東欧・バルカン半島縦断旅行記(クロアチア・ザグレブ編)

11月5日、今日はリュブリャナから鉄道でクロアチアのザグレブに向かう。切符は当日購入したが9ユーロと安かった。朝10時にリュブリャナを出て、雨がパラつく中、紅葉が綺麗な森の中を走る。電車はコンパートメント形式で乗客は自分だけなおで独り占めできた。1時間くらい経って国境の駅に着き、車内でスロベニアの出国審査とクロアチアの入国審査が行われる。

しかし、、、ここでトラブル発生。。。

スロベニア出国で審査官が11月にフィンランドから入国したスタンプではなく、8月にイタリアに入国した時のスタンプを見て、オーバーステイを疑いだし、電話でどこかに連絡を取りだした。9月にパリからEUを出国し、11月にヘルシンキから入りなおした旨を説明するもあまり聞いてくれない。10分程経った後、フィンランドからの入国スタンプが審査官の目に入り無事出国できた。クロアチアの入国は簡単にでき、スタンプを押すだけ。

リュブリャナを出発してから2時間半の12時半ごろクロアチアのザグレブに到着。

ザグレブはクロアチアの首都ではあるが非常に小さい町だが、観光方法はシンプル。ザグレブ駅から北に向かい、聖マルコ教会についたら折り返してくるだけ。

ザグレブ駅の前の細長いトミスラフ広場を端まで行くと、イエラチッチ広場に到着、そこからさらにそのまま直進すると、聖母被昇天大聖堂、聖マルコ教会に行きつき。聖マルコ教会が旧市街の行き止まりなのでそこからまた折り返してくればよく、ここまで徒歩30分。

トミスラフ広場

ザグレブ中央駅前にある北に長い大きな広場。南側には初代クロアチア国王のトミスラフの騎馬像があり、北側には黄色い外観が印象的なパビリオンがある。 ザグレブの観光地はここの北側にあるので、駅の南側へ行くことは無いでしょう。

アートパビリオン Art Pavilion (Umjetnicki Paviljon)

ザグレブ中央駅の駅前に広がるトミスラフ広場にある建物。

クリーム色の宮殿のような外観をした建物で、ガラスのドームが印象的。
入り口は裏手で、内部は美術館になっている。

クロアチア国立劇場

新市街のチトー広場に面して建っている、黄色の鮮やかな外壁と白い柱のコントラスト特徴の宮殿のように豪華な建物。内部は劇のチケットが無いと入れないが、外観だけでも見る価値は十分にある。

美術工芸博物館  Museum of Arts and Crafts

チトー広場の西側に建つ博物館。クリーム色の外壁に、赤いレンガ色の屋根の建物。中は中世の作品からモダンアートまで、幅広い美術工芸品が展示されていた。

ひたすら北に向かう、ザグレブの街並みは昔の建築物が残されていて綺麗。

聖母被昇天大聖堂

駅から歩いて新市街を通り過ぎること15分、旧市街に到着。

最初に向かったザグレブ旧市街の観光スポットは「聖母被昇天大聖堂」。

クロアチア内で最も高い建造物で、13世紀から18世紀にかけて建てられたネオゴシック様式の教会。2本の105mの塔が特徴的。残念ながら右側の塔は修復中でカバーがかけられていた。

聖マルコ教会

次に紹介するザグレブ旧市街の観光スポットは「聖マルコ教会」。ザグレブ駅から北に向かった旧市街の行き止まりの場所にある。

13世紀に建てられた赤い屋根が特徴的なゴシック様式の教会。
何よりも特徴的なのは、屋根に大きな紋章がデザインされており、右側は首都ザグレブ、左側はクロアチア王国・ダルマチア地方・スラヴォニア地方となっている。また、クロアチアの国葬など、重要な行事が行われる場所でもある。

クロアチアの旧市街は小さく、2~3時間あれば全ての見どころを回ることができる。
翌朝のドブロブニク行きの便に乗るため、かなり早いがザグレブ市内ですることもないので、16時にザグレブ空港に向かう。

■ザグレブ空港へのアクセス

中央ナスターミナルから30分おきにバスが出ている。
乗車料:片道30クーナ。(支払いはクーナのみ。ユーロやカードは使えない)
所要時間:30~40分

ザグレブ空港に着き、朝6時の便まで12時間以上を空港で過ごし、クロアチア航空でドブロブニクへ向かった。

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