中国 南京

2015年1月の3連休に、ANAのマイルを使って、中国の南京と杭州を巡ってきた。13時過ぎにANAの関空発杭州に行きの便に乗って杭州に向かう。
ANAの機内食はすき焼きと蕎麦、飲み物は白ワイン。流石日系の機内食、味が整っていてかなり美味しい。

ANA機内食

16時に杭州国際空港に到着。空港バスで市内の杭州駅まで向かう。

杭州駅

南京への切符を入手しに窓口を探す。駅はとにかく広い。

杭州駅

杭州駅でCトリップで予約しておいた、明日に日帰りする杭州⇔南京の高速鉄道往復乗車券を入手。 片道117.5元(1800円)と安い。杭州から南京間は250キロで、東京~名古屋間位だが、それと比較すると5分の1くらいの価格で高速鉄道に乗れてしまう。
時速300キロ以上で走るので、所要時間はたった1時間半。日本の新幹線と比べて遜色ない。

今日のホテルは杭州鉄道大厦。杭州駅の駅ビルの中にあるという好立地で、1泊2300円という安さ。部屋は清潔で整っている。
https://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g298559-d583440-Reviews-Zhejiang_Railway_City_Square_Hotel-Hangzhou_Zhejiang.html

杭州鉄道大厦

翌朝は杭州駅から地下鉄で高速鉄道が発着する杭州東駅へ向かう。中国において高速鉄道は〇〇東、西駅といった感じの少し郊外の駅から発着する。

杭州東駅に到着。

杭州東駅

南京に行く高速鉄道が到着。ドイツのICE型の車両。

中国高速鉄道

走ること1時間半、南京南駅に到着。中国の電車は時刻に正確。

南京南駅

南京

中国・江蘇省の省都「南京」。歴史ある街の中心部には長江の支流・秦淮河が流れ、孫文の陵墓である中山陵やかつて孫文が執務を行った総督府等、近代中国の歴史を感じることができる史跡がある街。上海からも高速鉄道で日帰りできるので、アクセスも容易でお勧めの街。

南京南駅から地下鉄を乗り継ぎ中山陵へ向かった。最寄駅は2号線の首宿園駅。

中山陵

初代中華民国臨時大総統であり「国父」と呼ばれる、孫文の陵墓。
その広さもハンパではなく、1㎞に渡り坂を登り、392段の石段を登った頂上に棺を安置する巨大な建物がある。建物の天井裏には台湾の旗と同じ「青天白日」が描かれている。

中山陵

階段を上がりきると頂上から南京市街が見渡せる。

中山陵

孫文が眠る陵墓

中山陵

美齢宮

中山稜から30分歩いた場所にある、蒋介石の妻の宋美齢の別荘跡。
1931年に政府高官の官邸として建てられ、「小紅山官邸」と呼ばれていた。その後、蒋介石と宋美齢が休暇でここをよく訪れたことから、「美齢宮」として知られるようになった。 当時の建物や調度品・車などが綺麗に保存されており、贅沢が暮らしが伺える。

美齢宮

執務室にある蒋介石の肖像。

美齢宮

総統府

辛亥革命(1911年)の翌年、中華民国臨時大総統に就任した孫文が、ここを総統府とした。その後、蒋介石が北伐に成功し、南京を首都と定めたうえで、国民政府総統府としている。
現在は、博物館として、孫文の執務室や蒋介石の執務室をはじめ、さまざまな資料や展示物も拝観することができる。
また、広大で綺麗な庭園もあって結構見るところがたくさんあり、時間は2時間くらい見ておいた方がよい。
アクセス: 地下鉄「大行宮」駅から徒歩5分

総統府

総督府の中央にある池。

総統府
総統府

中華民国設立時の様子を再現した蝋人形。

総統府
総統府

総統府を出て、南京市内を散策する、南京は高層ビル建設が進んでいる。

17時の電車で南京を出て、高速鉄道で19時前に杭州に帰ってきた。すっかり暗くなって夜景が輝いている。

ホテルの近くで晩御飯を調達。鶏肉と羊肉の串焼きを購入。

ホテルで、炸鶏排という平べったい鶏肉のフライををカットしたものを食べる。台湾発祥で中国の至る所で見かける料理だが、これが結構おいしい。10元~12元と比較的安価で食べることができる。

明日は杭州市内を観光する。

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