ヨーロッパ17か国周遊記(ベルン・バーゼル編)

今日はスイス最終日。今日の夜の寝台列車でウイーンに向かうので、比較的近いベルンとバーゼルを観光することにした。チューリヒからベルンへは電車で1時間。

ベルンのシンボル、ツィートグロッケ(時計鐘塔)が建設されたのは13世紀にまで遡る。町を囲んでいた外壁の西門として建てられたのが始まりでスイス最古の時計塔の1つ。

ツィートグロッケ(時計鐘塔)

毎正時に鐘の音とともにベルンのシンボルである熊の楽器演奏と踊り、道化師等が登場する仕掛けが始まる。仕掛け時計の横には美しいカラフルな天文時計もあり、時刻、曜日、日付、正座、月の位置が見られるようになっている。さすが時計の国スイスといったところか。

国会議事堂がある前の大きな広場はブンデス広場という。この広場によくイベントが催され、クリスマス時には大きなクリスマスツリーが飾られたり、大晦日のカウントダウン時には新年を迎えると同時に国会議事堂が点灯されたりするらしい。

ベルンのメイン通りを歩いていく。途中にはクマ園があり、外からもクマが寝そべっている様子が見えた。

ベルンから電車でバーゼルへ。バーゼルには国際機関も多く、これは国際決済銀行で各国の中央銀行相互の決済をする組織。一通りバーゼルを見終わった後、バーゼル駅近くにスーパーを発見。物価が高いスイスではかなり貴重なスポット。ケーキ1ホールが6フランと格安だったのでこれを昼ごはんにした。夕方にインターシティでチューリヒに戻りウイーン行きの列車に乗ることに。

22時半にウイーン行きの寝台列車に乗る。今回はクシェットという1つのコンパートメントに4人が乗れる寝台で移動。翌朝6時に車掌がグリーンティー、パン、ヨーグルトといった簡単な朝食を持ってくる。電車は定刻7時に音楽の都ウイーンウエストバーンホフ駅へ滑り込んだ。

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