。
![](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC06078-1024x768.jpg)
空港で頼んでおいた送迎でホテルに行く途中、スーパーマーケットで両替をしてもらった。
ウズベキスタンの通貨スムはインフレと価値の下落が激しく、公定レートと闇レートの二重相場制になっており、2倍くらいの開きがある。
普通に空港の両替所で両替しようとすると大損するので注意。というかそもそも空港の両替所すら空いて無かった。。。
スムから外貨への両替はできないので注意
30ドルがこれくらいの札束に!
![ウズベキスタン スム](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC06079-1024x768.jpg)
ウズベキスタン高速鉄道
ウズベキスタンには何と最高速度250kmのアフラシアブ 号という高速鉄道が走っており、約350km離れているタシュケントとサマルカンド間をたった2時間で結んでいる。
今回はタシュケントからサマルカンドを往復することにした。
車両はスペインのタルゴ製で、白地に青のデザインがかっこいい!
![ウズベキスタン高速鉄道](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ウズベキスタン高速鉄道-4-1024x768.jpg)
![ウズベキスタン高速鉄道](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ウズベキスタン高速鉄道-5-1024x768.jpg)
朝7時30分にタシュケント駅を出発した電車は、ぐんぐん速度を上げて200キロを越えてきた。車窓がすごい速さで流れていく。
![ウズベキスタン高速鉄道](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ウズベキスタン高速鉄道-3-1024x768.jpg)
![](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC06081-1024x768.jpg)
![](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC06083-1024x768.jpg)
9時50分、定刻にサマルカンド駅に到着。
![ウズベキスタン高速鉄道](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ウズベキスタン高速鉄道-1024x768.jpg)
![ウズベキスタン高速鉄道](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ウズベキスタン高速鉄道-2-1024x768.jpg)
サマルカンド
サマルカンドは、かつてシルクロードで栄華を極めた歴史ある都市で、現在では世界遺産に指定されウズベキスタン最大の観光都市となっている。
サマルカンドには、シルクロード時代の美しいモスク等歴史的な建造物が数多く残っており、青いモザイク模様の描かれたモスクのドームより、青の都と例えられている。
サマルカンド駅
![サマルカンド駅](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/サマルカンド駅-1024x768.jpg)
サマルカンド駅から市内中心部までバスで向かう。
No.73 のバスが頻発しており、30分程で行ける。料金は500スム。
レギスタン広場
サマルカンド観光の際に必見なのが、レギスタン広場。
レギスタン広場は 「砂の広場」という意味で 、街の中心に位置し、広場を囲むように3棟のマドラサ(神学校)が建っており、鮮やかな青のドーム屋根や、イスラム独特の複雑な幾何学文様が織りなす壮麗なモザイク壁画、ミナレットなどは壮観。
まるでゲームの世界のような、世界で屈指の絶景なのでぜひ来てほしい。
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-2-1024x768.jpg)
レギスタン広場は、広場を囲む「ウルグベク・メドレセ」、「ティラカリ・メドレセ」、「シェルドル・メドレセ」の3つのメドレセ(神学校)から成り立っている。
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-3-1024x768.jpg)
シェルドル・メドレセの上部には動物と人間の顔が描かれていますが、偶像崇拝を禁止するイスラム教では本来タブーであり、とても珍しいもの。支配者が自分の権力を誇示するためにこのような絵を描かせたと言われています。
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-4-1024x768.jpg)
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-10-1024x768.jpg)
青のドームが美しい。
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-5-1024x768.jpg)
ティムールの孫・ウルグベクによって、建てられたウルグベク・メドレセ。
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-11-1024x768.jpg)
ウルグベク・メドレセの内部には、大量の金を使用した豪華な装飾が施されている。
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-6-1024x768.jpg)
サマルカンドブルーと呼ばれるこれらの青いタイルは、中国の陶磁器とペルシャの染料との組み合わせ。東西の文化が交わるサマルカンドならでは。
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-7-1024x768.jpg)
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-8-1024x768.jpg)
青空とモスクの青の装飾が組み合わさる。
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-9-1024x768.jpg)
![レギスタン広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/レギスタン広場-12-1024x768.jpg)
セントラルバザール
ビビハニムモスクの隣にあるセントラルバザール。
レギスタン広場の正面から見て右側の歩行者天国の道を
まっすぐ10分程行くとある。
地元の人の生活がよくわかるローカル感満載のバザールは見ているだけで楽しい。
大量のスパイス、パン、野菜、果物が売られており異国情緒満点。
ちなみに、地元民向けで観光客が買えるようなものは少ない。
![セントラルバザール](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/セントラルバザール-1024x768.jpg)
![セントラルバザール](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/セントラルバザール-2-1024x768.jpg)
