2014年のゴールデンウイークに行ったイラン旅行記。イスファハンとテヘランの2都市を訪問。
今回は成田からアエロフロートロシア航空でイランに向かう。12時の便でモスクワへテイクオフ。
![アエロフロート](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC00111-1024x768.jpg)
成田を離陸後、1時間して昼食の機内食がサーブされる。アエロフロートの機内食は昔は酷かったらしいが最近はかなり美味しくなったらしい。
メインディッシュはチキンとライス、巻き寿司もある。
![アエロフロート機内食](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC00001-1024x768.jpg)
モスクワ着陸前の夕食。今度はパスタがメインディッシュ。 離陸時は日本食だったが、モスクワ着陸時は洋食。同日17時にモスクワに到着。
![アエロフロート機内食](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC00002-1024x768.jpg)
モスクワで2時間トランジットの後、17時にテヘランに向けて再び離陸。今度はラム肉とサーモンの夕食。完全にロシアっぽい料理が出てきた。
![アエロフロート機内食](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/DSC00003-1024x768.jpg)
23時にテヘランのエマーム・ホメイニー空港に到着。
本来ならタクシーでテヘランのバスターミナルに向かい、そこからイスファハンに向かう予定だったが、空港にたまたまイスファハン行きのバスが止まっていたので、それに乗って直接イスファハンへ。
朝5時にイスファハンの北バスターミナルに到着。市バスに乗って街の中心部に向かい、公園の近くて降りた。
イスファハーン
イスファハーンは首都テヘランの南350キロにある町で、古くから栄えたイラン一の観光都市。
サファヴィー朝の国王アッバース1世は1598年、シルクロードのオアシス都市イスファハンに遷都。イスファハンは東西交易がもたらす莫大な富で栄え、「イスファハンは世界の半分」と評されるまでになった。街の中心にあるイマーム広場は必見。
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公園内を散策。地元のイラン人に声を掛けられ、親切にイランの紹介をしてもらった。イランはこの5月が一番いい季節で旅行するのに最適らしい。イラン人は親切というが本当みたい。
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イマーム広場
イスファハンの街の中心にある、南北512メートルと東西159メートルという広大な長方形の広場。周囲は2層のアーケードがあり、4辺にそれぞれ美しい門を持つ建造物を配置した庭園が造られている。
1979年のイラン革命後からイスラム指導者を意味する「イマーム」を冠した名で呼ばれるようになった。
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-9-1024x768.jpg)
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-10-1024x768.jpg)
イマーム・モスクはイマーム広場の南側に位置し、サファヴィー朝のイスラム建築を代表する壮大なモスク。建物入口には鮮やかな水色に輝くタイルで被われた門と、4基の尖塔がそびえている。
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-8-1024x768.jpg)
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-13-1024x768.jpg)
イマーム・モスクの中に入ると、壁からドームの天井に至るモスク内部の空間が、
青と黄色の模様の美しいタイルの模様で覆い尽くされている。
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-19-1024x768.jpg)
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-15-1024x768.jpg)
イマーム広場の模型が展示されている。
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-12-1024x768.jpg)
天井の模様も美しい
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-16-1024x768.jpg)
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-18-1024x768.jpg)
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-17-1024x768.jpg)
イランで最も美しいモスクと評される、広場の東側に建つマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー。アッバース一世が自分専用のモスクとして1618年に建造した。個人のためのプライベートモスクなので、モスクに必ず付帯されている皆に集団礼拝を呼びかけるためのミナレットがなく、珍しい作りをしている。
![イマーム広場](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-4-1024x768.jpg)
マスジェデ・ジャーメ
イマーム広場のゲイサリーイェー門から続くバーザールを抜けたところに、マスジェデ・ジャーメがある。マスジェデ・ジャーメはイスファハン最古のモスクで、青を基調とした深い趣きが感じられ、ウズベキスタンのサマルカンドにあるモスク群とかなり似ている。礼拝堂内は青のタイルで彩られ落ち着いた雰囲気を作り出している。
![マスジェデ・ジャーメ](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/マスジェデ・ジャーメ-1024x768.jpg)
モスクの中庭
![マスジェデ・ジャーメ](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/マスジェデ・ジャーメ-2-1024x768.jpg)
![マスジェデ・ジャーメ](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/マスジェデ・ジャーメ-3-1024x768.jpg)
内部は青のタイルで装飾されて美しい。外の光を取り込むデザインとなっている。
![マスジェデ・ジャーメ](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/マスジェデ・ジャーメ-5-1024x768.jpg)
![マスジェデ・ジャーメ](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/マスジェデ・ジャーメ-4-1024x768.jpg)
スィー・オ・セ橋
イスファハン市内を東西に流れるザーヤンデ川に架かる、スィー・オ・セ橋。
1602年にアッバース1世 がイスファハンに遷都した時に建造された。
スィー・オ・セとは33を意味し、橋脚部のアーチが33あることからこの名前が付いていいて、橋脚部のアーチの上には更に3連の小さなアーチがあるので、橋全体では100位のアーチが並んでいることになる。
夜になると橋はオレンジ色の光でライトアップされ、幻想的に浮かび上がる。
![スィー・オ・セ橋](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/スィー・オ・セ橋-1024x768.jpg)
ホテルに戻り、屋台で買った揚げパンを食べる。中にはひき肉が入っていてピロシキに近い。
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夜になり、イマーム広場に向かってみる。夜になると気温が落ち15度位とかなり涼しくなり、イマーム広場には多くの地元民が集まってきて、夕涼みをしていいた。イマーム広場はライトアップされて、美しく浮かび上がっている。
![イマーム広場夜](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-20-1024x768.jpg)
夜のイマームモスク、美しくライトアップされ多くの人々が集まっている。
![イマーム広場夜](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-28-1024x768.jpg)
![イマーム広場夜](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-25-1024x768.jpg)
ライトアップされて浮かび上がるマスジェデ・シェイフ・ロトゥフォッラー 。
![イマーム広場夜](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-27-1024x768.jpg)
![イマーム広場夜](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-22-1024x768.jpg)
![イマーム広場夜](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-26-1024x768.jpg)
![イマーム広場夜](https://worldtraveler.tokyo/wp-content/uploads/2020/05/イマーム広場-21-1024x768.jpg)
翌日はホテルをチェックアウトし、日中のバスでテヘランに向かうために、郊外の北バスターミナルへ向かう。
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イスファハン郊外の北バスターミナルに着き、テヘラン行きのバスチケットを購入。料金は約450円。
イランの長距離バスはサービスが良く、途中にジュースとスナックが無料で振る舞われた。 12半時にテヘランを出て、4時間半後の17時にテヘランに到着。 明日はテヘランを観光する。