2013年10月の3連休にラオスのビエンチャンを弾丸した時の旅行記
16時40分関空発、上海経由昆明行きの中国東方航空に乗り、ビエンチャンを目指す。途中上海、昆明、南寧と乗り継ぎ、翌日13時にビエンチャンに到着。
ビエンチャン
ビエンチャンはラオスの首都で、人口80万人ほどの街。
とにかくゆるく、何もない小さな街。
世界一何もない首都などと言われる、のんびりした空気が流れる魅力の小さな街。仏教関連のお寺がいくつかあり、それらが観光の中心になる。
パトゥーサイ
ラオス語で「勝利の門」を意味するパトゥーサイは、ビエンチャン一の観光地スポットで、1960年代に内戦の戦没兵士の慰霊塔として建てられた。パリの凱旋門を模したともいわれている。
階段を登り切り屋上に出ると、ゆったりとした空気が流れるヴィエンチャンの街並が一望できる。


3000キープを払うと、展望台に上ることができる。最上階の8階は鉄格子がされていて、眺めがよくないので、その下の7階からの眺めがおすすめ。

ビエンチャンにはそれほど高い建物は無い。
のんびりしたゆるーい雰囲気が流れる。

パトゥーサイの近くにはラオスの首相官邸がある。


タートルアン
このタート・ルアンは ラオス最高峰の寺院であり、国のシンボルと言われれており、ラオスの国章に描かれている。
45mの黄金の仏塔が印象的で美しい。
タート・ルアンは紀元前3世紀、インドのアショーカ王によりこの地に僧侶が派遣され、インド様式で建立されたのが始まりとされている。

タート・ルアンの側には、ワット・タートルアンヌアという宮殿がある。ここには、ラオス仏教の高僧がいて、ラオスの仏教における中心地となっている。

ビエンチャンを建都したセーターティラート王の像。

いくつもの仏像が安置されている。

ワット シーサケット
ワット・シーサケットは、ビエンチャン王国最後の王であるセーターティラート3世が19世紀初頭に建造した、ラオス最古の寺院。
その前にもいくつか寺院があったが戦争ですべて破壊されてしまい。現存の寺院のうち、最古のものがこのワット・シーサケット

お寺の内部は撮影禁止で外観のみ


ラオスの大統領府がメイン通りの突き当りに建っている。立ち入りはできない。

2日目の昼にタラート・サオで食べた昼食。豚肉を揚げたフライドポークライスと、コンソメのスープ、そしてラオス名物ビア・ラオ。
ラオスのグルメは基本的にタイ料理に近いが、バンコクで食べられる外国人向けの高級タイ料理は無く、地元民向けの素朴な料理が中心となる。

【まとめ】
ラオスの首都ビエンチャンは、何もないことを楽しむといった感じ。
もちろん、ここで紹介した、パトゥーサイや、タートルアンなどの見どころもあるが、一番は東南アジアの田舎のゆったりとした空気を感じること。
ラオスは物価も安く、住んでいる人も親切なので、長期滞在する人も結構多いらしい。 ぜひとも何もないラオスを楽しんでほしい。
ラオスを、14時の中国東方航空で発って、中国の雲南省昆明に向かう。