ビビハニム・モスク
ビビハニム・モスクは、1399年にインド遠征から戻ったティムールによって建てられた、ティムールの妃を祀ったモスク。
その門やモスクのドームの大きさには外から見ただけでも圧倒され、レギスタン広場やシャーヒズィンダ廟群と並ぶサマルカンドで必見の場所。
当時は世界最大のモスクだったものの、突貫工事をしたことが災いし、完成直後から崩壊が始まり、程なくして廃墟になってしまった。 今あるモスクは1970年代に再建されたもの。
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-2-1024x768.jpg)
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-2-1-1024x768.jpg)
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-1024x768.jpg)
堂々とした巨大な廟。
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-3-1024x768.jpg)
中庭の真ん中には世界最古のコーランであるオスマン・ラクーンを置くための大理石のラウヒ(書見台)があり、このラウヒの周りを願い事を唱えながら3周すると、その願いが叶うらしい。
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-4-1024x768.jpg)
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-5-1024x768.jpg)
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-6-1024x768.jpg)
内部は結構古びている。
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-8-1024x768.jpg)
中庭は結構広い。
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-9-1024x768.jpg)
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-10-1024x768.jpg)
遠くからも、はっきり見えるビビハニム・モスク。遠くからでもその巨大さが分かる。
![ビビハニム・モスク](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/ビビハニム・モスク-12-1024x768.jpg)
シャーヒ・ズィンダ廟群
サマルカンド第三の見どころである、シャーヒ・ズィンダ廟群。
ここはサマルカンド有数の聖地であり、ティムールの側近のお墓が多くある。
入り口から終点まではアップダウンはあるものの一本道で、10分もあれば見て回れる。順路沿いに青を基調としたタイル装飾の廟がひしめく様が美しい。
入場料:15,000スム(2019年時点)
![シャーヒ・ズィンダ廟群](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/シャーヒ・ズィンダ廟群-1024x768.jpg)
![シャーヒ・ズィンダ廟群](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/シャーヒ・ズィンダ廟群-2-1024x768.jpg)
幻想的な青いタイルの建物に挟まれた一本道。
![シャーヒ・ズィンダ廟群](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/シャーヒ・ズィンダ廟群-3-1024x768.jpg)
![シャーヒ・ズィンダ廟群](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/シャーヒ・ズィンダ廟群-5-1024x768.jpg)
![シャーヒ・ズィンダ廟群](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/シャーヒ・ズィンダ廟群-6-1024x768.jpg)
![シャーヒ・ズィンダ廟群](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/シャーヒ・ズィンダ廟群-7-1024x768.jpg)
シャーヒ・ズィンダ廟群から、レギスタン広場方向に元来た道を戻る。
グーリ・アミール廟
サマルカンドを都に定めた、ティムールとその一族達が眠る霊廟。
元々はティムールの孫であるムハンマド・スルタンが建てた神学校があったが、トルコ遠征中に戦死してしまい、ティムールが孫を偲んで隣に建てたのがこの廟。
しかしながら、その一年後ティムール自身も中国遠征中に急死し、ここの地下に葬られた。
料金:25000スム
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/グーリ・アミール廟-2-1024x768.jpg)
外観はブルーのドームが特徴
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/グーリ・アミール廟-1024x768.jpg)
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/グーリ・アミール廟-3-1024x768.jpg)
内部にあるティムールの肖像画。
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/グーリ・アミール廟-4-1024x768.jpg)
内部は金と青のタイルのの装飾がされていて圧巻。何と3トンの金が使われたらしい。
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/グーリ・アミール廟-5-1024x768.jpg)
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/グーリ・アミール廟-6-1024x768.jpg)
ティムールの墓石は黒緑色の石で造られ中央に置かれており、周囲には子・孫達がの墓石が並んでいる。
ただ、実際の墓はここではなく、地下3mにある墓室にある。
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/グーリ・アミール廟-7-1024x768.jpg)
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/グーリ・アミール廟-9-1024x768.jpg)
グーリ・アミール廟を後にして、サマルカンド駅にバスで戻る。
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC06147-1024x768.jpg)
![グーリ・アミール廟](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC06169-1024x768.jpg)
帰りの高速鉄道は17時発で、タシュケントから日帰りできるダイヤになっていた。2時間の乗車のち、タシュケントには19時過ぎに到着。 明日はタシュケント市内を観光する。