ヨーロッパ17か国周遊記(ミラノ編)

8月13日、この日は2泊したホテルをチェックアウトし、 Frecciarossa 9408便で9時2分にヴェネツィアメストレ駅を出発し、ミラノに向かう。2時間でミラノチェントラーレ(中央駅)に到着

ミラノ中央駅

予約していたアルマーニホテルにチェックインする。このホテルも4000円程度で安いが、清潔でコンパクトにまとまっている。ただ、朝食は付いていない。

チェックインを済ませると、町の中心部に向かう。ミラノのシンボルであるドウオーモが見えてきた。

ミラノのドゥオーモは何と 500年ほどかけて建設され、 135本の尖塔と、3500本の彫刻が特徴的な教会。1386年に建設を開始したが、完成したのはそれから500年後のナポレオンの時代。イタリアなのにナポレオン??と思うかもしれない。
1805年にイタリアはナポレオンに占領されている。その時ナポレオンは未完成のドゥオーモを完成させるように命令し、それから8年後に完成させる。この時点で工事開始から500年が経っていた。

その後もアーチや尖塔、ステンドグラスが改修され、細部まで完成したのは1965年のこと。サグラダファミリアのような教会なのである。

ドゥオーモ

ドウオーモ

このドウオーモ近辺の広場、ミサンガ売りが沢山いて、勝手にミサンガを巻き付けお金を請求してくる。広場はあまり長居しないほうが良い。

ドウオーモの内部

ドゥオーモの屋上へは登ることができる。入り口は大聖堂の外にあり、中からは行けないので注意。階段とエレベーターで料金が違い、安い方の階段で登ってみたが、これが結構きつい。屋上に登った人の大半は階段で来ていたようだが、みんな息切れしていた。屋上からは、教会のシンボルの金のマリア像や、無数の尖塔を間近に見ることができ、ミラノの風景も一望することができる。

ドゥオーモを降りたら、 ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアに向かう。 1870年代に建てられたこのガレリア=アーケードは、繊細なデザイン大きな特徴。現在もなおブラント店が立ち並びプラダ本店もここにあります。ファッションの最先端のミラノらしい場所。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア


ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリア を出た後は、スフォルツェスコ城を散策し、日が落ちたのでホテルに戻って就寝。

翌日は少し遅くに起きて、最後の晩餐があるサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会に行こうとするも、かなり前から予約が必要なことを知った。そこで次に行きたかった、レオナルド・ダ・ヴィンチ記念国立科学技術博物館に向かう。
地下鉄だとLinea 2のサンタン・プロージョ駅から徒歩5分。

博物館の中はかなり広く、レオナルド・ダ・ヴィンチ が発明したとされる発明品の模型が、100mはあろうかという廊下に延々と展示してある。その外にもメモやスケッチなどのレオナルド・ダ・ビンチに関する展示物がある。今日は一日博物館でゆっくりした後、マクドナルドで野菜サラダを食べ、不足気味だった野菜を補う。早めに宿に戻って2日間のミラノ観光を終えた。

ミラノはローマやフィレンツェ、ヴェネツィアに比べ観光地は多くないが、アパレルの店が多く流行の最先端を感じられる。また、先進産業が発達したイタリアで最も豊かな都市であり、大企業はミラノなど工業の発達したイタリア北部に拠点を置いている。外資系の企業もローマではなくミラノに拠点を置くところが大半。
私が現在勤務している会社もイタリア拠点はミラノに置いている。

ミラノは他都市に比べ歴史を感じる訳ではないが、現在の最先端を走る都市しとして一見の価値があり、ショッピング天国なのでぜひぜひ訪れたほうがいいだろう。

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