イベリア半島・マルタ・モロッコ旅行記(ドバイ編)

12月21日、リスボンを出発してから約10時間、5時25分にドバイ国際空港に到着。成田行きの飛行機は翌日午前2時55分に出発するので、丸一日ドバイを観光できる。

朝6時、ドバイ国際空港からドバイメトロに乗り、 とりあえず終点まで行く。
ドバイメトロは、観光スポットや空港などを繋ぐレッドラインと、グリーンラインの2路線が運行しており、ドバイメトロは2路線の全長75kmを無人で走る、世界最長の無人鉄道。ちなみに車両は日本の近畿車両製。

朝7時前、メトロの終点で折り返し、終点近くのイブン バトゥータ駅で降りて、辺りを散策する。気温は20度位とかなり過ごしやすい。ちなみに、夏のドバイは50度近くになり、それに比べると今の冬の朝はかなり過ごしやすい。

イブン バトゥータ モール

ユニークな形の建物は、イブン バトゥータ モール。
アンダルシア、チュニジア、エジプト、ペルシャ、インド、中国の6つのエリアから成るショッピングモールで、それぞれ違ったエリアの雰囲気や物品を楽しみながら買い物ができる。時刻はまだ7時で開いていないので、外観だけ。

ドバイの高層マンション群

次に、ドバイで有名な、ブルジュ・アル・アラブホテルの外観を見に行く。

ブルジュ・アル・アラブ

ドバイで一番有名なホテル、ブルジュ・アル・アラブ。「アラブの塔」という意味で、 ペルシャ湾に浮かぶこのホテルはアラブの伝統的な船「ダウ船」の帆をイメージして作られている。 70階建て部屋はスイートルームのみで、1泊15万円から。
基本的にレストラン予約者やホテルの宿泊者以外は、敷地内に入ることができないので今回は外観だけ。

アラブ風の建物、歴史的建造物ではなく結構新しい。

次に、 パーム・ジュメイラに向かうべく、モノレールに乗る。

アラビア湾に浮かぶヤシの木の形をしたパーム・ジュメイラは、宇宙からも確認できる巨大な人工島。島内は高級ホテル、ウォーターパーク、ショッピングモール、レストランなどが並ぶ、高級都市となっている。

アトランティス・ザ・パーム

パーム・ジュメイラのほぼ中央にあるのが、アトランティス・ザ・パームホテル。水族館と併設したホテルであることでも有名で、スイートホテルの部屋から、魚を鑑賞することもできる。水族館に加え、プール、高級レストランも併設しており、一大テーマパークになっている。

アトランティス・ザ・パーム の中の水族館は、宿泊客でなくても入れる。
熱帯魚がいっぱい

最後に向かうのは、ドバイ最大のスポットブルジュ・ハリファ。

Burj Khalifa / Dubai Mall 駅に到着後、連絡通路を15分ほど進み、世界最大のショッピングセンター「ドバイモール」に着く。
注意すべきは、直接ブルジュ・ハリファに行っても「At The Top」へは登れない。隣のドバイ・モールの地下1階で受付を済ませてから、エレベーターで124階の展望台「At The Top」に登ることになる。

★ ブルジュ・ハリファ 展望台チケット購入の注意点

WEBからの事前購入と、当日購入では金額に大きな差があるので注意。

チケットを当日その場で買うこともできるが、 その額はなんとDh300(約10,000円)スカイツリーの3倍と、世界一高いビルと言ってもいくらなんでも高すぎる。
「At The Top」のチケットは公式HPから購入可能で、予約するとDh125(約4,000円)になりスカイツリー並みの妥当な価格になるので、強く事前購入を勧める。

ブルジュ・ハリファ

ドバイに行くなら絶対に訪れたい、世界で最も高い建物である高さ828mの「ブルジュ・ハリファ」。300m超の超高層ビルが立ち並ぶドバイの中でも、一際群を抜いて目立つブルジュ・ハリファは圧倒的な存在感。

高いビルに登ることが趣味の自分にとって、是非とも登っておきたかったビル。

高速エレベーターで1分と経たずに、展望台に到達。
空から見下ろしたドバイは、砂漠の中に出現し成長を続ける都市といった感じ。

時刻は18時、日没の時間。

日が沈んで夜になり、砂漠の中にドバイの夜景が浮かび上がる。

地上に降りると、ドバイの夜景が広がる。

ライトアップされるブルジュハリファ

ドバイファウンテン

ブルジュハリファのふもとにある巨大な噴水ドバイファウンテン。世界でも最大級の噴水として知られており、ちょうどいいタイミングで噴水のショーが行われており、音楽ともに噴水が上がっていた。

夕食のケバブを、路地の小さい移民がやっているお店でとる。
食事をとっていると、中国人の女性が店に入ってきて、このあたりで警察が不法移民の検挙をやっていてこの店にも来るから、急いで逃げるように店のアラブ系やインド系の従業員に言ってきた。 皆急いで片づけを始め、店を閉めるようだったので、自分も慌ててケバブを食べて、会計を済ませて店を出ることにした。
この国の9割は外国人と言われているが、不法移民も多いのだろう。
ここにドバイの闇が垣間見えた。

飛行機からのドバイの夜景

23時頃にドバイメトロで空港に戻り、2時55分のエミレーツ航空便で成田に戻る。成田へは17時ごろに到着。
2週間にわたるイベリア半島、マルタ、北アフリカ旅行が無事に終わり、
バルセロナのガウディ建築、マルタの遺構、モロッコのイスラム文化、ポルトガルの大航海時代の跡、ドバイの摩天楼を見て回った。
これで、西ヨーロッパの全ての国を訪問し、アフリカ大陸への初訪問を果たすことができた。
次は中東諸国を周遊することにする。

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