イベリア半島・マルタ・モロッコ旅行記(ポルトガル・ポルト編)

今日は、リスボンから日帰りでポルトを訪れてみた。

ポルト

リスボンに次ぐポルトガル第二の都市ポルト。ポートワインの生産地としてよく知られている。
ポルトはローマ帝国時代から栄えた港で、ポルトガルの国名の由来になった。ポ ルト旧市街は、1996年に「ポルト歴史地区」としてユネスコの世界遺産に登録されており、ドウロ川沿いにある白壁にオレンジ屋根の家々の風景は、まさにポルトガルといった感じ。今回はポルトガルの原点ともいえる歴史ある街を紹介していく。

★リスボンからポルトへの移動方法

リスボンからポルトへは鉄道への移動がオススメ。
所要時間:3時間程度
運賃:25~30ユーロ
※今回は当日購入で30ユーロだったが、ネットで事前に買うと、14ユーロ~。

朝一で出発して夜に帰るのであればリスボン-ポルト間を日帰りも可能。
リスボンの出発駅:サンタアポローニャ駅
ポルト側の到着駅: カンパーニャ駅
https://www.cp.pt/passageiros/en (ポルトガル国鉄のHP)

朝9時過ぎにリスボンの サンタアポローニャ駅をインターシティーで出発しひたすら北上、出発から3時間ちょい経った12時半にポルトのカンパーニャ駅に到着。

ポルトはあいにくの雨模様。傘をさして最初に向かったのはポルトの中心リベルターデ広場。

リベルダーデ広場

リベルターデ広場は、 サンベント駅とグレリゴス教会の間にある、南北に細長い形をした広場でポルト旧市街の起点になる。
広場の中央には初代ブラジル皇帝のドン・ペドロ4世の像が立っている。
また広場に面した「マクドナルド・インペリアル(McDonald’s Imperial)」も、アール・デコ調の建物で「世界一豪華なマクドナルド」と言われており必見。マクドナルドとは思えない美しさ。

リベルターデ 広場の右側にあるのは、ポルトの美しい「サン・ベント駅」の設計を手掛けたポルト生まれの建築家「ホセ・マーケス・ダ・シルバ」が手掛けた建物。
1922年に銀行として建設され、現在は別の銀行の「BBVA」本社になっている。

ポルト市庁舎

「リベルターデ広場」の北の端に建っている、左右対称で中央の時計台が印象に残る重厚な建物。正面に「Porto」のモニュメントがあって写真が撮れるみたいだが、この日は雨模様。広場に人はまばらで誰も写真を撮っている人は居なかった。建物自体は比較的新しく1957年に建てられている。毎月第一日曜日に、時計台も含めた内部ツアーをやっている。

クレリゴスの塔

クレリゴスの塔は1749年に完成したバロック様式のクレリゴス 教会の鐘塔で、76mの鐘塔は5ユーロで中に入ることができ、美しいポルトの街並みを一望することが出来る。 クレリゴスの塔は、ポルト随一の高さを誇り、街の至るところからその姿を目にすることができ、ポルトのシンボルとも言える存在。
ちなみにグレリゴス教会は無料で入ることができ、教会の内部は、淡いピンク色の壁と金の装飾が印象的

入場料:5ユーロ

ボルサ宮殿

19世紀に建造されたネオ・クラシック様式の建物で、 名前は宮殿とついているが、中身は証券取引所であり、現在はポルト商工会のオフィスになっている。
入場はガイドツアーのみ。普段は予約が取れないらしいが今日は雨で人は全くおらず、その場で入れた。内部の撮影は禁止。
ボルサ宮殿とグレゴリウス教会の塔、ポルト歴史博物館のセットチケットがあり、14ユーロ。

15時ごろ雨足が強くなってきて、濡れてしまったので観光は切り上げて、帰りの電車に乗り、リスボンに戻る。15時半のインタシティーに乗り、18時にリスボンのサンタアポローニャ駅に到着。
雨の中ではあったが、日帰りポルト観光を楽しむことができた。

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