ヨーロッパ17か国周遊記(ピサ&フィレンツェ編)

今日は7時に起床し、ホテルの朝食をとる。ホテルの朝食は新鮮な野菜やチーズ、パンをビュッフェで食べることができた。イタリアに来てからピザばかりで野菜不足気味なので野菜を多めに食べておく。

9時の電車でピサへ向かう。ピサへはRegionale Veloceという快速電車で1時間ほど。イタリアでは特急は全席指定でユーレイルパスに加え予約が必要だが、このRegionale Veloceは予約のいらない快速電車なので、ユーレイルパスだけでそのまま飛び乗れる。とはいえ、電車はかなり160kmくらいのスピードを出しており、日本の特急電車よりずっと早い。定刻通りピサ駅に到着。

駅に着いたら、早速ピサの斜塔を目指す。斜塔は駅から結構離れており、アルノ川を渡って30分程度かかる。歩くこと30分、ピサの斜塔が見えてきた。 駅からそこそこ距離があるが、遠くからも見えるので迷うことはない。

ピサのドゥオモ広場には、「大聖堂」「洗礼堂」「鐘楼」の3つの建物があり、大聖堂の側にある鐘楼があの有名な「ピサの斜塔」。ピサの斜塔は1173年に着工されたが、工事中に地盤沈下が起こり、傾きをどうしても修正することができず、そのまま完成させてしまった。 現在は4度の傾きで立っている。
ピサの斜塔は高さ約55mで、8階建の建物。 入場券を買い、斜塔に登ってみる。頂上へはひたすら階段を上る。

ピサの斜塔

写真が、ピサの斜塔の内部の階段。 頂上へは螺旋状の階段が297段 ある。石造りの階段は今まで数え切れない人が通ってきたので、かなりすり減っており、表面がかなり滑りやすい。また、階段は想像以上の狭さで、ギリギリすれ違える程度。結構体力を使い、頂上に着くころには息切れしてしまうので、体力の無い人は外観のみにとどめたほうがいいかも。。。

頂上からの眺め。

斜塔から降りたあと、大聖堂に入る。

斜塔と同じ敷地内にあるこの建物は洗礼堂。

ピサのドゥオモ広場の「大聖堂」「洗礼堂」「鐘楼」を見終わった後、30分ほど来た道を戻りピサ駅に向かう。また1時間かけてフィレンツェに戻る。フィレンツェに着いたのは午後3時。まだ観光できるので、フィレンツェ中心部に向かう。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会  ルネッサンスのフレスコ画を鑑賞できる教会。
教会内には、マザッチョの「三位一体」、 ブルネレスキの「十字架像」、 ギルランダイオの「洗礼者ヨハネの生涯」、フロレンティン=ナルドの「最後の審判」等のフレスコ画がある。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会

子豚の噴水。鼻をなでると幸運がもたらされるらしく、みんな鼻を触りまくるので、鼻だけが光輝いている。

子豚の噴水

フィレンツェ中心部から歩くこと30分以上、ミケランジェロ広場に到着。
ミケランジェロ広場は 中心部から東南に向かったの小高い丘にある。夏は夜遅くまで賑わっていて、夕日と夜景で美しい。
ミケランジェロ広場は小高い丘の上にあるので 、30分ほど 坂道を道を歩くことになる。自分は結構歩き疲れたので、バスに乗っていくのもあり。バスで行くなら、市バス12番が10分から15分間隔で中央駅のサンタマリアノベッラ駅から出ている。帰りは反対向きに走っている13番で帰ってくればOK。
ちなみにチケットは片道1.2ユーロ、タバツキというそこら中にあるキオスクで買える。

ミケランジェロ広場

ミケランジェロ広場で数時間夕日を眺めてボーっとしていて、暗くなったのでホテルに戻る。相変わらずフィレンツェのホテルは、必要なものがコンパクトにまとまっていて相変わらず快適。ホテルで買ったピザとビールで夜食をして就寝

明日は10時の電車でヴェネツィアに向かう。

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