中国 西安②

兵馬俑からバスで戻ってきて、午後から西安市内の観光を始める。

西安

中国中央部にある陝西省の省都西安は、約3千年の歴史を持ち、秦、漢、唐など13の王朝が都をおいた中国の古都。かつては長安と呼ばれ、シルクロードの東の起点にあたり、たくさんの物や人が行き交う国際都市だった。西安市内には鐘楼などの歴史的な建物が数多く並び、郊外には秦の始皇帝の兵馬俑もあり、歴史的なTHE中国といった感じの街なので、中国で是非とも訪れておきたい場所。

兵馬俑からのバスは西安駅に着き、地下鉄に乗り換えて西安の南にある大雁塔を目指す。

大雁塔

大雁塔は城壁に囲まれた西安の中心部から5キロほど南に外れた場所にある唐の時代に建造された煉瓦造りの塔。西遊記で有名な三蔵法師がインドから持ち帰った経典を保存するために建てられた。大雁塔は塔の最上階まで登ること可能で、西安の歴史的な街並みを一望することができる。
入場料:敷地内の慈恩寺のみなら50元。 大雁塔に上る場合は別途30元

大雁塔

大雁塔は大慈恩寺という仏教寺院の敷地内にあり、寺院の建物も同時に観光できる。

大雁塔

塔の正面には三蔵法師の銅像がある。

大雁塔

30元を払い、大雁塔に登ってみる。大雁塔の近くは歴史地区になっており、平屋建ての建物が多い。奥は新市街になっており、高層ビルが立ち並ぶ。

大雁塔

近代的なマンションが立ち並ぶ。

大雁塔

塔の真下は噴水広場になっていて、地元の子供たちが遊んでいる。

大雁塔

大雁塔観光を終えた後、近くのお店でエッグタルトを買う。1個1元と安い割には美味しい。

鐘楼

西安の東西南北の門からの広い道路が交わる城内の中心に「鐘楼」がある。
鐘楼は明の時代の1384年時を告げる鐘を鳴らすために建てられた。
現在はロータリーの中心になっており、西安の街の中心として存在感を放っている。

鐘楼

永寧門

西安の城壁には18個の門があるが、最も主要な門がこの南側にある永寧門。永寧門から城壁の上に登ることができ、城壁の上を散策できる。

永寧門

西安城壁

西安の街は明の時代に作られた城壁が約14キロにわたり、長方形に囲っている。
城壁は四方すべて残っており、完全に保存されている世界最大の古代城壁として、有名。 城壁の上は広い通路になっていて徒歩や自転車で一周することができ、自転車だと一周2時間で回ることができる。
入場料:54元

西安城壁

夕暮れ時の西安、城壁の上には大勢の人が散策している。

西安城壁

永寧門の脇にある古い建物

西安城壁

城壁の道幅はかなり広く、サイクリングする人もかなり見かける。

西安城壁

南大街の先には鐘楼が見える。

西安城壁
西安城壁

城壁を散策していたら、すっかり日が沈んできた。

西安城壁

ライトアップされた鐘楼。

西安城壁

城壁もライトアップされている。

西安城壁

鐘楼がライトアップされて鮮やかに浮かびあがる。

鐘楼
鐘楼

鼓楼

鐘楼の西側に立つ、明代に建築された歴史的な木造建築物。昔は夕方になると大きな太鼓を叩いて時刻を知らせたことから、鼓楼と名づけられた。

鼓楼
鼓楼

ライトアップされた永寧門。

西安の街並みが明るくライトアップされる。

運河沿いの夜景

赤くライトアップされた永寧門前の広場

ホテルの近くにあった寺院。黄金一色で眩しい。

門の近くにあったモニュメント

市内の露店で羊肉の串焼きを買って食べる。クミンのスパイスが効いていて美味しい。

ハミ瓜味のソフトクリーム。メロンに似た感じ。

西安を丸一日観光した後に、翌朝の飛行機で北京経由後、関西空港に戻る3連休弾丸西安旅行を無事終えた。関空から西安に直行便ができてくれるともっと便利なのだけれど。

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