今日は台北を出発して高雄に向かう。台北から高雄までは台湾新幹線が通っていて、1時間半で行くことができる。車両は日本の新幹線の700系。朝9時半に台北を出発。
今回は日本のグリーン車にあたる1等車に乗った。料金は8300円。
席は日本のグリーン車と全く同じで快適。
乗車して暫くするとワッフルのサービスがあった。
高雄
台湾南部の台湾第二の都市・高雄(カオシュン)。街のシンボル「龍虎塔」などの定番スポットに加え、レトロな街並みも若者に人気。台湾のリピーターは是非とも高雄を訪問してほしい。オススメは台北から新幹線で向かう方法。
新幹線に乗ること1時間半、11時に高雄近郊の左営駅に到着。
まずは左営駅の近くの高雄一番の観光スポットの蓮池潭に歩いて向かう。
蓮池潭
蓮池潭(れんちたん)は、高雄の端の方、左営区に位置する全長1.4キロメートルほどの湖。まわりにカラフルな中華風な塔や寺廟が建ち並び、美しい景観の高雄随一の観光スポット。季節を問わず、美しい湖面を臨みながら、色鮮やかな歴史ある廟などを見ることができる
龍虎塔
蓮池潭を代表する観光スポットの龍虎塔は、1976年に建てられた龍と虎の姿を持つ七重の塔。2つが対になっていて、その壮大な姿を湖面に写している。龍と虎の塔に行くまでにジグザグになった九曲橋を通り、龍の口から入り、虎の口から出ることで災いを吉と成すパワースポットで、多くの観光客の人気観光スポットとなっている。
龍の口の中はカラフルな模様が施されている。
塔の上まで登れば蓮池潭を臨む360度の絶景が!
玄天上帝神像
蓮池潭風景区水上にある世界最大の北極玄天上帝神像。蛇と亀を足元に、剣を携えた勇壮な姿の神像。中には参拝エリアがあり、廟のお土産、写経の冊子などが置いてある。
春秋御閣
龍虎塔から歩いてすぐの場所にある春秋御閣。1953年に建てられた中国式楼閣で、1つを春閣、もう1つを秋閣と呼び、この2つを合わせて春秋御閣と呼ぶ。
2つの樓閣は、どちらも四重の塔で八角形。信徒の言い伝えで龍に乗った観音様が雲の合間に現れたということで、春秋閣の前には現在の龍観音が2つの楼閣の間に設置されている。こちらも龍虎塔同様、龍の口から入り出てから橋の向こうにある五里亭へ向う。
五里亭
五里亭は、春秋御閣より湖面に延びた橋の先にある建物。地味だが地元民の休憩所として使われている。
蓮池潭の観光を終え、地下鉄で高雄中心部に向かう。
高雄85ビル
高雄のランドマークタワーとして有名な高雄ビル。
高さは地上347mという高雄で最も高いビルで、台湾では台北101に次ぐ高さを誇る。
早速74階にある展望台に向かってみる。
74階の展望台からは、高雄の景色が一望できる。
中でも高雄港の景色が目を引く。
三鳳宮
約300年前に中国北式で建立されたこの台湾最大の三太子である三鳳宮は中壇元帥を本尊とし、釈迦如来、観世音菩薩、福徳生神など様々な神様を祀っている。
比較的新しい街といわれる高雄で歴史的存在感をはなつ三鳳宮。
正面から見たその姿はまるで宮殿のように豪華。
三鳳宮といえばなんといっても目を奪われてしまう豪華な装飾が特徴的。
特に正門の屋根、柱、天井、壁は豪華かつ繊細に作られている。
中は大量のお供え物がしてあり、お香がたかれている。
日が落ちた後、昨日に続き高雄の夜市で夕食を取ることにする。台湾はやっぱり夜市に限る。
まず、ミニ餃子を買って食べてみた。ジューシーな味わいで美味しい。
豚バラ串を4本購入。甘辛いタレが美味しい。
昨日に引き続き、サイコロステーキを注文。
ホテルの部屋で台湾ビールと肉まんで晩酌。台湾ビールは、クラシック、パイナップル、ブドウ、ハチミツという味付けがあり全部飲んだが一番美味しいのはパイナップルだった。
ホテルの避難図に空襲があった場合は地下室に避難と書いてある。まあ、台湾も中国本土との事情があるしねえ。。。何とも言えない表記。
ホテルの部屋は、清潔できっちりしていた。価格も3000円とリーズナブル。
翌日のお昼のピーチで帰国、空港のコンビニでカツカレーオムライスを食べた。これが結構旨かった。
餃子も買って食べた。
13時半の飛行機で高雄から関空に飛んで、16時に関空に到着。無事に台北・高雄の台湾2大都市の観光を終えることができた。次は再来月の3月に中国の武漢と重慶を訪問する。