エチオピア アディスアベバ

ルワンダのキガリからエチオピア航空でアディスアベバへ。

東アフリカのエチオピアの首都であるアディスアベバ。東アフリカ一の大都市で、中国の経済援助もあって急速に発展を遂げている。また、2015年よりスターアライアンス加盟のエチオピア航空が成田から香港経由にて定期航空便を就航しており、アディスアベバ空港は東アフリカの玄関口かつハブ空港になっていてアクセスがしやすい。

現地の公用語であるアムハラ語で「新しい花」という意味のアディスアベバ。標高2500mの高地にあり、年間を通して涼しくアフリカとは思えないほど過ごしやすい。

見どころとしては、エチオピア正教会の教会や、アフリカ情緒たっぷりのマルカート(市場)などがあり、地元のごちゃごちゃしたアフリカンな雰囲気を楽しむことができる。

アディスアベバへは夜に到着し、市内の中級ホテルに泊まり翌朝アディスアベバ観光。中心部への道は綺麗で流石東アフリカを代表する大都会といった感じ。

ホーリー・トリニティー大聖堂

ホーリー・トリニティー大聖堂は、エチオピアで最も大きい教会で、アディスアベバで一番の見どころ。エチオピアではエチオピア正教会が広く信仰されており、旧宗主国のイタリアの影響を感じることができる。

この教会はイタリアの占領から解放されたのを記念して、エチオピア帝国最後の皇帝ハイレ・セラシエ1世により建造され、現在でも皇帝夫妻の棺が安置されているのでアディスアベバの人たちからは「セラシエ教会」という名で親しまれている。

ホーリー・トリニティー大聖堂

側面からの眺め。クリーム色の壁とドームが特徴。

大聖堂の内部。
アダムとイヴやモーゼ、ノアの方舟など聖書での有名なシーンが描かれたステンドグラスが美しい。
正面の更に左側にハイレ・セラシエ皇帝と妻の墓がある。

聖人や天使の石像が教会を囲むように立っている。

教会の近くにはハイレ・セラシエ1世の博物館がある。

ホーリー・トリニティー大聖堂を見終わった後は、ふらふらとアディスアベバの街を散策する。アディスアベバは昨日までいたルワンダのキガリと違ってごみごみしてアフリカチックな感じがする。

ハイレ・セラシエ1世の騎馬像。

謎に傾きまくっている。これは意図してそう作ったのか、それとも失敗したのか。

途中のカフェでビール休憩。WALIAというエチオピアの地ビール。日本円で80円程度と安い。初めてのアフリカの地ビールだったが、他のビールに引けを取らない旨さ。

店を出ると、ヤギが寝そべっている。

聖ギオギルス大聖堂

アディスアベバの繁華街ピアッサ地区にある、イタリアとの戦勝を記念して建立された正八角形の形が特徴的な石造りの教会。聖堂内には博物館もあり、十字架や司祭服などエチオピア正教会にまつわる貴重な品々が展示されている。

聖ギオギルス大聖堂

マルカート市場

東アフリカ最大と言われる市場で、日常生活に使う地元の商品を取り扱うお店が建ち並ぶ広大なマーケット。地方からも訪れる人が絶えない市場なのでとにかく人が多くてごみごみしており、アフリカの熱気と地元感が味わえるおススメの場所。ただ、スリが非常に多いのでそこだけ注意。

マルカート

マルカートを巡った後は、アフリカの地ビールで一休憩。少しアルコール強め。

アディスアベバをさくっと見終わった後は、乗合タクシーでボレ国際空港へ向かう。値段は10ブルとかなり安い。

余ったブルをドルに両替しようと両替所に持って行ったが、ブルから外貨は受け付けておらず逆両替ができない新興国通貨あるあるが発生。ふと目に入った空港内のお土産屋でダメもとで両替を頼んでみたところ、普通にドルに両替してもらった。公式にはブルから他通貨は両替できないとのことであったが、実際は融通は効く見たい。

16時にジブチに向けて離陸。眼下にアディスアベバの街並みが一望できる。

離陸して間もなくすると軽食が出てきた。サンドイッチ+なんと白ワインがボトルで出てくるという豪華さ。

途中ディレ・ダワにいったん着陸した後、ジブチに向けて再出発。19時過ぎにジブチに到着。次はジブチを紹介していく。

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