ヨーロッパ17か国周遊記(上海編②)

旅の2日目、8時ごろに起床し、ホテルのレストランに行き、肉まんが朝食に出てきたので食べる。味はまあまあ。今日は23時のトルコ航空の便でイスタンブールへと向かうので今日一日は上海観光ができる。
ホテルを出て豫園に向かう。豫園へは地下鉄「豫園駅」で降りて10分。 豫園駅からは豫園へは、「福佑路」を東に向かって歩いて行く。福佑路沿いは雑貨店が多く栄えている通り。暫く道なりに歩くと、1875年創業の上海老飯店が大きな交差点の角に見えてくる。この上海老飯店のすぐ裏に豫園とお店が広がる豫園商城がある。

豫園

上海老飯店、豫園の入口

豫園は 1559年~1577年にかけて作られ、 四川省の行政長官であった潘允端が父のために建設した庭だそう。

豫園に入るには入場チケットが必要で、30元を払い中に入る。豫園は上海の中心部にあるにも関わらず、東京ドーム1.5個分の広大な敷地があり歩くと結構大変。中は人が多く、庭園部分の狭い通路に人が殺到して大変だった。独特な形の岩に中国風の庭園が印象的だった。大都心の真ん中にこんな風景があるのが驚き。

豫園を一通り見終わり、豫園商城の出店でソフトクリームを食べたりして付近を散策した後、昨日夜行った外灘へ向かう。昼間もまた違った風景かもしれない。

地下鉄で外灘へ向かい、浦東地区の高層ビルを川の対岸から眺める。300~500Mのビルが立ち並ぶ姿はいかにも成長都市上海らしい。

昨晩に続き外灘近辺を再び歩く、1900年初頭に列強が建設したレトロ調の建物が大都心の中心で今も変わらず佇んでいる。付近では大道芸や太極拳をやったりする市民がいて憩いの場となっている。ランニングにも最適の場所らしく外灘を走っている人をかなり見かけた。

さて、一通り外灘を見終わり昨日行こうと決めていた 上海環球金融中心492Mのビルに徒歩にて向かう。ただ、雲行きが怪しくなり小雨が降りだしてしまう。 上海環球金融中心ビルのてっぺんに雲がかかっていて、登っても景色を見れないかもしれないと感じた。 とりあえず 上海環球金融中心ビルの展望チケット売り場に行き、チケットを購入してみようとする。すると、「今は雲がかかっているので何も見えない、展望チケットの販売は取りやめている」とのことだった。ただ、夏場の雨なのですぐ止む可能性があると思い、適当にビルの中で時間を潰す。

上海環球金融中心

1時間くらい経ったあと、外を見ると雨がやみ晴れ間が出ていたのでダメ元でもう一回展望台のチケット売り場に行く と、チケットを売ってくれた。150元と結構な値段がするが、492Mのビルなので相応の額なのだろう。 展望台は地上474Mでドバイの世界一高い828Mのブルジュハリファの展望台(452M)よりも高く、展望台の高さとしては世界一だそう。(というか、ブルジュハリファはあれだけ高い割に展望台はタワーの中くらいにしかないのか。。。)

エレベーターに向かう前に上海のミニチュアがあった。バックのスクリーンで上海の歴史を簡単に説明してくれる。

エレベーターに乗り、あっという間に452Mの展望台に到達。日本製のエレベーターでめっちゃ早い。

展望台。床の一部がガラス張りになっていて怖い。
ジンマオタワー

東方明珠塔
雲の間から光が差し込んでいて綺麗

452Mの展望台から上海の景色を眺めてみる。上った直後は展望台近辺に雲がかかっていたが、すぐに雲が晴れて眺めがよくなった。同じ高層ビルのジンマオタワーや、昨日登った東方明珠塔も見える。420Mのジンマオタワ を見下すことができるのは衝撃。一部床がガラス張りになっていて、下が丸見えになっている部分があり、おそるおそるそこに立ってみた中国人の背後から別の中国人が展望室いっぱいに響き渡る大声で脅かしていた。まあ、騒がしいがこれも中国なんだと思い、特に気にはかけなかった。

上海の展望を暫く満喫した後、17時と少し早いが上海浦東空港に向かうことにした。上海にはリニアが通っていて 龍陽路駅から浦東空港に行ける。とりあえずリニアが出る龍陽路駅に地下鉄で向かうが、龍陽路駅はそこそこ市内から離れたところにあり、20分~30分くらいかかった。 龍陽路駅に着き、リニアのチケットを50元で購入。支払いにはクレカが使えた。
リニアに乗り込むが乗客はあまりいない。発車時に少し浮き上がり滑るようにして発車。どんどん加速していき、車内のスピード表示は300キロになった。リニアは最高430キロだが、時間帯によっては最高300キロ運転になるそう。午前の9時から10時45分、15時~15時45分のみ430キロ運転となり、430キロ運転をしている時間帯は結構限られている。自分が乗った18時は300キロ運転。約30キロの道のりを7分で着いた。
当然だが、線路を車輪が走る音がしない。そのかわり横揺れが激しい。一種のアトラクション的な感じで楽しめたので上海に来た時には一度は乗ってみるといいでしょう。

空港に着いてトルコ航空のカウンターが早く空いていたので早速チェックインして制限エリアに向かう。夕食を取ろうと考えたが、機内食が出るので取らないことにした。最初の目的地の上海はこれにて終了。上海は成長する中国を間近に感じれて面白い町だった。

次はアジアとヨーロッパの境目ということで旅程に入れたイスタンブールに向かう。イスタンブール行きへの飛行機は定刻に出て、早朝イスタンブールに。。。旅は続く

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