ヨーロッパ17か国周遊記(ニース→チューリッヒ編)

8月16日、今日はミラノを経由してスイスのチューリヒに向かう。一日がかりの旅になる予定だ。

7時前にホテルをチェックアウトしてニース駅からTERでイタリア国境Ventimiglia駅に向かう。車窓からは朝日でキラキラ輝く地中海が見える。うとうと寝ていたら1時間でVentimigliaに到着した。8時58分のミラノ行きインターシティに乗りかえて、ミラノを目指す。地中海沿いを東に進み、4時間後の12時50分定刻にミラノに到着。ミラノでの電車の乗り換えは余裕をもって2時間を見ていた。

というのもイタリア電車はいまだに遅延が多く、特に在来線を走る長距離インターシティは遅れやすい。ミラノ駅の掲示板を見てみると、90分遅れの電車もある。とはいえ今回は定刻に到着してミラノ駅で2時間待ち時間が発生した。待ち時間にミラノ駅構内でピザを食べながら時間を潰す。高速鉄道は専用線を走り優先ダイヤが組まれているため、さほど遅れず遅れても15分程度である。

15時10分ミラノ発チューリヒ行きのユーロシティに乗ってチューリヒに向かう。イタリアからスイス行き特急はイタリア語で 「アルプスのこちら側」を意味するチザルピーノと呼ばれている。その意味通り今回はイタリアとスイスを隔てるアルプス山脈を越えていく。
ミラノを出発して40分くらい経ち、電車は国境のComo駅に停車し乗客は全員降りるように言われる。係員に聞くと電車を乗り換えるらしい。暫くして別の電車がやってきて皆その電車に乗り込む。
指定席を取っていたが、それは無効になり好きな席に座っていいそうだ 。結局駅で50分くらい停車していた。
再び電車はスイス国境を越え走り出すが、Arth-Goldauくらいから、アルプスの山を非常にゆっくりとした速度で走っていく、カーブが非常に多く速度は出せる感じじゃない。電車の車両自体は高速鉄道の車両で250キロは出るものだったが、スイスの山脈ではあまり意味がない。

終点のチューリヒには18時51分着予定だったが、結局着いたのは20時30分だった。 国境での乗り換えが大きく影響して1時間40分の遅延。ただ、チューリヒはまだ明るい。アルプス山脈を越えたからか、酷暑のイタリアと比べて気温は20度くらいとかなり涼しい。

今日は移動で疲れたのでホテルに向かって寝ることにした。駅から徒歩20分のZic Zac Rock Hotelに向かう。宿泊費が高いチューリヒでは1泊5900円とかなり安い部類に入り、これから4泊する予定。今日はモナコからスイスへの移動で一日が終わった。

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