南米・カリブ周遊記(ボリビア・ラパス)

3月9日、今日はウユニからボリビアの首都ラパスに向かう。
早朝6時15分に、アマソナス航空のオフィス前から空港行きのバスに乗る。フライトはウユニを8時5分に出発し、45分のフライトでラパスに8時50分に到着。
翌朝6時10分のフライトでマイアミに向かうので、今日一日はラパスを観光する。

ラパス

 ボリビア最大の都市ラパスは、陸路でウユニ塩湖に行くために立ち寄る人が多く、日本人観光客も多い。
 ボリビアは住民の半数以上が先住民であるインディヘナが占め、 ラパス市街は先住民が呪術に使った動物のミイラや謎の小物等怪しげな物が売られており、見ているだけでも非常に楽しい。
 ラパスは大きなすり鉢状の町で、標高が低い地域に高層ビルや高級住宅が建ち並び、標高が高い地域に行く程貧しい人々が暮らすようになっている。一番高いところにはエル・アルト空港がある。

★ラパス エル・アルト空港から市内への行き方

ボリビア最大の空港はエル・アルト国際空港で、富士山の頂上より高い標高4,082メートルの位置にある。

①212番ミニバス 

ミニバスはコトランスツール(Cotranstur)という名前で、ラパス中心部に行くには、空港から出た場所にあるミニバス乗り場から乗る。
バスはトヨタのハイエースで、車体に212番の記載と、飛行機マークがあるので非常にわかりやすい。

行き先:中心地区のイサベル・ラ・カトリカ広場(Plaza de Isabel La Catolica)から、サンフランシスコ教会(Iglesia San Francisco)やメイン通りの7月16日通りを通る。降りたいところで、para(止まって!)といえば降ろしてくれる。
所要時間:約40分~1時間だが、道が混むのでそれ以上かかることも・・・
料金;5ボリ(70円くらい)と非常に安い。

②タクシー
料金:70ボリ(1000円)
ぼったくりも多いので、乗る前に必ず値段交渉をすること

ウユニで仲良くなり朝のフライトで一緒だった日本人の女子大学生と、ラパスを一緒に回ることにした。212番バスで市内中心部に向かい、中心部のムリリョ広場へが見えてきたので降りる。

ムリリョ広場

ラパスの中心となるムリリョ広場。ここはボリビア独立戦争で活躍し、この場所で処刑されたムリリョの像が中央に立ち、現在ではラパス市民が集まるの憩いの場になっている広場。ラパスの観光はここからスタートするといい。

サン・フランシスコ寺院

ムリリョ広場から東へ500m程歩くと、ラパスのメインストリートであるサンタクルス通りに面しサン・フランシスコ寺院が建っている。
1549年スペイン人によって建てられて歴史ある寺院で、丸い屋根のに正面の彫刻が美しいバロック様式のラパスを代表する教会。

サン・フランシスコ寺院前のサン・フランシスコ広場には、屋台、物売り、大道芸人が集まり、地元人や観光客で非常に賑わっている。

その後、市街地の魔女通りと言われる通りを通ると、先住民インディヘナが呪術に使うアルパカのミイラや呪術セットが売ってあった。
 ここは非常にローカル色が強く、ディープな通りで本来は地元民で呪術をする人のみが向かう通りだが、物珍しさに寄ってくる観光客も増えている。 アルパカのミイラや呪術セットを買わないかといった勧誘を受けたが、流石にお土産にはちょっと・・・。
ボリビアはコーヒーが名産で安いので代わりにコーヒーを買うことにした。

気づけは15時位になっていたので、早めに212番バスに乗って空港まで戻る。ラパスは治安があまり良くなく、夕方から強盗に遭う確率が高くなるので、出歩くのはよした方がいい。エルアルト空港で夜を明かした後、6時10分の便でマイアミに飛び、南米大陸を後にした。

【まとめ】

ラパスはウユニ塩湖に向かう拠点として訪れる人も多く、物価が安く、南米先住民インディヘナのローカルな雰囲気を味わえるとあって、意外と楽しい街。

しかしながら、ラパスは治安が悪く強盗が多発しているのも事実。人通りの多いところを歩き路地に入らない、夜は出歩かない等の対策をすれば、危険はぐっと下がるので、安全に気を付けて観光してほしい。

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