ブルガリア ソフィア

2014年2月の5日間でバルカン半島の、ブルガリア、マケドニア、アルバニア、コソボを旅行してきた記録。

しかし、出発早々トラブル発生。。。
23時20分発のトルコ航空イスタンブール行きで、2時間のトランジットのちブルガリアのソフィアに向かう予定だったが、関空に降った雪のせいで、2時間遅延。
関空を離陸したのは、2時間遅れの1時30分。2時間の乗り継ぎ時間に対して、2時間の遅れで離陸。CAに到着予定時刻を聞いてみると、遅れを取り戻すべく全速力で飛ぶので、到着は1時間遅れぐらいまで短縮されるそう。
ギリギリ間に合うかどうか。。。 短期弾丸旅行で、もしミスコネすると旅程が崩壊するので間に合ってほしい。

機内食は、ケフタというトルコ風ハンバーグが出てきた。
EFESビールやトルコワインもあり、大満足。
トルコ航空は機内食に関して、世界屈指の美味さを誇るそう。航空券代金も安いし、ぜひぜひオススメしたいエアライン。

トルコ航空機内食

結局イスタンブールには、1時間30分遅れの7時20分に到着。乗り継ぎの飛行機は7時50分発。30分の乗り継ぎになったが、20分前の7時30分にはゲートクローズするので本当にギリギリ。。。
空港内を全力ダッシュで移動して、何とかソフィア行きの飛行機に滑り込んだ。
ほっとしたところで、飛行機は離陸し、朝食が出てきた。
チキンサラダとパンのメニュー。あっさりとしたメニューでこれも旨い!

トルコ航空機内食

9時10分、ソフィアに到着。

ソフィア

バルカン半島のほぼ中央部にあるブルガリアの首都ソフィアは、山々に囲まれた標高550mにある都市。街には旧ソ連の雰囲気があふれ、ロシア語に非常に近いブルガリア語が話される。
主な見どころは、バルカン半島一と言われるアレクサンダル・ネフスキー寺院、ローマ時代から続く聖ゲオルギ教会が有名で、旧ソ連時代の建物も見逃せない。 物価も日本の3分の1程度と、非常に安く旅行者には優しい街。

★ソフィア空港から市内への行き方

ソフィア空港から市内への行き方は、①地下鉄、②バスがある。
※当時地下鉄は無かったが、2020年現在地下鉄が開通しているのでアップデート

①地下鉄
ソフィア空港から市内中心部まで地下鉄が運行している。 所要時間も短く、料金も安い。
料金:1.6Lv(100円)
時間:30分
②84番バス
空港から中心部の外れまで運行しているが、時間がかかり不便なので、どうしてもバスに乗りたい場合を除き、地下鉄を使った方がいいだろう。

空港からバスに乗り、真っ先に向かったのは、バルカン半島で最も美しい教会と言われているアレクサンドル・ネフスキー大聖堂。

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

アレキサンドル・ネフスキー大聖堂は、ソフィア一番のスポットで、1912年に完成した黄金の屋根をもつドームと白い壁が印象的な教会。
大きさは、最長部74メートル、ドームの高さは鐘楼を含めると52メートルにもなる巨大さ。 特徴は、光り輝く2つの大きな金色のドームで、金色のドームは、金箔が重ねられており、年に一度張り替えが行われる。

アクセス: 地下鉄ソフィア大学駅すぐ

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

12のドームをもつネオ・ビザンティン様式の壮麗な建築は圧巻。

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

内部に足を踏み入れれば、天井から床まで、壁一面を覆う壁画と巨大なシャンデリアで飾られた荘厳な空間に圧倒される。

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂
アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

街中に大きな公園があった。Knyazheska公園というらしい。いかにも共産主義的なデザイン。雪も降っており、人は殆どいない。

Knyazheska
Knyazheska

ソフィア大学

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂の近くにあるソフィア大学。青銅のドームが特徴の巨大な建物。共産圏は、大学等権威主義的な建物は大きく作るらしい。

ソフィア大学

バニャ バシ ジャーミイ

ソフィア中心部の地下鉄セルディカ駅近くにあるモスク。ブルガリアは一時期オスマントルコの支配下にあったので、その名残でモスクが残っている。
1566年のオスマン朝時代に建設されたモスクの一つで、丸いドームと尖塔がそびええ立ち、ブルガリア正教の教会が多いソフィアの中で一際目立っている。

バニャ バシ ジャーミイ

中心部にある、解放者皇帝のモニュメント。
露土戦争によってオスマントルコからブルガリアを解放したロシア帝国の皇帝アレクサンドル2世の像。

解放者皇帝のモニュメント

奇蹟者聖ニコライ聖堂

奇蹟者聖ニコライ聖堂は、ソフィア中心部にあるロシア正教会の聖堂。聖堂は、1882年の露土戦争後、ロシア帝国によってオスマン帝国からブルガリアが解放された時に、破壊されたモスクの跡地に建てられた。聖堂の名前は、当時のロシア皇帝ニコライ2世の名をとってつけられた。5つのドームは黄金でメッキされており、鐘はニコライ2世によって寄贈されたもの。

奇蹟者聖ニコライ聖堂
奇蹟者聖ニコライ聖堂

旧共産党本部

スヴェダ・ネデリャ広場の近くにある、迫力のあるスターリン様式の建物。
共産圏らしい権威主義的な感じがする。
内部見学はできず、外観のみの見学ですが、行く価値は十分にある。

旧共産党本部
旧共産党本部
旧共産党本部

聖ゲオルギ教会

聖ゲオルギ教会は赤い煉瓦造りの、バルカン半島で最古のキリスト教聖堂。 4世紀からの歴史を持つ。
教会の背後にはローマ時代の遺跡が広がり、ビルが立ち並ぶ街の中心部で一際目立っている。

聖ゲオルギ教会

聖ネデリャ教会

市内中心部にある丸い屋根でレンガ色の「聖ネデリャ教会」。19世紀にオスマントルコ帝国の支配から解放された後、今のような建物に建て替えられた。
ブルガリア正教会の建物。 ソフィアの街の中心部のスヴェダ・ネデリャ広場にある。 内部のイコンも美しく必見。

聖ネデリャ教会

スヴェダ・ネデリャ広場の周りは、無機質なビルに囲まれ、共産圏チックな感じ。

スヴェダ・ネデリャ広場
スヴェダ・ネデリャ広場

謎の銅像。

ホテルの窓から眺めた景色。共産圏らしい路面電車が通っている。

今日は飛行機が遅延して乗り継ぎに、冷や冷やしたが無事にソフィア観光をすることができ、美しい教会群や旧共産圏の街並みを楽しむことができた。明日はバスでマケドニアのスコピエに向かう。

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