イベリア半島・マルタ・モロッコ旅行記(アンドラ公国編)

12月8日、今日はバルセロナからアンドラ公国に向かう。

★アンドラ公国とは?

スペインとフランスに挟まれたピレネー山脈の中にあり、首都のアンドラ・ラ・ベリャ(Andorra la Vella)は標高1030mの高地にある。 人口は約73,000人で広さは横浜市と同じくらいの小さな国。ピレネーの山中にあり、空気も美味しく、自然がいっぱい、バルセロナからの日帰り旅行にもってこいの場所。

■バルセロナからアンドラへの行き方

アンドラには空港や鉄道の駅がないので、バスで訪れる。
バルセロナ市内からはサンツ・バスターミナルと北バスターミナルから直行便が出ている。バルセロナ空港からも1日に複数便が出ている。
所要時間は約3時間

今回は北バスターミナルから、ALSA社のバスに乗って訪れてみた。

北バスターミナル(Barcelona Nord)は、カタルーニャ広場から歩いて10分。
アクセス:最寄り駅は地下鉄L1線のMarina駅Arc de Triomf駅。それぞれ徒歩5分ほど。

ALSA社のHP
https://www.alsa.com/en/web/bus/our-destinations

朝8時にホテルをチェックアウトして、地下鉄で北バスターミナルに向かう。地下鉄から少し迷いつつも、9時前には北バスターミナル到着。カウンターでアンドラ行きのチケットを30ユーロで購入。バスは9時半発。

バルセロナ北バスターミナル

バスはバルセロナを出発してひたすら北に向かう。途中の車窓には山々が広がっていて綺麗。昼寝をしようと思ったが、車窓を楽しむことにする。

ピレネー山脈に近づくにつれ、山々は美しさを増していく。

出発して約3時間でアンドラ公国の首都アンドラ・ラ・ベリャに到着。途中パスポートチェックはなかった。シェンゲン協定内なのでまあそうか。。。

バスを降りた瞬間、とにかく寒い。。。。
ここアンドラは標高1000メートルの山なので、バルセロナと比べると、10度ぐらい気温が低い。バルセロナは20℃位だったが、アンドラは10度以下で、雪も残っていた。

アンドラの街は非常に小さく、1時間もあれば十分に回れる。街にはこれといった名所はないが、買い物客で溢れている。
何故この何もない街に買い物客があふれているかというと、 アンドラは大変豊かな国で消費税率が4.5%と低いから。(ちなみに2012年までは無税だったが、最近増税傾向にある)スペインでは21パーセントの消費税がかかるが、アンドラでブランド品を購入すればだいぶ安く購入できる。

また、アンドラは自然豊かで、夏はトレッキング、冬はスキーを楽しむことができる。時間のある方はぜひ楽しんでみてほしい。

街全体にブランド品店が並び、アウトレットモールのよう。

アンドラの街は小さく2時間ですっかり見終わってしまった。バスターミナルに行き、帰りのバスを調べると、バルセロナ空港に直行するバスが出ていることが分かった。
明日の早朝便でマルタに向かうので今日はバルセロナ空港で夜を明かすので、市内ではなく空港に直行したい。

バス会社はDirectbusとNovatel があり、 DirectbusはDirectと称するものの、途中バルセロナのサンツ駅に寄るので、3時間45分かかる。全然Directじゃない!!

NOVATELはサンツ駅に寄らないので、Directバスより30早い3時間15分ほどで空港まで行ける。
2社合わせると、1時間毎に頻発しているようなので、予約は特に要らないかと。

NOVATELは16時にアンドラターミナルを出て、バルセロナ空港に向かう。車両はベンツのミニバスで、8人乗り。ミニバスなのでスピードを出していくが、途中渋滞にハマり結局1時間近く到着が遅れた。

今日はバルセロナ空港で過ごし、明日早朝の便でマルタに飛ぶ。

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