タイ・カンボジア・インド旅行記⑥(デリー編)

この日は、カンボジアのシェムリアップからタイのバンコクを経由してインドのデリーに向かう。午前中のバンコクエアウェイズで、バンコクに戻りキングフィッシャー航空でデリーへ。

夕方のフライトでキングフィッシャー航空に搭乗後、席に座ったらひじ掛けが取れた。CAにその旨を言ったらなんで壊したのよと怒られた。。。
いやいや、勝手に取れたんだって。💧機内食はやはりカレー。 チキンカレーで結構旨い。飲み物は勿論キングフィッシャービール🍺。
4時間ほどすると、デリーに到着。事前に茗荷谷のインド大使館で取っておいたインドビザを見せるとすんなり入国。
時刻は午前0時を回っており、この時間にインド市内に向かうという面倒な状況。クーポンタクシーは悪徳旅行代理店に連れ込まれるとの事前情報があったので、バスで予約しておいたデリー駅近くのホテルに行くことに。運よくバスに乗れ、デリー駅近くで降りた。
予約しておいたホテルを探すも、すぐには見当たらない。飲食店にたむろしていたインド人数人がforeigner!(外国人!)と叫ぶと、一斉にこっちに走ってきたので全力で逃げた。
インド人が何人も後ろをついてきて声をかけてくる。面倒なので無視。30分ほど探すと、ホテルを発見! ホテルは閉まっていたが、ガラス越しで受付が寝ていたのを見つけたので、ドアを叩いて起こす。
チェックインを済ませ部屋に向かうと子供が3人ほどベッドの上で靴を履いたまま飛び跳ねながらテレビを見ていた。受付のおっさんが、子供を追い払うと自分に鍵を渡して去って行った。ベットは砂だらけだったので、ベットを掃除すると、時刻は夜中の2時半。 1000円ちょいの安宿なのだがこれは中々の酷さ。シャワーは出ない。これがインドの洗礼か。。。取り敢えず疲れたので友人と愚痴を言いあいながら寝る。恐るべきIndia

翌日は8時にホテルを出た。朝起きると南京虫に全身を刺されていた。さすがインド。
タージマハルに日帰りで行くためデリー駅へ。
窓口でアグラ行きを頼んだら、窓口のおっさんが向こう3日は満席だといって、パソコンの画面を見せてきた。
とはいってもその画面はヒンディー語で何が書いてあるのかわからない。そこで、DDTCという良心的な公式の旅行代理店があるので、そこで旅行の手配ができることをネットで見たことを思い出し、DDTCに行くことにした。
とりあえず、道沿いに出て、たまたま信用できそうな駅員がいたので、「DDTCに行きたいんだけど」って言ったら、リクシャーを捕まえてくれて10ルピーと激安で価格交渉してくれた。その駅員は結構いい人だった。

リクシャーに乗って5分くらいすると、DDTCについた。思ったよりも結構小さくて本当にDDTCかと疑っていた。というのも、事前の調べではリクシャーに偽のDDTCに連れていかれぼったくられる被害が多発しているということだったからだ。リクシャーの人とDDTCに入り、店員と色々話していると、リクシャーの人がどこかに行ってしまって戻ってこなかった。 まだ10ルピーを払っていないのに。それかリクシャーの人はバックマージンがDDTCから貰えるから10ルピーなんで気にしていないのか?
まだここが本物のDDTCか疑わしかったので、営業許可書を出してくれと頼んだら、額縁に入ったものを出してきて見せてくれた。
またしてもヒンディー語でよくわからなかったが、偽の悪徳業者は営業許可証なんて持っていないだろうから、まあ本物の可能性が極めて高いと判断した。
店員にどこから来たのか聞かれ、日本だと答えると、その店員はいきなり流ちょうな日本語を話し出した。名古屋の旅行代理店で8年間働いていたらしい。
とりあえず、今回の旅行でタージマハル、デリー市内、ジャイプールに行きたいことを伝えると、専用車を出してくれてデリーから日帰りで連れて行ってくれるらしい。
料金は4日間で一人2万6千円、インドの公共交通機関の未発達さを考えると、結構いい値段かもしれない。 友人と相談してここでインド旅行の全てを任せることにした。商談成立!店員は機嫌が良くなり、サモサ(カレーを餃子の皮に包んであげたようなもの)を振舞ってくれた。
このサモサが後に悪夢を招くことになる・・・💧
時刻は12時を回ったところ、今からデリー市内の観光に連れて行ってくれるらしい。大人しそうな運転手がTATAの車に乗ってきた。全然がめつそうな感じじゃなく好印象、(実際めっちゃいい人だった)まずは、 レッドフォート(ラール・キラー) に連れて行ってもらう。

レッドフォート(ラール・キラー)

に向かった。ここは世界遺産に登録されており、タージマハルを建設したムガル帝国第5代皇帝シャージャハーンが建設している。名前の通り赤い城、ウエディングドレス姿の現地人を何人か見かけた。ここで結婚式をしてるのだろうか。入場料500ルピー也。そこそこ高い

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次に向かったのは、フマユーン廟。ここもデリーで外せないスポットでタージマハルのモデルになったお墓だそう。ここに祀られているフマユーンという王様は、階段から落っこちて亡くなってしまったらしい。何とも気の毒である。

フマユーン廟

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インド門

次に向かったのは、インド門ここは、第一次世界大戦で戦死したインド(当時は英領)兵を祀る建物だそう。インド門の近くで、何やら右翼団体的な人がインドの大きな国旗をもって騒いでいる。危なそうなのであまり近づかないようにした。

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これでデリー市内観光は終わりで帰りに両替をし、土産屋に寄った(というか連れていかれた)ホテルには16時ごろ着き、暇なのでクリケットの試合をテレビで見ていた。いまいちルールが分からない。
しばらくしてチャンネルを変えると、インド映画が!ひたすら顔の濃いおっさんが踊りまくる!言葉はわからないが結構ハマって見ていた。これで何やかんやでインドの一日目は幕を閉じた。明日はタージマハルに行くので、運転手が5時半にホテルに迎えに来てくれるらしい。

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