2014年9月の3連休でバングラデシュのダッカに行った記録。
金曜夕方に午後年休を取り、16時45分発の中国東方空港便で北京に向かう。
機内食のビールはもちろん青島ビール。少し薄い感じもするがさっぱりとして飲みやす い。
中国大陸の上空まで来た。夕日が沈んでいるのが機内から見える。
20時過ぎに北京に到着。ダッカ行きの飛行機は翌朝なので、空港から徒歩圏のホテルに泊まる。中国のホテルは安い割には清潔でコスパがいい。
部屋は綺麗で、最低限のものが揃っている。
ホテルの窓から空港が見える。
朝5時に起床し、ダッカ行きの7時55分の便に乗るべく歩いて空港に向かう。
13時半、昆明経由の便でダッカに到着。
ダッカ
バングラデシュはインドの西隣にある国で、首都ダッカは、ガンジス河下流域のデルタ地帯にある混沌とした人口約1,200万人の都市。
見どころが多くてバングラデシュらしいのは旧市街で、川沿いの船着場ショドルガット、ラルバク・フォート城などがある。
また、何よりも印象的なのは人であふれ、インドを凝縮したような、ごちゃごちゃして混沌を極めていること。 ダッカの街は先進国の清潔で落ち着いた雰囲気とは対極にあるが、そこに住む人々は人間味あふれ、外国人を見かけると積極的に話しかけたり写真を撮ってくれとせがんだりする。
ただ、インドのように外国人スレしておらず、話しかけるのはお金目的でなく純粋なる好奇心であることが多いので、この落ち着かない街にいてもインドのように疲れない。
ダッカ空港からタクシーでダッカ市内に向かう。空港からダッカは道が空いていれば30分で行けるが、ダッカの街は世界一と言われるほど渋滞が酷く、空港まで2時間かかることもあるので注意。
雰囲気はごちゃごちゃしてインドとさほど変わらないが、インドのように悪意を持って騙そうとしてくる人がいないのがいい。
三輪リキシャを多く見かける。
旧市街で最初に向かったのは川沿いのショドルガット
ショドルガット
ショドル・ガットはオールドダッカを流れるブリゴンガ川に面した船着場。無数の船があふれ四六時中人で賑わっている。
ラルバク・フォート
ラルバグフォートは、ムガル帝国時代、宮殿の要塞として建設され、1857年のセポイの乱では、イギリス軍への抵抗拠点として使われた。
内部にはムガル帝国時代に使用されていた、銃や大砲などの武器、絵画や家具なども展示され、当時の人の生活様式を知ることができる。
敷地内は周囲のダッカの街と違って、綺麗に整備され地元民の憩いの場としての役割を果たしている。
バングラデシュ国立博物館
旧市街の北の端にある赤いレンガ作りの立派な建物はバングラデシュ国立博物館。古代から現代までバングラデシュの歴史資料が展示されている。
スターモスク
星の模様が各所に見られるモスク。訪問時は礼拝中で入れず、入り口の写真のみ。
旧市街のバザールを散策してみる。狭い路地が人でごちゃごちゃして前に進むのも一苦労。まさにバングラデシュという感じ。
人多りダッカの街を回ったので、再び夕暮れのショドルガットに向かう。
夕闇の中、川の向こう岸に渡ろうとする人でごった返している。
日が落ちると、屋台で羊の串焼きとサトウキビジュースを飲み、ホテルで休んだ。翌日14時の中国東方航空便で、昆明を経由して青島に向かう。