東ティモール ディリ

21世紀最初の独立国である東ティモールはインドネシアの東にある小さな共和国。1999年の東ティモール紛争後,暫く治安が悪化していたが、2011年以降は治安が急速に回復し普通に旅行できるようになった。東ティモールにはまだまだ開発がされておらず、綺麗なビーチや山が多くあり、自然が残っているところが魅力。

旅行2日目、今日は朝早くホテルをチェックアウトして、空港に向かう。目的地は東ティモールの首都ディリ。東ティモールまではインドネシアのLCCのCITILINKが飛んでいる。航空券は往復1万7千円と安価。

11時にデンパサール空港を飛び立った飛行機は東ティモールに向けて、進路を取るはずが、、離陸から10分くらいするとテクニカルトラブルのため、デンパサール空港に戻るとのこと。このまま欠航かと思われたが、空港で待つこと1時間。再び呼ばれ飛行機は運航することに。

結局1時間遅れで離陸、機窓には活火山が見える。

CITILINKはLCCだが、機内食も無料でついてくる。なんとアルコールも無料という至れり尽くせりのLCC。本来は朝食として提供されるはずのオムレツがエンジントラブルで空港に戻ったのでお昼過ぎの遅い朝食に。

同じ飛行機にいたムンバイ出身のインド人と一緒に街まで向かう。途中インド人を下ろし、ディリの唯一最大の見どころであるクリスト・レイを目指す。

遠くにクリスト・レイが見えてきた。

タクシーを降り、クリスト・レイがある丘に登っていく。

丘を登ること30分、クリスト・レイ像の下に到着。

クリスト・レイ

ディリ市最大の観光名所といわれているのが、郊外ファツカマ岬の丘に建つ巨大なキリスト像(クリスト・レイ)です。東ティモールは、ポルトガルの植民地だったこともあり、東ティモールの国民の99パーセントがキリスト教徒で東ティモール国内には数多くの教会がある。独立したイスラム国家のインドネシアとは対照的。

キリスト像(クリスト・レイ)はリオデジャネイロのキリスト像より小さいながら、27メートルもの高さがあり世界に3番目に大きい。

台座の地球を見てみると、日本が書かれていない。。。日本はキリスト教国家じゃないののであまり意識していなかったのか。。。

そして、何よりの見どころはクリスト・レイから見る景色の美しさ。真っ白な砂浜に青のビーチが映える。

砂浜には誰一人としていない。これほど綺麗なビーチにも関わらず人がいないのは魅力的。

クリスト・レイの丘を降りてタクシーでディリ市内に戻る。ディリ市内は見どころは少ないものの、静かでこれはこれでよいと思う。

東ティモールの大統領府。ディリ市内で一番立派な建物。

目抜き通りは閑散としている。バリ島に比べたら大違い。

街中にあったカラフルな謎のモニュメント。

Immaculate Conception Cathedral

ディリの中心部にはImmaculate Conception Cathedralと呼ばれる東南アジア最大級の大聖堂がある。1980年代に出来た新しいカトリックの大聖堂ですが、かつてローマ法王が訪れた事もある東ティモールを代表する教会。

市内にはところどころに教会が建っており、東ティモールがキリスト教国家であることを感じる。

東ティモールの政府庁舎、これもまた立派な建物。

今日の宿はティモールプラザホテル。見ての通りショッピングモールの中にあるホテルで、買い物も一緒に楽しめておススメなホテル。中心部と空港の中間点にある。中心部からは徒歩30分でギリギリ歩いて行ける。料金は5000ほどと安く、朝食と空港送迎もついている。

https://www.booking.com/hotel/tl/timor-plaza-amp-apartments.ja.html

部屋は綺麗で申し分なし。この国はまだ高級ホテルが少ないので、このホテルは最高ランクに近い。

東ティモールを1泊2日で堪能した後は、飛行機でバリ島に戻る。今度はエンジントラブルもなくちゃんと飛んでくれた。

またしても機内食が出てきた。今回はランチでキッシュとジャガイモがメイン料理。域と同じくビールが無料でついてきた。

昼過ぎにバリ島に戻り、再びバリ島のクタ地区を散策する。

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