2015年の冬休み、5日間でエジプトのカイロとアブシンベル神殿、エリトリアのアスマラを回った。今回はカタール航空を使いドーハ経由でエジプトに向かった。
カタール航空の機内食は、5ツ星エアラインと評価されているだけあり美味しい。今回はチキンクリームソース。
ドーハを経由して13時にカイロに到着。アライバルビザ代25ドルを払い、エジプトに入国。空港からは356番バスでタフリール広場へ。料金は2ポンド(30円)ただ、エジプトのバスの番号は行き先がアラビア文字で書かれていて、バスの運転手にはアラビア語しか通じないため、簡単なアラビア語ができないと使うには厳しい。かといって、タクシーはぼったくりや法外なチップ要求が多いので使いたくないところ。。。
カイロ
カイロはエジプトの首都で、ナイル川流域にある アフリカ最大級の都市。
歴史や文化を間近で感じることができる国エジプトは、世界有数の観光地。エジプトといえばピラミッドが有名だが、ほかにも重要な遺跡や遺品が無数にある。迷路のように入り組んだ道が続く首都カイロは、古代エジプトの謎に満ちた神秘的な雰囲気や、現代の喧騒と活気、オールドカイロの厳かさなど、様々な空気が入り混じる魅惑の街。
タフリール広場から地下鉄に乗って、旧市街のシタデルを目指す。旧市街はごちゃごちゃしていて、アラブとアフリカと言った感じ。キレイ好きな人にはあまりお勧めできない。。。旧市街で迷ったので、タクシーに乗ってシタデルの前で降ろしてもらった。エジプトのタクシーにしては10ポンドと珍しく良心的な値段で乗せてくれた。
シタデル(城壁)
オールドカイロにあるこの堅牢な城壁は、十字軍を打ち破ったアイユーブ朝の創始者サラディンが、1176年、丘の一角に建設したもの。ここからの眺めは最高で、カイロ市内を一望でき、遠くにはギザのピラミッドも見ることができる。
城塞付近は、軍事博物館、ガーマ・ムハンマド・アリをはじめ、マムルーク朝やオスマン朝時代の建物が並んでいる。
城壁の高さは10m、厚さ3mで、近くで見ると迫力がある。
アル・アズハル・モスク
970年に創建されたモスクで、1000年の歴史を持つ、エジプト国内で最も重要なモスク。 モスクを含むこの場所は、世界最古の大学として知られている。 このモスク内に置かれたイスラーム最古のマドラサ(イスラム学院)は、隣接するイスラム教の最高教育機関であるアズハル大学の前身となっている。
ムハンマド・アリー・モスク
このモスクはシタデルの城壁内にあり門から少し歩いた所にある。外観はイスタンブールのブルーモスクを真似ており、綺麗で見応えがある。
内部のシャンデリアをはじめとした内観の美しさには思わず息を飲むほど。
スルタン・ハサン・モスク
エジプトのマムルーク時代を代表するモスクであるスルタン・ハサン・モスク。当時は教育機関として使われていた。
モスク正面入り口は、高さ26メートルもあり、蜂の巣上をした緻密な鍾乳石飾りが施されている。また建物の化粧石はギザのピラミッドと同じ素材が使用されている。
城塞からは、カイロ市内とギザのピラミッドが一望できる。
この後向かうカイロタワーが見える。
乗り合いバンでタフリール広場に向かい、歩いてカイロタワーに向かう。ナイル川の向こうにカイロタワーが見えてきた。
ナイル川を渡り、カイロタワーが近くに見えてきた。
タワーの入り口が分かりにくく、30分迷ってようやく到着。
カイロタワー
カイロタワーは高さ187mで、世界最長級のナイル川が流れる中州のゲズィーラ島にある。あまり高くは感じないが、周りもそれ程高い建物も少ないので、
カイロ市内を一望出来て、イルミネーションがとても綺麗。
エレベーターでタワーの展望台に上るとカイロの夜景とナイル川が見えた。ふと、時計を見ると日本では12時を回って1月1日の新年を迎えていた。2016年の瞬間はカイロタワーの展望台で迎えることに。
カイロタワーから降りると、カイロのライトアップされた夜の街を歩く。
タフリール広場のケバブ屋で晩御飯にケバブを購入。10ポンド(150円)
空港隣接のル・パッサージュホテルにバスで向かう。カイロ空港へは僅か22キロだが、大渋滞にハマり2時間半もかかってしまった。何故カイロ空港隣接のホテルに泊まるかというと、明日早朝5時の便でアブシンベルに向かうから。ホテルへは11時にぇっくいんして翌朝3時にチェックアウトなので、わずか5時間の滞在。。。
ル・パッサージュホテル はフランス系の高級ホテルチェーンで内装はしっかりしている。が、、、寝ていると従業員がノックして部屋に入ってきて、チップをくれと言い出した。まあ、なんというかエジプトらしい。
https://www.booking.com/hotel/eg/le-passage-cairo-hotel.ja.html
翌朝3時に起きて空港に行き、アブシンベル行きの飛行機に乗る。