ウガンダ カンパラ

2016年のゴールデンウイークに、東アフリカのウガンダ、ルワンダ、エチオピア、ジブチ、スーダンを6日間で周遊した時の旅行記。今回は関空からカタール航空での旅。

カタール航空は5つ星エアラインの一つでドーハをハブに多くの路線網を持ち、日本を深夜に出発してドーハで2時間程度の乗り継ぎのち、翌日午前にはヨーロッパやアフリカに到着できる便利な航空会社。料金も欧州系に比べれば安価で機内サービスの質も高いのでお勧めの航空会社。

5月2日深夜、仕事帰りに関空からカタール航空でドーハへ。今回の機内食はポテトと、鶏肉のクリームソース。日本路線はマイルドな味付けみたい。ビールはHeinekenが選べる。

カタール航空機内食

ドーハで乗り継ぎ、朝7時50分にウガンダのエンデべ国際空港に向けてフライト。13時半、ヴィクトリア湖が見えてきた。ウガンダの窓口のエンデべはヴィクトリア湖畔にありもうすぐ到着。

ウガンダは、「アフリカの真珠」「緑の国ウガンダ」と言われていた。いくつもの湖、多くの野生生物のすむ森や大平原、これらの美しい自然と過ごしやすい風土が人気の観光地。首都カンパラは、ウガンダの首都であり最大の都市で人口142万人。ウガンダビクトリア湖の北岸、標高1200mに位置していて丘と緑に囲まれた近代都市となっている。

ウガンダの入国審査では日本人はアライバルビザで入国が可能。ただ100ドルかかり、アライバルビザの中ではかなり高い。。。

入国審査と両替を終えた後エンデべ国際空港からタクシーでウガンダの首都カンパラに向かう。料金は40ドル。途中アフリカらしい未舗装の道路を通る。

空港タクシーの運転手に追加で30ドル払ってカンパラの観光地の案内をしてもらう。最初に向かったのはカンパラ唯一の世界遺産カスビ・トム。

カスビ・トム Kasubi Tombs

まずやってきたのはカスビ・トム(Kasubi Tombs)というブガンダ王国の王族墓地。かつてのブガンダ王国の初代カバカ(王)のムテサ一世から最後のエドワード・ムテサ二世までの4代のカバカが祀られていたブガンダ王国の墓所。建物は2010年に焼失して再建されたてで、結構新しい遺産。今日は休場日とのことだったが、ドライバーのアドバイスで警備をしている軍人に5ドル渡すと普通に中に入れてくれた。ちなみに通常の入場料は7ドルらしい。

カスビ・トム Kasubi Tombs

世界遺産とはいえ、レプリカの藁ぶき屋根の建物が3つ並んでいるだけ。。。まあ、藁ぶき屋根は燃えやすいからね。仕方ない。

カスビ・トム Kasubi Tombs

これまで見たどの世界遺産よりもこじんまりとしていて、満足感はそれほど高くないが世界遺産好きとしては来てよかったなと思う。

カッザーフィー国立モスク Gaddafi National Mosque

次に向かったのは、カンパラで定番の観光名所のモスク。今は亡きカダフィの援助で建立されたため、カダフィ・モスクとも呼ばれている。中はガイドが丁寧に案内してくれた。終わった後はチップを忘れずに。塔の上までのぼるとカンパラの街を一望できる素晴らしい眺めが楽しめる。

カッザーフィー国立モスク Gaddafi National Mosque

内部は広くシンプルな作り。湾岸諸国にあるオイルマネーで作った豪華なモスクとは対照的。

カッザーフィー国立モスク Gaddafi National Mosque

天井にはシャンデリアが

カッザーフィー国立モスク Gaddafi National Mosque

ミナレット(尖塔)の頂上からはカンパラの景色が一望できる。

カッザーフィー国立モスク Gaddafi National Mosque

階段を昇ること5分、展望台に到着。カンパラの景色はどこかアフリカらしい雰囲気が漂っている。

カッザーフィー国立モスク Gaddafi National Mosque

古い建物の中にちらほら新しい高層ビルが建っている。

次は、タクシー運転手のおススメでヒンドゥー教寺院に向かう。アフリカにヒンドゥー教寺院とは何とも珍しい組み合わせだが、少数ではあるがインド系の住民も存在するので信仰の場として寺院があるのだそう。

初めてヒンドゥー教寺院の内部に入ってみたが、モスクに似たような雰囲気がする。

ヒンドゥー教ならではのカラフルな像。

楽器を演奏している。

ヒンドゥー教寺院を見終わった後、カンパラのダウンタウンを歩き回ってみる。通りには人があふれ、ごちゃごちゃしたTHEアフリカ感。日本語が書かれているトラックも走っている。

露店には野菜が所狭しと売られており、これぞアフリカといった雰囲気。

カンパラでひときわ目立つ高層ビル。ウガンダは開発ラッシュでところどころに高層ビルが建設されている。

最新のビルと埃っぽい古いビルが共存しているのがアフリカらしい。

カンパラの目抜き通り。服や雑貨などを売っている店が立ち並んでいる。

アフリカはまだまだ車を買える層が少なく、東南アジア同様に安価なバイクが市民の足となっている。

カンパラ市内を一通り見終わった後、タクシーでエンデべ国際空港に戻る。今日は22時のフライトで隣国ルワンダのキガリに飛ぶ。車窓にはヴィクトリア湖が見える。

空港のレストランで買ったサモサ。肉とカレーを包んで揚げており小腹が満たされた。

23時ルワンドエアーでルワンダの首都キガリへ向かう。

ルワンダへは1時間のフライトで到着。次はルワンダ内戦を乗り越え成長著しいルワンダを紹介していく。

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