中国 広州

オークランドから便が早朝6時に到着。関空への帰国便は16時なので、それまで広州市内を観光する。

広州

中国南部の広東省の省都、広州は香港から近いという地理的優位性から経済発展し、中国の中でも最も豊かな都市の一つとなっている。発展を続ける広州市内には摩天楼と共存するように歴史的名所が立ち並び、新旧の観光スポットを巡ることができる風景を観光することができる。

広州白雲空港から広州市内へは地下鉄が通っており、空港から市内まで安く7元で行けることができる。所要時間は約50分。

最初に向かったのは、発展を続ける広州のシンボル、広州タワー。

広州塔

広州のランドマークとして知られる広州塔は、 広州塔は全高600mです。 世界でもトップクラスに高いタワーの一つで、そのねじれているユニークな外観から現地で「くびれ」とも呼ばれている。
タワーの最上階からは広州のスカイラインが一望でき、展望台のほか、追加料金で、水平観覧車、空中回廊、フリーフォールといった体験もできる。
広州塔の夜景はとても美しく、夜になるとカラフルにライトアップされ、毎年恒例の広州国際灯光節の主要会場の一つにもなっている。
アクセス:地下鉄3番線赤崗塔駅
料金:150元。

広州塔

高速エレベーターで広州塔に登る。市内の摩天楼が立ち並ぶ。

広州塔

市内を流れる珠江。

広州塔
広州塔
広州塔

次に向かったのは、欧米列強が中国に進出してきた時代の歴史的スポットである聖心堂。

聖心堂

中国のローカル色が強い、乾物屋街の中にいきなり現れるゴシック様式の教会。
この教会は1888年に、フランス人の建築家がパリのノートルダム大聖堂に似せて建設され、地元のキリスト教徒が熱心に礼拝を行っていた。
また、中のステンドグラスも非常に美しく、 中国に来ていることを忘れてしまいそうな建物。
アクセス:地下鉄2号線 海珠広場駅

沙面島

沙面島は19世紀のイギリスとフランスの旧租界地で、広さはそれほどないが、19世紀の英仏の租界に由来するヨーロッパの雰囲気が色濃く感じられる。
沙面島には美しい歴史的建造物、銅像、花壇、噴水が島の至るところに多数あり、また、多くのカフェ、欧風レストランがあり、静かで中国にいることを忘れてしまう。

欧風の建物が立ち並ぶ。

島には銅像を多数見ることができる。

沙面島を抜けると、喧騒的な中国の街並みが広がる。

黄金の外観のビル

陳氏書院

陳氏書院は、広東省に多い「陳」姓の人々が一族の祖先を祭るとともに、一族の子弟を教育するために造った書院で、陳家祠とも呼ばれている。
陳氏書院はレンガ等で、敷地内のいたるところに精巧で見事な彫刻が施され、敷地内の建物には、大量の陶器、清代の絵画が展示されており、清代の文化を集めた美術案のようになっている。

後院の通路の上は「三顧の礼」、「赤壁の戦い」など、三国志や水滸伝などの物語にちなんだ彫刻で飾られている。

陳氏書院は見どころが多く、じっくり見て回ると、所要時間は1時間半はかかる。広州に来たら是非とも訪れてほしいポイント。

帰りの飛行機は16時なので、14時には広州空港に戻った。関空行きの中国南方航空便は定刻に出発する予定だったが、、、搭乗口から飛行機居に向かうバスが急にUターンして搭乗口まで戻ってきた。 嫌な予感が。。。

中国南方航空欠航トラブル。。。。

「暫く待て」とのアナウンスがあり、2時間待ったのちフライトキャンセルとのこと 。理由は嵐が来ているからとの説明、広州から関空までの間に低気圧はなく、不可思議。。。
たぶん乗客が少なかったから次の便とまとめたんだろうね。次の日は仕事だったから最悪。。。会社に謝罪の連絡をして、空港のカウンターに向かう。

すると、明日朝9時の便に振り替えるから、今晩はバスでホテルに泊まるように言われ、バスで空港近くのホテルへ。
ホテル代は中国南方航空持ちだったが。知らない人と、相部屋になるように言われ、仕方なく相部屋に。 夕食のビュッフェの案内があったが、ビュッフェの料理は用意されておらず、仕方なく部屋に戻ることに。。。
相部屋の相手は運よく日本人の中小企業の羽振りがいい社長で、ホテルのバーでウイスキーをご馳走してもらった。トラブルはあったが、こういう出会いも良いものだ。

翌朝5時にホテルからバスで広州空港に向かうものの、9時発の飛行機は3時間半遅延し、関空に着いたのは15時。楽しいオセアニア旅行だったが、旅の最後に中国南方航空の落とし穴が待っていた。。。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA