トリニダード・トバゴ ポートオブスペイン (カリブ海島々巡り)

グレナダから空路LIAT航空で、トリニダード・トバゴの首都ポートオブスペインに到着。夏休みのカリブ海の周遊も終盤戦。

トリニダードトバゴ

トリニダードトバゴはカリブ諸島の最南端にある、ベネズエラ沖に浮かぶ島。のんびりしたカリブ諸国とは違って南米っぽい明るく喧騒にまみれた雰囲気。

トリニダードトバゴの住民は4割がインド系、4割がアフリカ系、その他の欧州・中国系の民族からなる多民族国家。特にインド系が目立ち、タクシーやホテル、レストランで多く働いているため、南米に居ながらもインドにいるような錯覚に陥る。

この国は入国審査が非常に厳しく滞在先の予約確認と、出国後日本に帰るまでの全ての行程の航空券を所持していなければ容赦なく入国拒否&強制送還されるので注意。

ポートオブスペイン

トリニダード・トバゴの首都ポートオブスペインは、のんびりしたカリブと南米のごちゃごちゃした雰囲気が混ざった都市。
英国の影響を受けた、マグニフィセント・セブンと呼ばれる邸宅群やスペイン風の教会など、多民族国家ならではの市内の建築物が見どころの一つ。

空港からポートオブスペインへはタクシーで30ドル。タクシードライバーはインド系で、祖父の代にインドから移住した来たらしい。トリニダード・トバゴでは勤勉なインド人と、他のアフリカ系住民との格差が広がっている。

七大建築 「マグニフィセント・セブン」

ポートオブスペインの中心部から少し離れた、クイーンズ・パーク・サバンナから、中心部にかけて「マグニフィセント・セブン」と呼ばれる7基の歴史的建造物が立ち並んでいる。

ストルマイヤー城「キラーニー」

「マグニフィセント・セブン」 のうち、最も古く歴史があるのは、一番北側にあるストルマイヤー城。 1904年に建てられた 「キラーニー」の愛称を持つ英国様式の城館はポートオブスペインのメインスポットとなっている。

クィーンズ・パーク・サバンナと呼ばれる市内の少し外れにある公園の一角にある建物。

ローマカトリック大司教の家 赤と白の珍しい色使い。

Red Houseと呼ばれる議事堂

「マグニフィセント・セブン」を眺めながら歩くこと1時間、 中心部に到着。大きめの教会が建っている。

綺麗なアーチが特徴的な教会。

Trinity Cathedral トリニティ大聖堂

ダウンタウンの中心部、ウッドフォード広場の南に建つポートオブスペインの中心となる大聖堂で、1816年から10年の歳月をかけて建てられたものだそう。この教会はとにかく大きく、街歩きの際の目印となる。古くて重厚感ある英国風の雰囲気が特徴的。

中心広場にある噴水。

ポートオブスペインで一番高いツインタワー。22階建ての二つのビルにはそれぞれ、中央銀行と財務省が入居しており、トリニダード・トバゴの経済の中心となっている。

トリニダード・トバゴの政府庁舎

ポートオブスペインの中心部には、新しい高層ビルが立ち並び、他のカリブ諸国の首都とはレベル感が違う。

中心部は多くの人で賑わいを見せているが、少し海側に行くとかなり治安が悪くなるので注意。特にバスターミナル付近は最も治安が悪いので、バスターミナルに用事が無い限りは近寄らない方がいい。バスターミナルの中は安全。

ごちゃごちゃした南米の感じがする。

この日はホテルで晩御飯、Carib Pilsner lightという地ビールとチーズケーキ。ビールはさっぱりとした軽い感じで、チーズケーキは日本と同じくらい美味しい。

VITA MALTというノンアルコール飲料。

次の日は中心部近くにあるバスターミナルから空港に向かう。バスターミナル近辺はポートオブスペインで一番治安が悪い場所なので、心配ならタクシーで空港に向かおう。空港までのバス料金は4TTドル(60円)で、所要は1時間。

午後の飛行機で、この旅の最終目的地のバルバドスに向かう。10日間の旅もようやく終わりが見えてきた。

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