アルメニア エレバン

ジョージアのトビリシから夜行列車でアルメニアの首都エレバンに到着。今日は夕方にアエロフロート航空でモスクワに飛ぶのでそれまでエレバン市内を観光する

エレバン

コーカサス山脈沿いにあるアルメニア共和国の首都・エレバン。紀元前780年ごろに建てられた世界最古の都市の1つで、最古のキリスト教国家でもある。
エレバンの街では、古くからの歴史的建築物に加え、旧ソ連時代に建設された建築群を楽しむことができる。 また、アルメニアは治安も良く、物価も安いので気軽に旅行できる国。

エレバン駅

エレバン駅

エレバン駅から中心部は結構離れており、駅の近くでアルメニアドラムに両替した後、地下鉄に乗り中心部の共和国広場へ向かう。料金は100ドラム(30円)。

エレバン地下鉄

地下鉄で走ること10分程度、共和国広場に到着。エレバンの観光はここからスタート。

共和国広場

この共和国広場は街の中心にあり、地下鉄の駅があるので、エレバン観光の拠点にもってこい。広場はソ連自体の都市計画で作られており、共産圏の雰囲気がする。広場の中心部には噴水はあり、外務省等の政府の建物が周囲を囲んでいる。
また、広場周辺にはアルメニア歴史博物館や、中央郵便局があり、この国の中心ということが伺える。

共和国広場
共和国広場

アルメニア国立美術館

共和国広場に面した場所にある建物で、美術館と博物館が同じ建物に入っている。
1919年に設立された博物館はアルメニアの歴史を取り扱っており、古代から現代に至るまで常設展示を含めて約40万点所蔵されている。
また、美術館も2万5000点の作品を所蔵しており必見の場所。

アルメニア国立美術館

マテナダラン(古文書館)

1959年に開館した古文書館で、独特なアルメニア文字ができた5世紀からの古文書が1万冊ほど保存されている。
医学、科学、宗教等、様々な種類の手書きの本が展示されていて、古くから大切に守られてきた本を目にする事が出来る。

マテナダラン

少し中心から外れた丘にあるカスケードに向かい、エレバンの街並みを眺めてみる。

カスケード

1970年にアルメニア樹立50年を記念して建てられたこのカスケード。上部まで内部に設置されたエスカレータで登る事ができ、エレバンの街並みを見渡す事が出来る。 もちろん、展望台まで続く巨大な階段を登っていくことも可能。階段の両脇にはには、花壇や噴水、彫刻が置かれており、芸術性の高い場所。

カスケード

麓からエスカレーターを乗り継ぐこと15分。丘の頂上に到着。
エレバン市内を一望できる。

カスケード

遠くにうっすら見えるのは、ノアの方舟が見つかったとされるアララト山。

カスケード
カスケード

頂上には記念碑も建っている。

カスケード

麓に降りて、再びエレバン市街を散策する。
公園の中に、一際目立つ建物が見えてきた。この建物はオペラハウスで、年中オペラやコンサートを見ることができるそう。また、価格も非常に安いので時間がある方はぜひ。

オペラハウス

公園に掲示されていた看板。一瞬ビンラディンかと思ったが、どうやらそっくりさん。

休憩にアルメニアで有名な地ビールのアララトを飲む。値段は300ドラム(60円)朝からビールが飲めるのも、休暇中の特権。

エレバン散策をスタートした、共和国広場に戻ってきた。

セント・グレゴリー大聖堂

共和国広場を南に500m行った場所にある大聖堂。
キリスト教国の1700年記念として2001年に建設されたばかりの、歴史あるキリスト教国家の新しい大聖堂。
昔の装飾が細かいゴシック式の教会と比べると、非常に質素でシンプルな造りになっている。500年度にはこの教会も歴史的遺産として評価されるのだろう。

セント・グレゴリー大聖堂

重厚でどっしりとした印象。

セント・グレゴリー大聖堂

共和国通りが起点となる北大通りは、歩行者天国となっており、レストラン、お土産屋などが多くあり、明るい雰囲気で歩いていて楽しい。

エレバンを見どころを一通り見終わり、夕方の飛行機でモスクワに向かうため、空港に向かう。空港へは共和国広場からマルシルートカが出ていて、運賃は300ドラム(60円)

エレバンのズヴァルトノッツ国際空港から、モスクワに向けて出発。これでコーカサス三国の旅行は完了!帰りはソウルの仁川でトランジット時間を利用して観光する。

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