2014年7月に、モルドバ、ルーマニア、レバノンを5日間で巡った記録。
金曜夜に会社を定時退社後、23時のターキッシュエアラインズでイスタンブールに向かう。 離陸して1時間後の午前零時頃、夕食が出てきた。
トルコ風ハンバーグに茄子の付け合わせで、めっちゃうまい。食後にはEFESビールとワイン。
翌朝5時30分にイスタンブールに到着。2時間の乗り継ぎ後、7時半にイスタンブールを発ち、モルドバの首都キシナウへ。
キシナウ
東欧の小国モルドバ。その首都キシナウには、旧ソ連時代の影響が色濃く残り、没個性的な町並みが広がっている。 キシナウの街は観光スポットは少ないものの、特徴的な旧共産圏の街並みや、特産のモルドバワインが味わえる。
また、欧州で最も経済発展が遅れている関係もあり、物価が非常に安いので長期滞在するのも悪くない。マイナーで謎に包まれた東欧の小国モルドバを紹介したい、
★キシナウ空港から市内までのアクセス
キシナウ空港は中心部から13キロ離れたところにあり、公共アクセスはシャトルバスがある。
① 165番シャトルバン(マルシルートカ)
キシナウ空港から市内へのバスは空港を出て右側に停車している。
車両はバスではなく大きめのワゴンで運行番号は165番。
料金:3レウ(24円)
所要:30分程度
中心部の開放広場付近のバスターミナルから発着しており、市街地発は6時~22時で7時~21時は4~5分間隔で頻発している。
キシナウ中心部に到着。大きな老舗のコスモスホテルが建っている。
中心を少し歩くとキシナウのランドマーク的な存在の教会が見えてくる。
キシナウ大聖堂 (ナステレア大聖堂)
キシナウ大聖堂は、1836年に建てられたモルドバ正教の大本山。
外観は非常にシンプルだが、内部のフラスコ画は大変豪華で見ごたえがある。
教会の向かいには塔が建っている。
勝利の門
19世紀後半の露土戦争の勝利を記念して作られた門。
当時モルドバは帝政ロシアの一部だった。
パリの凱旋門をモデルにしたと言われている。
国立劇場
モルドバの文化的な中心と言える国立劇場。
演劇やオペラなど様々なイベントに使われている。
ソ連製のヘリコプター
シュテファン・チェル・マレ公園
シュテファン・チェル・マレ公園は、モルドバの偉人シュテファン大公を記念した公園。シュテファン大公は、モルドバ建国の父とも呼ばれており、ルーマニア正教会に、多くの教会や修道院を献じたことでも知られている。像の後ろには、いくつも歩道のある公園が整えられており、地元の人の憩いの場となっている。
街中にあるモニュメントと共産主義的な建物。
オルガン・ホール
キシナウの街中にあるカラフルな建物。レモン色の壁にモルドバ国旗が掲げられている。
中央市場
キシナウのの中心部にある中央市場。市場には多くの露店が立っていて、多くの地元の人で賑わっており、食料品から家電、雑貨までなんでも揃う。
観光客向けというわけではなく、完全な地元民向けで、地元の肉や野菜が多く並んでいる。
売店で買ったレモンビール。50円位と激安。
レモンの甘味がさっぱりして美味しい。
キシナウの街は、小さいながらも旧共産圏の雰囲気が強く異国情緒にあふれる感じ。同じヨーロッパでも東欧の最果てにあるモルドバは、西欧と全く雰囲気が違って面白いので、是非とも訪れてほしい。
この後夕方発の夜行電車でルーマニアのブカレストへ向かう。